複数辞典一括検索+

曇り空】🔗🔉

曇り空】 曇った空。 ⇒くもり【曇り】 くもり‐よ‐の

曇り夜の】🔗🔉

曇り夜の】 〔枕〕 (暗くて見えないことから)「たどきも知らず」「迷まとふ」「下延したばへ」にかかる。万葉集12「―たどきも知らぬ山越えて」 ⇒くもり【曇り】 くもり‐わた・る

曇り渡る】🔗🔉

曇り渡る】 〔自五〕 一面に曇る。 くも・る

曇る】🔗🔉

曇る】 〔自五〕 (「雲」を活用させた語) ①雲などで空がおおわれる。かげる。伊勢物語「立ちゐる雲やまず。あしたより―・りて昼晴れたり」。日葡辞書「テンキガクモル」。「空がどんよりと―・る」 ②光や色などがぼんやりする。つやがなくなる。源氏物語初音「御容貌かたちなど、いと花やかにここぞ―・れると見ゆる所なく」。平家物語4「霞に―・る有明の月は猶おぼろなり」。日葡辞書「カガミガクモル」。「窓ガラスが―・る」 ③目がかすんではっきりしなくなる。源氏物語夕霧「恋しさの慰めがたき形見にて涙に―・る玉の箱かな」。「涙で目が―・る」 ④㋐心や顔つきが暗くなる。日葡辞書「ココロガクモル」。「不安に顔が―・る」 ㋑考えなどがはっきりしない。正常に機能しない。こんてむつすむん地「われらが思案工夫にもかならず―・る事あり」。「理性が―・る」 ⑤(「面おもて曇る」の略)能楽で、顔面の伏目になるのをいう。↔照る くもわけ‐まゆ

雲分け眉】🔗🔉

雲分け眉】 眉をそったあとに薄墨で小豆あずきほどの形にかいた作り眉。江戸時代、奥女中などの間に行われた。 くも‐わた

雲腸】🔗🔉

雲腸】 タラのはらわた。特に、白子しらこ。多く澄まし汁にする。菊腸きくわた。雲子。菊子。〈[季]冬〉 ○雲を霞とくもをかすみと 一目散に逃げて姿をくらませるさま。雲霞くもかすみ⇒くも【雲】 ○雲を掴むくもをつかむ 物事の漠然としてとらえどころのないさま。「―ような話」 ⇒くも【雲】 ○雲を衝くくもをつく たいそう背たけが高いさま。「―ような大男」 ⇒くも【雲】 ○雲を遏むくもをとどむ [列子湯問]行く雲も聞きほれて止まる意で、音曲または歌う声のすぐれていることの形容。 ⇒くも【雲】 く‐もん

広辞苑 ページ 5778