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ぎん‐み【吟味】🔗🔉

ぎん‐み吟味】 ①[李群玉、詩]詩歌を吟じ、そのおもむきを味わうこと。 ②物事を詳しく調べて選ぶこと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「声のよいのをすぐられしも金にあかせし―なり」。「材料を―する」 ③罪状をしらべただすこと。詮議。「お白洲しらすでの―」 ④監督すること。監視すること。西鶴置土産「男の出入は固く―して」 ⑤花札でいちばん勝った者をいう。銀見。 ⇒ぎんみ‐うかがいしょ【吟味伺書】 ⇒ぎんみ‐がかり【吟味掛】 ⇒ぎんみ‐かた【吟味方】 ⇒ぎんみかた‐あらためやく【吟味方改役】 ⇒ぎんみ‐すじ【吟味筋】 ⇒ぎんみ‐もの【吟味物】 ⇒ぎんみもの‐しらべやく【吟味物調役】 ⇒ぎんみ‐やく【吟味役】

ぎんみ‐うかがいしょ【吟味伺書】‥ウカガヒ‥🔗🔉

ぎんみ‐うかがいしょ吟味伺書‥ウカガヒ‥ 江戸時代、訴訟裁判終結の時、担当役所から上司に裁許を請うために提出した文書。 ⇒ぎん‐み【吟味】

ぎんみ‐がかり【吟味掛】🔗🔉

ぎんみ‐がかり吟味掛】 江戸時代、容疑者の犯罪事実を詮議して自供させる役目。また、その役人。吟味方。吟味役。 ⇒ぎん‐み【吟味】

ぎんみ‐かた【吟味方】🔗🔉

ぎんみ‐かた吟味方(→)吟味掛に同じ。 ⇒ぎん‐み【吟味】

ぎんみかた‐あらためやく【吟味方改役】🔗🔉

ぎんみかた‐あらためやく吟味方改役】 江戸幕府の職名。勘定吟味役に属し、勘定方の調査した公文書を再吟味する者。 ⇒ぎん‐み【吟味】

ぎんみ‐すじ【吟味筋】‥スヂ🔗🔉

ぎんみ‐すじ吟味筋‥スヂ 江戸幕府の訴訟手続の一種。被疑者を逮捕あるいは召喚し、糺問審理の上、判決を下すもの。刑事訴訟に限られた。→出入筋⇒ぎん‐み【吟味】

きん‐みずひき【金水引】‥ミヅ‥🔗🔉

きん‐みずひき金水引‥ミヅ‥ ①金箔をひいた水引。 ②金箔をおいた元結。金元結。 ③バラ科の多年草。山地や路傍に普通に見られる。高さは数十センチメートル。夏から秋に茎頂の総状花序に、黄色の小花をつける。果実は刺毛で他物に付着して散布する。全草を乾して竜牙草と呼び、下痢止めとする。 きんみずひき

広辞苑 ページ 5467