複数辞典一括検索+

ちょろ🔗🔉

ちょろ 船脚が速い猪牙船ちょきぶねの呼称。東海地方以西でいう。

ちょろ・い🔗🔉

ちょろ・い 〔形〕 ①つまらない。値打ちのない。浮世草子、好色万金丹「この―・い挟箱一つ残りたるは」 ②なまぬるい。てぬるい。浮世草子、好色万金丹「―・い穿鑿せんさく」 ③見えすいている。おろかである。傾城禁短気「そんな―・い手をくふことにあらず」 ④簡単である。たやすい。扱いやすい。「―・いやつ」「―・い問題」

ちょろぎ【草石蚕】🔗🔉

ちょろぎ草石蚕】 シソ科の多年草。中国原産。高さ約60センチメートル。茎は四角。全株に粗毛を生じ、夏から秋にかけて紅紫色の唇形花を総状に開く。晩夏に地下に生ずる巻貝に似た塊茎は食用で、赤く染めて正月の料理に用いる。ちょうろぎ。〈[季]夏〉〈[季]新年〉。芭蕉文集「しほらしき物づくし―貝割菜」 ちょろぎと沢庵漬 撮影:関戸 勇

ちょ‐ろく【著録】🔗🔉

ちょ‐ろく著録】 ①帳簿に記入すること。 ②あらわししるすこと。 ③書物についての目録。

ちょろ‐けん🔗🔉

ちょろ‐けん 江戸時代、京坂地方で、数人一組となり、大きい張抜き籠に目鼻を描いたものをかぶり、黒塗りの大笠を戴き、町々を歩き銭を乞うた者。割竹を持った者が先頭となって、太鼓・びんざさらなどで調子を取り、「ちょろが参じました」などと唱えた。 ちょろけん

チョロ‐けん【著羅絹】🔗🔉

チョロ‐けん著羅絹】 (インドのチャウル(Chaul)の産という)地質は琥珀こはく織に似て、木目模様のある絹織物。近世、オランダまたは中国広東から渡来。鎖服。好色一代男7「一日二日過ぎて、―一巻有合ひて」

ちょろ‐ちょろ🔗🔉

ちょろ‐ちょろ ①少量の水が流れる音。また、そのさま。「―水」 ②小さいものが目まぐるしく動きまわるさま。「子ねずみ―」 ③小さな炎が揺らめくさま。宝蔵「行灯…古き女の童のなぞなぞにも、四方白壁、中―、などこそ云ひつれ」。「暖炉の火が―燃える」

ちょろっ‐か🔗🔉

ちょろっ‐か 軽率なさま。また、たやすいさま。手軽なさま。仮名文章娘節用「―な者」

ちょろ‐と🔗🔉

ちょろ‐と 〔副〕 物を手早くするさま。

ちょろまか・す🔗🔉

ちょろまか・す 〔他五〕 ①他人の目をかすめて物などを盗む。西鶴置土産「紙一枚―・すといふことなし」。「売上金の一部を―・す」 ②その場のがれを言ってごまかす。浮世草子、好色盛衰記「―・すといふ時花はやり言葉も是おかし。…罪にならざる当座の偽を、まぎらかすといへる替詞と聞えたり」。「口先で―・す」

ちょろり🔗🔉

ちょろり ①少しの水が流れるさま。 ②わずかの間に、また人目をかすめて手早くするさま。また、瞬間的に姿を見せるさま。「秘密が―と漏れる」

ちょ‐ろん【緒論】🔗🔉

ちょ‐ろん緒論】 ショロンの慣用読み。 ○千代を籠むちよをこむ 千年の後も栄える趣を持つ。拾遺和歌集「千代を籠めたる杖なればつくともつきじ君がよはひは」 ⇒ち‐よ【千代・千世】

広辞苑ちょろで始まるの検索結果 1-12