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あぶら‐つぎ【油注ぎ】🔗🔉

あぶら‐つぎ油注ぎ】 ①(→)油皿に同じ。 ②(→)「油差し」1に同じ。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐づき【油月】🔗🔉

あぶら‐づき油月】 月光が水蒸気のためとろんとして、あたかも月の周囲に油を流したようにみえる月。崑山集「―の影やちろめく鼠壁」(信元) ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】 ○油尽きて火消ゆあぶらつきてひきゆ ①(涅槃経に基づく) ㋐老年になって煩悩ぼんのうが滅して仏性を現す。 ㋑生命がなくなって死ぬ。 ②資本が尽きて商売をすることができない。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐づ・く【脂づく】🔗🔉

あぶら‐づ・く脂づく】 〔自四〕 身体に脂肪が多くたまってつやが出る。

あぶら‐づけ【油漬】🔗🔉

あぶら‐づけ油漬】 ニシン・イワシ・マグロなどの魚肉や、野菜・肉類を油脂に漬け込んだ加工食品。加熱するものとしないものがあり、加熱する場合も多くは油脂の中で行う。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶらっ‐こ・い【脂っこい・油っこい】🔗🔉

あぶらっ‐こ・い脂っこい・油っこい】 〔形〕 ①食品などのあぶら気が多く味がしつこい。 ②人の性質や態度があっさりせずしつこい。梅暦「わざと―・くいふは」

あぶら‐づつ【油筒】🔗🔉

あぶら‐づつ油筒】 油を入れる筒。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐つの【油角】🔗🔉

あぶら‐つの油角】 車の油差しに使う容器。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐つのざめ【油角鮫】🔗🔉

あぶら‐つのざめ油角鮫】 ツノザメ科の海産の軟骨魚。全長1.5メートル以上に達する。体は帯青濃褐色、若魚の体側には白点がある。卵胎生。北日本に多産。鮫油の原料、また、かまぼこなどに加工して食用。油鮫。 ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

あぶら‐つぼ【油壺】🔗🔉

あぶら‐つぼ油壺】 油を入れる壺。あぶらがめ。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「鑓の権三は伊達者で御座る、―から出す様な(つやつやしく美しいことの形容)男、しんとんとろりと見惚れる男」。(地名別項) ⇒あぶら【油・脂・膏・膩】

広辞苑 ページ 521