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さん‐ぼう【三方】‥バウ🔗🔉

さん‐ぼう三方‥バウ ①(サンポウとも)三つの方向。三つの面。 ②衝重ついがさねの一種。神仏または貴人に供物を奉り、または儀式で物をのせる台。方形の折敷おしきを桧の白木で造り、前・左・右の三方に刳形くりかたのある台を取り付けたもの。古くは食事をする台に用いた。→四方。 三方 三方 撮影:関戸 勇 ⇒さんぼう‐いちりょうぞん【三方一両損】 ⇒さんぼう‐がくにん【三方楽人】 ⇒さんぼう‐ぎり【三方桐】 ⇒さんぼう‐きん【三方金】 ⇒さんぼう‐しょうけい【三方晶系】 ⇒さんぽう‐りょうちがえ【三方領知替】 ⇒さんぼう‐ろんぎ【三方論議】

さん‐ぼう【三宝】🔗🔉

さん‐ぼう三宝】 (三種の宝の意) ①〔仏〕 ㋐衆生しゅじょうが帰依すべき三つの宝。仏・法(仏の説いた教え)・僧(仏に従う教団)の称。推古紀「篤く―を敬へ」 ㋑仏の異称。源氏物語手習「―の、いとかしこく褒め給ふ事なり」 ②[孟子尽心]土地と人民と政事。 ③道家どうかで、耳と目と口。 ④ある語に添えて思いのままにする意を表す語。「言いなり―」 ⇒さんぼう‐いん【三宝印】 ⇒さんぼう‐え【三宝絵】 ⇒さんぼう‐かじ【三宝加持】 ⇒さんぼう‐かん【三宝柑】 ⇒さんぼう‐きちにち【三宝吉日】 ⇒さんぼう‐ぎん【三宝銀】 ⇒さんぼう‐こうじん【三宝荒神】 ⇒さんぼう‐ちょう【三宝鳥】 ⇒さんぼう‐の‐すてもの【三宝の捨て者】

さん‐ぼう【三房】‥バウ🔗🔉

さん‐ぼう三房‥バウ 藤原伊房これふさ・藤原為房・大江匡房まさふさの称。共に学問・和歌に優れた。

さん‐ぼう【三報】🔗🔉

さん‐ぼう三報】 〔仏〕果報の3区別、すなわち現報(順現報)・生報(順生報)・後報(順後報)。→三時業さんじごう

広辞苑 ページ 8311