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しょうるいあわれみ‐の‐れい【生類憐みの令】シヤウ‥アハレミ‥🔗🔉

しょうるいあわれみ‐の‐れい生類憐みの令シヤウ‥アハレミ‥ 徳川5代将軍綱吉の発布した生類愛護の触書の総称。捨て子・捨て病人の禁止から、牛・馬・犬・鳥・魚介類などの動物の虐待・殺生の禁止までに及んだ。違反者は厳罰に処せられたため、綱吉は犬公方いぬくぼうと呼ばれた。1709年(宝永6)廃止。 →文献資料[生類憐みの令] ⇒しょう‐るい【生類】

じょう‐るり【浄瑠璃】ジヤウ‥🔗🔉

じょう‐るり浄瑠璃ジヤウ‥ ①〔仏〕清浄しょうじょう・透明の瑠璃。法華経序品「―の中に」 ②三味線伴奏の語り物音楽の一つ。室町末期、無伴奏(時に琵琶や扇拍子)で語られた「浄瑠璃姫物語」が始まりで、広く他の物語に及ぶ。江戸時代の直前、三味線伴奏が定着し、人形芝居と、後には歌舞伎とも結合して庶民的娯楽として大いに流行する。初期には金平きんぴら節・播磨節などの古浄瑠璃が盛行、義太夫節・半太夫節・河東節・大薩摩節・一中節・豊後節・宮薗節・常磐津節・富本節・清元節・新内節などの流派が次々に派生した。なかでも元禄時代、竹本義太夫・近松門左衛門らによる人形浄瑠璃の義太夫節が代表的存在となり、浄瑠璃は義太夫節の異名ともなっている。 ⇒じょうるり‐かたり【浄瑠璃語り】 ⇒じょうるり‐きょうげん【浄瑠璃狂言】 ⇒じょうるり‐ざ【浄瑠璃座】 ⇒じょうるり‐しばい【浄瑠璃芝居】 ⇒じょうるり‐せかい【浄瑠璃世界】 ⇒じょうるり‐たゆう【浄瑠璃太夫】 ⇒じょうるり‐ぼん【浄瑠璃本】

じょうるり‐かたり【浄瑠璃語り】ジヤウ‥🔗🔉

じょうるり‐かたり浄瑠璃語りジヤウ‥ 三味線方の伴奏で浄瑠璃を語る人。浄瑠璃太夫。 ⇒じょう‐るり【浄瑠璃】

じょうるり‐きょうげん【浄瑠璃狂言】ジヤウ‥キヤウ‥🔗🔉

じょうるり‐きょうげん浄瑠璃狂言ジヤウ‥キヤウ‥ 浄瑠璃節を用いて演ずる歌舞伎狂言。義太夫狂言。 ⇒じょう‐るり【浄瑠璃】

じょうるり‐ざ【浄瑠璃座】ジヤウ‥🔗🔉

じょうるり‐ざ浄瑠璃座ジヤウ‥ 人形浄瑠璃を興行する一座。また、その劇場。 ⇒じょう‐るり【浄瑠璃】

広辞苑 ページ 9873