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しも‐べや【下部屋】🔗🔉

しも‐べや下部屋】 召使などの部屋。落窪物語2「これ縫ひ給はずは―にやりて籠め奉らむ」

しも‐ぼうし【下法師】‥ボフ‥🔗🔉

しも‐ぼうし下法師‥ボフ‥ 身分の低い僧侶。妻帯し大僧の雑役に使われる。中間ちゅうげん法師。下僧。

しもみ‐ぐさ【霜見草】🔗🔉

しもみ‐ぐさ霜見草】 菊、特に冬菊の異称。

しも‐みち【霜道】🔗🔉

しも‐みち霜道】 寒冷な気流が通過する通路に当たるため降霜の著しい所。谷間・凹地や、防風林など人工障害物のある所に沿って生ずることが多い。

しも‐む【下無】🔗🔉

しも‐む下無】 〔音〕日本の音名の一つ。十二律の下から5番目の音。中国の十二律の姑洗こせんに相当し、音高は洋楽の嬰ヘ音に近い。下無調。→十二律(表)

しもむら‐かいなん【下村海南】🔗🔉

しもむら‐かいなん下村海南】 官僚・新聞人。本名、宏。和歌山生れ。東大卒。官界に入り、ついで朝日新聞社に入社。のち鈴木貫太郎内閣の国務相兼情報局総裁。著「終戦秘史」など。(1875〜1957) ⇒しもむら【下村】

しもむら‐かんざん【下村観山】‥クワン‥🔗🔉

しもむら‐かんざん下村観山‥クワン‥ 日本画家。本名、晴三郎。和歌山生れ。橋本雅邦について狩野派を修め、日本美術院創立に参加、菱田春草・横山大観と並んで盛名をはせた。東京美術学校教授。作「白狐」「弱法師よろぼし」など。(1873〜1930) ⇒しもむら【下村】

しもむら‐こじん【下村湖人】🔗🔉

しもむら‐こじん下村湖人】 小説家・教育者。本名、虎六郎。佐賀県生れ。東大卒。自伝的教養小説「次郎物語」で知られる。(1884〜1955) 下村湖人 提供:毎日新聞社 ⇒しもむら【下村】

しもむら‐とらたろう【下村寅太郎】‥ラウ🔗🔉

しもむら‐とらたろう下村寅太郎‥ラウ 哲学者。京都生れ。東京理科大・東京教育大教授。西田幾多郎・田辺元に学び、日本の数理哲学・科学哲学の確立に貢献した。また、ルネサンス科学史やレオナルド=ダ=ヴィンチ研究で知られる。著「無限論の生成と構造」「レオナルド=ダ=ヴィンチ」など。(1902〜1995) ⇒しもむら【下村】

広辞苑 ページ 9080