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ざん・す🔗🔉

ざん・す 〔他サ変〕 (ゴザンスの転。江戸吉原丁子屋の遊女言葉に始まる)あります。ございます。

ざんす🔗🔉

ざんす 〔助動〕 (デゴザンスの転)指定・叙述を丁寧に表す。でございます。です。傾城買四十八手「おたのしみざんすね」

さん‐すい【山水】🔗🔉

さん‐すい山水】 ①山と水。 ②山と水とを備えた景色。また、その絵。 ③山間の水。やまみず。 ④築山つきやまと池とがある庭園。 ⑤ものさびたさま。わびしいさま。また、みすぼらしいさま。浄瑠璃、曾我扇八景「夏冬なしに涼しさうな―な住家」 ⇒さんすい‐おとこ【山水男】 ⇒さんすい‐が【山水画】 ⇒さんすい‐し【山水詩】

さん‐すい【撒水】🔗🔉

さん‐すい撒水】 (サッスイの誤読。「散水」とも書く)水をまくこと。「庭に―する」 ⇒さんすい‐しゃ【散水車・撒水車】

さん‐すい【爨炊】🔗🔉

さん‐すい爨炊】 めしを炊くこと。めし炊き。炊事。

さん‐ずい【三水】🔗🔉

さん‐ずい三水】 ①漢字の偏の一つ。「波」「海」などの偏の「氵」の称。さんずいへん。 ②酒の隠語。酉水。水鳥すいちょう⇒さんずい‐へん【三水偏】

さんすい‐おとこ【山水男】‥ヲトコ🔗🔉

さんすい‐おとこ山水男‥ヲトコ 貧相な男。おちぶれた姿の男。浄瑠璃、傾城反魂香「身こそ墨絵の―」 ⇒さん‐すい【山水】

さんすい‐が【山水画】‥グワ🔗🔉

さんすい‐が山水画‥グワ 自然の景色を描いた絵。人物画・花鳥画と共に東洋画の三大部門の一つ。山水。 ⇒さん‐すい【山水】

さんすい‐し【山水詩】🔗🔉

さんすい‐し山水詩】 自然の風景美を詠みこんだ漢詩。六朝宋の謝霊運を開祖とする。 ⇒さん‐すい【山水】

さんすい‐しゃ【散水車・撒水車】🔗🔉

さんすい‐しゃ散水車・撒水車】 道路面の清掃のため、水をまきながら走る車。水撒き自動車。〈[季]夏〉 ⇒さん‐すい【撒水】

さんすいじんけいりんもんどう【三酔人経綸問答】‥ダフ🔗🔉

さんすいじんけいりんもんどう三酔人経綸問答‥ダフ 中江兆民著の政論書。1887年(明治20)刊。急進的民主制を主張する洋学紳士と対外進出論の豪傑君とが、漸進的立憲君主制を説く南海先生を訪ねて議論する趣向で、日本の進路について問題を提起。 →文献資料[三酔人経綸問答]

広辞苑 ページ 8240