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きり‐おとし【切落し】🔗🔉

きり‐おとし切落し】 ①切り落とすこと。また、切り落としたもの。 ②江戸時代の劇場の平土間の最前列。初期には舞台であった部分を切り落として見物席にしたからの名といい、最も下等の席。落間おちまともいった。劇場の組織が変わった後も、下等の大衆席をいう。大入場おおいりば。追込場。 ③床板の一部を切って、その下に物を入れておく装置。 ④肉・カステラなどの切り落とした半端な部分。 ⇒きりおとし‐ぐち【切落し口】 ⇒きりおとし‐せんばん【切落し旋盤】

きりおとし‐ぐち【切落し口】🔗🔉

きりおとし‐ぐち切落し口】 倉庫・土蔵などの2階の床を切りあけて、荷物の揚げ卸しができるようにした口。 ⇒きり‐おとし【切落し】

きりおとし‐せんばん【切落し旋盤】🔗🔉

きりおとし‐せんばん切落し旋盤】 〔機〕往復台の一部が切り落とされていて、直径の大きなものを削るのに便利な旋盤。ギャップ‐レース。 ⇒きり‐おとし【切落し】

きり‐おと・す【切り落とす】🔗🔉

きり‐おと・す切り落とす】 〔他五〕 ①切って下方へ放す。「下枝を―・す」 ②堤防の一部をこわして、水を流す。

きり‐おろ・す【切り下ろす】🔗🔉

きり‐おろ・す切り下ろす】 〔他五〕 切って下方におく。上から下へ切る。切りおとす。万葉集15「青楊あおやぎの枝―・し斎種ゆだね蒔き」

きり‐がい【錐貝】‥ガヒ🔗🔉

きり‐がい錐貝‥ガヒ タケノコガイ科の巻貝。殻は細く、背が高く、殻高12センチメートル。螺層は40階以上あり、殻表は布目状。相模湾以南に分布し、浅海の砂地にすむ。

きり‐かえ【切替え・切換え】‥カヘ🔗🔉

きり‐かえ切替え・切換え‥カヘ ①きりかえること。先例・慣習などを改めること。また、転換すること。「列車ダイヤの―」「頭の―」 ②森林を開拓して数年間畑として作物を栽培し、その収穫が減ずると再び森林に戻すこと。 ③洋裁で、別布または共布を切り離したり切り込んだりして、またそこを縫い合わせること。また、その部分。 ⇒きりかえ‐ばた【切替え畑】

広辞苑 ページ 5313