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しじみ‐ばな【蜆花】🔗🔉

しじみ‐ばな蜆花】 バラ科の落葉低木。中国原産。高さ1〜2メートル。葉は小さく卵形。4月ごろ新葉とともに、白色重弁で小球状の花を節々につける。観賞用に栽培。コゴメバナ。漢名、笑靨花。 ⇒しじみ【蜆】

しじ・む【蹙む・縮む】🔗🔉

しじ・む蹙む・縮む】 [一]〔他下二〕 ①ちぢめる。栄華物語見果てぬ夢「袴の丈、狩衣の裾まで、延べ―・め給ひけるを」 ②へらす。弱める。省く。源氏物語行幸「その御いきほひをもひき―・め給ひてこそは」 [二]〔自四〕 ちぢむ。〈日葡辞書〉

じじ‐むさ・い【爺むさい】ヂヂ‥🔗🔉

じじ‐むさ・い爺むさいヂヂ‥ 〔形〕 年寄りじみている。きたならしい。むさくるしい。浮世床「―・い女房を持つてる者も損だよ」

しし‐むら【肉叢・臠】🔗🔉

しし‐むら肉叢・臠】 肉のかたまり。また、肉体。宇治拾遺物語10「人の命を断ち、その―を食ひなどするものは」

しじめ🔗🔉

しじめ ①スズメ(雀)の訛。 ②シジミ(蜆)の訛。

し‐しめい【史思明】🔗🔉

し‐しめい史思明】 唐代の武将。安史の乱の主謀者。営州(今の遼寧省)出身の胡人で、安禄山の親友。759年安禄山の子、慶緒を殺して大燕皇帝と称したが、やがて子の史朝義に殺された。( 〜761)

しじめ‐おうぎ【鎮扇】シヂメアフギ🔗🔉

しじめ‐おうぎ鎮扇シヂメアフギ シズメオウギの訛。狂言、末広がり「常の扇を―といひ」

じじ‐め・く🔗🔉

じじ‐め・く 〔自四〕 声や音を出して騒がしくする。散木奇歌集「畑ふに黍きび食む雀しじめ―・きてかしましきまで世をぞ恨むる」

しし‐もうし【しし申し】‥マウシ🔗🔉

しし‐もうししし申し‥マウシ 〔感〕 人に呼びかける語。もしもし。狂言、宗論「いやのうのう、―」→しし(感動詞)4

しし‐もの【獅子物】🔗🔉

しし‐もの獅子物】 歌舞伎舞踊・邦楽曲の一系統。 ①能の「石橋しゃっきょう」に基づく作品群。歌舞伎舞踊に多い。「枕獅子」「連獅子」「鏡獅子」など。 ②祭礼や民俗芸能の獅子踊・獅子舞などを器楽的表現の主眼とした作品群。詞章中に獅子舞を扱う曲も含む。地歌・箏曲の「八千代獅子」「吾妻獅子」「越後獅子」「御山獅子」などが有名。歌舞伎舞踊の「越後獅子」(長唄)、「鞍馬獅子」(富本、後に清元)、「勢きおい獅子」(常磐津)なども同系。

広辞苑 ページ 8608