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さ‐も【然も】🔗🔉

さ‐も然も】 ①そのように。そのとおりに。宇津保物語藤原君「まだ―定められざんめり」 ②いかにも。よくも。げに。実に。竹取物語「翁それ―いはれたり」。「―嬉しそうだ」「―誇らしげに言う」 ⇒然もあらばあれ ⇒然もありなん ⇒然もあれ ⇒然も言われたり ⇒然もそうず ⇒然もないと ⇒然もなくば ⇒然もなし ⇒然も似たり ⇒然もや

サモア【Samoa】🔗🔉

サモアSamoa】 ①南太平洋、オーストラリアの東約3200キロメートルにある十数の島から成る小群島。サヴァイイ・ウポル・トゥトゥイラの3島を中心とし、住民はポリネシア人。1899年米領東サモアと独領西サモアとに分割。 ②1のうち、サヴァイイ・ウポルの2島を中心とする西部の島嶼から成る独立国。1919年以来、西サモアとしてニュー‐ジーランドの委任統治領、62年独立し、97年現名に改称。面積約2900平方キロメートル。人口17万1千(2000)。首都アピア。→オセアニア(図) ○然もあらばあれさもあらばあれ (「然も有らば有れ」の意。晋代以来の俗語「遮莫」(「たとえ…でも」の意)を訓読したもの)不本意であるが、そのとおりにして置こう。とまれかくまれ。どうあろうとも。ままよ。伊勢物語「思ふには忍ぶることぞまけにける逢ふにしかへば―」 ⇒さ‐も【然も】 ○然もありなんさもありなん そうであろう。もっともである。 ⇒さ‐も【然も】 ○然もあれさもあれ (「さもあらばあれ」の略)ともかくも。ままよ。宇治拾遺物語2「―、けふは通らで、あす通らんと思ふなり」 ⇒さ‐も【然も】

広辞苑 ページ 8072