複数辞典一括検索+

ほて🔗🔉

ほて ①腹。また、肥った腹。物類称呼「腹、畿内近国及び中国四国にて―といふ」 ②竿の先に藁・幣束などを結びつけたもの。祭の日に立てる。入会地や草刈場の占有標ともする。ほで。梵天。→ほうでん→藁鉄砲わらでっぽう ⇒ほてがくねる

ほ‐て【帆手】🔗🔉

ほ‐て帆手】 帆のはり綱。土佐日記「ゆく舟の―打ちてこそ嬉しかりけれ」

ほ‐て【最手】🔗🔉

ほ‐て最手】 相撲節すまいのせちで、力士の最上位の者の称。後世の大関にあたる。ほつて。今昔物語集23「力極めて強き者なりければ、取り上りて―に立ちて」

ほてい【布袋】🔗🔉

ほてい布袋】 後梁の禅僧。明州奉化(浙江省)の人。名は契此かいし、号は長汀子。四明山に住み、容貌は福々しく、体躯は肥大で腹を露出し、常に袋を担って喜捨を求め歩いた。世人は弥勒の化身と尊び、その円満の相は好画材として多く描かれ、日本では七福神の一神とする。( 〜917) ⇒ほてい‐あおい【布袋葵】 ⇒ほてい‐うお【布袋魚】 ⇒ほてい‐そう【布袋草】 ⇒ほてい‐ちく【布袋竹】 ⇒ほてい‐ばら【布袋腹】 ⇒ほてい‐らん【布袋蘭】

ほ‐てい【歩程】🔗🔉

ほ‐てい歩程】 歩く道のり。歩く距離や時間。

ほてい【保定】🔗🔉

ほてい保定】 (Baoding)中国河北省中部の工業都市。清代には直隷総督の治所、民国時代には河北の省都。人口90万2千(2000)。

ほ‐てい【補訂】🔗🔉

ほ‐てい補訂】 補い訂正すること。「―版」

ほ‐てい【補綴】🔗🔉

ほ‐てい補綴】 (ホテツとも) ①破れた所などを、おぎないつづること。 ②詩文を作るのに古句などをつづり合わせること。

ほてい‐あおい【布袋葵】‥アフヒ🔗🔉

ほてい‐あおい布袋葵‥アフヒ ミズアオイ科の多年生帰化植物。熱帯アメリカ原産。高さ30センチメートル。葉柄は中央が鶏卵大に膨れ浮袋となり、池・沼などの水面に浮く。夏、淡紫色6弁の花をつける。金魚鉢などに入れ観賞用とする。暖地の水系に繁殖して有害植物とされる。ホテイソウ。ウォーター‐ヒヤシンス。 ほていあおい ホテイアオイ 提供:OPO ⇒ほてい【布袋】

ほてい‐うお【布袋魚】‥ウヲ🔗🔉

ほてい‐うお布袋魚‥ウヲ ダンゴウオ科の海産の硬骨魚。体はラグビー‐ボール状で柔軟。全長40センチメートル。北太平洋に広く産。北海道ではゴッコと呼び、鍋物にする。 ⇒ほてい【布袋】

ほてい‐そう【布袋草】‥サウ🔗🔉

ほてい‐そう布袋草‥サウ ①ホテイアオイの別称。 ②クマガイソウの別称。 ⇒ほてい【布袋】

ほてい‐ちく【布袋竹】🔗🔉

ほてい‐ちく布袋竹】 マダケの変種。稈かんの下部は節間が短く、膨れ出して奇形を呈する。上部は節の直下が少し膨れる。観賞用に栽植。稈は釣竿・杖に用いる。五三竹ごさんちく。人面竹。 ホテイチク 撮影:関戸 勇 ⇒ほてい【布袋】

ほてい‐ばら【布袋腹】🔗🔉

ほてい‐ばら布袋腹】 布袋のように肥えて張り出した腹。 ⇒ほてい【布袋】

ほていや‐カルタ【布袋屋歌留多】🔗🔉

ほていや‐カルタ布袋屋歌留多】 元禄(1688〜1704)頃、京都五条通りの布袋屋で売った、天正カルタの類。

ほてい‐らん【布袋蘭】🔗🔉

ほてい‐らん布袋蘭】 ラン科の多年草。葉は卵形で長い葉柄を有し裏面は紫色。6〜7月頃、茎頂に紅紫色袋状の大きな美花を1個開く。深山に稀に生じ、観賞用として栽培。ツリフネラン。 ⇒ほてい【布袋】 ○ほてがくねる 相手を嘲笑する時にいう語。腹筋がよじれる。かたはら痛い。笑止である。浄瑠璃、加増曾我「ほてのくねる奴めがある」 ⇒ほて

○ほてがくねる🔗🔉

○ほてがくねる 相手を嘲笑する時にいう語。腹筋がよじれる。かたはら痛い。笑止である。浄瑠璃、加増曾我「ほてのくねる奴めがある」 ⇒ほて ぼて‐かずらぼて鬘‥カヅラ 張抜はりぬき製の下等な鬘。 ほてぎ (島根・広島などで)草葺屋根の棟を押さえる千木ちぎのような木組。うま。 ほて‐くろし・い 〔形〕[文]ほてくろ・し(シク) (ホテはホテリ(熱)の意か)あつかましい。しつこくていやらしい。浄瑠璃、薩摩歌「アア―・し、放さんせ」 ほ‐てつ補綴⇒ほてい ほてっ‐ぱらほてっ腹】 ①腹。また、肥って張り出した腹。ほて。 ②馬子が馬をののしり叱る語。浄瑠璃、神霊矢口渡「―め、高が十二三貫目の荷を付けながら、埒らちの明かぬ畜生め」 ③腹筋のよじれるほどおかしいこと。笑止なこと。浮世風呂4「イヱあの時代は―な事がいけえことごぜえましたよ」 ④(副詞的に)腹いっぱいに。十分に。たらふく。 ほで‐てんごう‥ガウ (「ほで」は腕をいやしめていう語)手さきのいたずら。悪ふざけ。ほててんごう。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「それもいうたら止むにもせい、―の貧乏神」 ポテトpotato】 ①ジャガ芋。 ②スイート‐ポテト・フライド‐ポテトの略。 ⇒ポテト‐チップ【potato chip】 ポテト‐チップpotato chip】 ジャガ芋のごく薄く切ったものを油で揚げ、塩味その他の風味をつけたスナック菓子。 ポテトチップ 撮影:関戸 勇 ⇒ポテト【potato】 ぼて‐ふり棒手振】 天秤棒でかついで物を売り歩くこと。また、その人。ぼうてふり。ふりうり。ぼて。西鶴織留5「又はひとり過ぎの―」 ぼて‐ぼて 軽快さがなく、もたついた感じを与えるさま。「―した生地」「―の内野安打」 ほ‐てり火照り・熱り】 ①のぼせて顔が赤くなること。怒りまたは恥じて顔が熱くなること。神代紀「忿然いかり作色おもほてりして」 ②夕焼がすること。新撰六帖3「山の端に―せる夜はむろの浦に明日は日和と出づる船人」 ③風が吹こうとする時、海面が赤く光ること。 ほでり‐の‐みこと火照命】 瓊瓊杵尊ににぎのみことの子。母は木花之開耶姫このはなのさくやびめ。弟の山幸彦(彦火火出見尊)と幸さちをかえ、屈服して俳人わざひととして宮門を守護。隼人はやとの始祖と称される。火闌降命ほすそりのみこと・ほのすそりのみこと。海幸彦うみさちびこホテルhotel】 旅館。特に、西洋風の宿泊施設。1860年(万延1)オランダ人による横浜ホテルに始まり、東京では68年(明治1)築地ホテル館が最初。 ほ‐て・る火照る・熱る】 〔自五〕 熱気が発する。熱くなる。ほめく。「身体が―・る」「恥かしさで顔が―・る」 ボデルJ. Bodel⇒ジャン=ボデル ぼて‐れん 妊娠して腹のふくれていること。また、妊娠。ぼて。浄瑠璃、心中万年草「それから身持になつたやら、―ぢやと腹さすり」 ほて‐わき最手脇】 相撲節すまいのせちで、最手に次ぐ地位の力士。現在の関脇にあたる。 ほ‐てん補填】 不足をうずめ補うこと。填補。「赤字を―する」「損失の―」 ほでん莆田】 (Putian)中国福建省東部、台湾海峡に臨む都市。特産の竜眼・茘枝れいし・ビワは有名。別称、茘城。古称、莆口。人口44万4千(2000)。 ポテンシオメーターpotentiometer】 電位法によって電圧を精密に測定する装置。電位差計。 ポテンシャルpotential】 ①潜在する能力。可能性としての力。 ②〔理〕粒子が力の場の中にある時、その位置エネルギーを位置の関数として表したスカラー量。ポテンシャル一定の面は力線に直交し、力はポテンシャルの微分に負号をつけたものとなる。 ⇒ポテンシャル‐エネルギー【potential energy】 ポテンシャル‐エネルギーpotential energy(→)位置エネルギーに同じ。 ⇒ポテンシャル【potential】 ほと】 (凹所の意) ①女の陰部。女陰。(一説に、男についてもいう)古事記「―には拆雷さくいかずち居り」 ②山間のくぼんだところ。古事記「畝火山のみ―」 ほど】 [一]〔名〕 (奈良時代までは清音) ➊時間的な度合を示す。 ①間。内。万葉集9「家ゆ出でて三年の―に垣も無く家失せめやと」。源氏物語帚木「今さりとも七とせ余りの―に思し知り侍りなむ」。徒然草「目の醒めたらん―、念仏し給へ」 ②おおよその時間の経過を示す。おおよその時日。大体の時間。源氏物語桐壺「―へば少しまぎるることもや」。日葡辞書「ホドヘテ」 ③ころ。おり。時分。竹取物語「月の―になりぬれば」。源氏物語夕顔「日さし出づる―に出で給ふ」 ④季節。栄華物語鳥辺野「―などもいと寒く、雪などもいと高く降りて」 ⑤当座。源氏物語帚木「思ひ立つ―はいと心澄めるやうにて」 ➋空間的な度合を示す。 ①へだたり。距離。源氏物語浮舟「ことに―遠くはさぶらはずなん」。日葡辞書「ホドチカイ」 ②おおよその所。あたり。近辺。徒然草「かきつくままにくびの―をくはむとす」 ③広さ。面積。方丈記「―狭しといへども、夜、臥す床あり」 ➌物事の程度や数量などの度合を示す。 ①ころあい。程度。度合。「―を心得る」「―のよい人」 ②割合。源氏物語東屋「家の内もきらぎらしく物清げに住みなし事好みしたる―よりはあやしう荒らかに」 ③限り。際限。古今和歌集六帖5「田子の浦の浪間に遊ぶ浜千鳥いつを―にて恋しかるらむ」。日葡辞書「ヲカイタホドノトガヲユルシタマエ」 ④身分。分際。源氏物語桐壺「同じ―それより下臈の更衣たちは」。日葡辞書「ホドホドニシタガッテ」 ⑤年齢の程度。年配。源氏物語澪標「十一になり給へど―より大きに」 ⑥様子。調子。恰好。栄華物語月宴「御門、后の御よめあつかひの―いとをかしくなむ見えさせ給ひける」。「真偽の―は不明」「ごひいきの―お願い申し上げます」 ➍例示する意を表す。…のような。徒然草「この雪いかが見る、と一筆のたまはせぬ―の、ひがひがしからん人の」 [二]〔助詞〕 (名詞「程」から) ①おおよその時間であることを示す。「完成まで五年―かかる」 ②ころあい。程度。度合。後に打消の意が伴うと、それを超えるもののないことを示す。保元物語「おのれ―の者をば矢だうなに」。日葡辞書「チカラノヲヨブホド」。曾我物語「男の心―頼み少なきものはなし」。「これ―うれしいことはない」 ③数量の程度。…ぐらい。「2倍―の高さ」「百円―の品」 ④理由。故。狂言、鍋八撥なべやつばち「是でも勝負がわからぬ―に今一勝負せい」 ⑤あることに比例する意を表す。…につれてますます。浄瑠璃、曾根崎「言ふ―おれが非に落ちる」。「やればやる―悪くなる」 ⇒程がある ⇒程が好い ⇒程こそあれ ほど塊芋・土芋】 ①マメ科の蔓性多年草。山野に自生。根は細長く地中を這い、所々に球塊を生じ、茎は他物にまつわる。夏、葉腋に淡黄緑色の蝶形花を総状に付ける。地下の塊根は食用。ホドイモ。ホトドコロ。漢名、土欒児。 ほど ②松露しょうろの異称。 ほ‐ど火床】 ①いろりの中心部、火を焚くくぼんだところ。ほくぼ。ほどなか。 ②鍛冶用の簡単な炉。煉瓦またはコンクリートで作り、一方の羽口から送風し、上に覆いを置き、煙突を設ける。 火床 ほ‐ど歩度】 人馬の行進中の速度・歩幅の程度。途歩みちあし・常歩なみあし・速歩はやあし・駈歩かけあしなど。「―を速める」 ぼと (東北地方などで)布を重ねて縫った刺子さしこの着物。ぼった。 ほど‐あい程合い‥アヒ 程度。また、ちょうどよい程度。ころあい。「―をみる」「―の風呂」 ホトアラ赫図阿拉】 清朝の発祥地、興京の旧称。 ほど‐いも塊芋(→)「ほど(塊芋)」1に同じ。 ほとう浦東】 (Pudong)中国上海市黄浦江の東側地域。1990年に総合開発区を設置し、国際的な金融・貿易センターに成長。 ほ‐とう蒲桃‥タウ 〔植〕 ①葡萄ぶどうの別称。 ②フトモモの漢名。 ほ‐どう歩道‥ダウ 道路を区切って人の歩く部分と定めたところ。人道。「横断―」↔車道。 ⇒ほどう‐きょう【歩道橋】 ほ‐どう補導・輔導‥ダウ たすけみちびくこと。少年などを正しい方向にたすけみちびくこと。「青少年の―」「―処分」 ほ‐どう舗道・鋪道‥ダウ 表面を平らに舗装した道路。舗装道路。ペーブメント。 ぼ‐どう母堂‥ダウ 他人の母の尊敬語。母君。母御。北堂。「御―はその後いかがですか」 ほどう‐きょう歩道橋‥ダウケウ 横断歩道に代わるものとして設けた陸橋。 ⇒ほ‐どう【歩道】 ほとおりホトホリ 「ほとぼり」の古形。 ⇒ほとおり‐け【熱気】 ほとおり‐け熱気ホトホリ‥ 発熱する病気。日葡辞書「ホトヲリケニゴザル」 ⇒ほとおり【熱】 ほとお・る熱るホトホル 〔自四〕 ①熱気が発する。ほてる。ほとぼる。沙石集(一本)「胸苦しく―・りて」 ②いきどおる。はらだつ。枕草子162「さるべき事もなきを―・り出でたまふ」

ほてぎ🔗🔉

ほてぎ (島根・広島などで)草葺屋根の棟を押さえる千木ちぎのような木組。うま。

ほて‐くろし・い🔗🔉

ほて‐くろし・い 〔形〕[文]ほてくろ・し(シク) (ホテはホテリ(熱)の意か)あつかましい。しつこくていやらしい。浄瑠璃、薩摩歌「アア―・し、放さんせ」

ほ‐てつ【補綴】🔗🔉

ほ‐てつ補綴⇒ほてい

ほてっ‐ぱら【ほてっ腹】🔗🔉

ほてっ‐ぱらほてっ腹】 ①腹。また、肥って張り出した腹。ほて。 ②馬子が馬をののしり叱る語。浄瑠璃、神霊矢口渡「―め、高が十二三貫目の荷を付けながら、埒らちの明かぬ畜生め」 ③腹筋のよじれるほどおかしいこと。笑止なこと。浮世風呂4「イヱあの時代は―な事がいけえことごぜえましたよ」 ④(副詞的に)腹いっぱいに。十分に。たらふく。

ほ‐てり【火照り・熱り】🔗🔉

ほ‐てり火照り・熱り】 ①のぼせて顔が赤くなること。怒りまたは恥じて顔が熱くなること。神代紀「忿然いかり作色おもほてりして」 ②夕焼がすること。新撰六帖3「山の端に―せる夜はむろの浦に明日は日和と出づる船人」 ③風が吹こうとする時、海面が赤く光ること。

ホテル【hotel】🔗🔉

ホテルhotel】 旅館。特に、西洋風の宿泊施設。1860年(万延1)オランダ人による横浜ホテルに始まり、東京では68年(明治1)築地ホテル館が最初。

ほ‐て・る【火照る・熱る】🔗🔉

ほ‐て・る火照る・熱る】 〔自五〕 熱気が発する。熱くなる。ほめく。「身体が―・る」「恥かしさで顔が―・る」

ほて‐わき【最手脇】🔗🔉

ほて‐わき最手脇】 相撲節すまいのせちで、最手に次ぐ地位の力士。現在の関脇にあたる。

ほ‐てん【補填】🔗🔉

ほ‐てん補填】 不足をうずめ補うこと。填補。「赤字を―する」「損失の―」

広辞苑ほてで始まるの検索結果 1-25