複数辞典一括検索+

ころび‐いし【転び石】🔗🔉

ころび‐いし転び石】 ①地上にころがっている石。 ②鉱石が原地を離れ、山腹・河などに転在するもの。 ⇒ころび【転び】

ころび‐う・つ【転び打つ】🔗🔉

ころび‐う・つ転び打つ】 〔自四〕 「転びを打つ」に同じ。

ころび‐がき【転び牡蠣】🔗🔉

ころび‐がき転び牡蠣】 ①カキの一種。奄美・沖縄諸島以南に分布。 ②イタボガキの俗称。貝殻は厚く大きく、岩石につかずに小石などに付着して団塊状になって海底にころがっているので、この名がある。 ⇒ころび【転び】

ころび‐キリシタン【転び切支丹】🔗🔉

ころび‐キリシタン転び切支丹】 江戸時代、キリシタン信者で、宗門を捨てた者。聖職者の場合は、転びバテレン・転びイルマンという。 ⇒ころび【転び】

ころび‐ね【転び寝】🔗🔉

ころび‐ね転び寝】 ①ごろね。うたたね。 ②野合。私通。浄瑠璃、博多小女郎波枕「木の根を枕に―」 ⇒ころび【転び】

ころび‐ひきづり【転び引き釣り】🔗🔉

ころび‐ひきづり転び引き釣り】 数多くの釣針を枝状につけた釣糸を竿につけ、河底を縦横に引き動かしながら鮎を釣る釣り方。 ⇒ころび【転び】 ○転びを打つころびをうつ わざと転がる。転がってみる。「ころびうつ」とも。狂言、瓜盗人「夜瓜を取るには、ころびを打つて取るものぢやげな」 ⇒ころび【転び】

ころ・ふ【嘖ふ】🔗🔉

ころ・ふ嘖ふ】 〔他四〕 大声をあげて叱る。叱責する。万葉集11「母に―・はえ物思ふ吾を」

ころ・ぶ【転ぶ】🔗🔉

ころ・ぶ転ぶ】 〔自五〕 ①ころころ回って行く。ころがる。まろぶ。宇治拾遺物語15「鞠のごとく簾中より―・び出させたまうて」。「―・ぶように走って行く」 ②倒れる。転倒する。こける。狂言、二千石じせんせき「畳の縁に躓いて―・うであれば」。「階段で―・ぶ」 ③キリシタン教徒が改宗する。吉利支丹始末「改宗する輩は、―・ぶといふは助くべくと云わたし」。南蛮寺興廃記「改宗する者を―・ぶと云」 ④芸者・酌婦などがかくれて淫売する。歌舞伎、五大力恋緘「お前は芸者ぢやないか、同じ家中の御連中に出るさへあるに、これ見よがしに―・ぶとは」 ⑤事態が変わる。なりゆきが変化する。「どう―・んでも大したことはない」 ⇒転ばぬ先の杖 ⇒転んでもただでは起きない

広辞苑 ページ 7534