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ねい【佞】🔗⭐🔉
ねい【佞】
口先がうまく、人にへつらうこと。口先はうまいが心はねじけていること。また、そういう人。太平記30「賢を招き―を退け給ひしかば」
ネイ【nāy ペルシア】🔗⭐🔉
ネイ【nāy ペルシア】
北アフリカ・西アジア・中央アジアなどの縦笛。葦製・木製など。前面に5〜6孔、背面に1孔の指穴を持つ。ナーイ。
ねい🔗⭐🔉
ねい
〔感〕
応答の語。「はい」「あい」に同じ。江戸時代、武家の使用人などが主人などに対して用いた。現在も各地で方言として用いる。
ねい‐あく【佞悪】🔗⭐🔉
ねい‐あく【佞悪】
口先がうまく悪がしこいこと。「奸知―の輩」
ねいか【寧夏】🔗⭐🔉
ねいか【寧夏】
(Ningxia)中国北部にある回族自治区。略称は寧。区都は銀川。面積5万余平方キロメートル。南西から北東に黄河が貫流。住民の約3分の1が回族(イスラム教徒の少数民族)で、1958年自治区が成立。→中華人民共和国(図)
ねい‐かん【佞奸・佞姦】🔗⭐🔉
ねい‐かん【佞奸・佞姦】
表面は柔順にみせかけて内心はねじけてよこしまなこと。口先が巧みで心の正しくないこと。また、その人。
ね‐いき【寝息】🔗⭐🔉
○寝息を窺うねいきをうかがう🔗⭐🔉
○寝息を窺うねいきをうかがう
人が眠っている様子をたしかめて悪事などをしようとする。
⇒ね‐いき【寝息】
ねいけい‐じ【寧馨児】
(「寧馨」は、晋・宋時代の俗語で、「このような」の意)幼少からすぐれている人。神童。麒麟児きりんじ。
ねい‐げん【佞言】
へつらいの言葉。「―は忠に似たり」
ねい‐こう【佞巧】‥カウ
口先が上手で人にへつらうこと。
ねい‐さい【寧歳】
やすらかな年。無事で平和な年。
ね‐いし【根石】
建物の地盤に接する所にある石積みの部分。
ねい‐じつ【寧日】
やすらかな日。無事で平和な日。「―なし」
ねい‐しゃ【佞者】
佞奸な人。へつらう人。佞人。
ねい‐しん【佞臣】
佞奸な臣。へつらう臣。
ねい‐じん【佞人】
(→)佞者ねいしゃに同じ。
ね‐いす【寝椅子】
体を横たえることのできる椅子。長椅子。
ねい‐せい【寧静】
やすらかに治まること。おだやか。
ねい‐ち【佞智】
佞奸な知恵。
ネイチャー【nature】
⇒ネーチャー
ネイティブ【native】
(ネーティブとも)
①その土地で生まれた人。
②ネイティブ‐スピーカーの略。
⇒ネイティブ‐スピーカー【native speaker】
ネイティブ‐スピーカー【native speaker】
その言語を母語とする話し手。
⇒ネイティブ【native】
ね‐いと【寝糸】
琴・三味線などの、古くなって音の悪くなった弦。
ねい‐は【寧波】
⇒ニンポー
ねい‐べん【佞弁】
心がねじけていて口先のたくみなこと。佞奸な弁舌。
ね‐いみ【子忌】
(→)「ねのひのあそび」に同じ。散木奇歌集「むつきの初子の日―といひて」
ね‐いも【根芋】
里芋などの子芋の芽ばえを食用にするもの。
ねい‐もう【獰猛】‥マウ
ドウモウの誤読。
ね‐いり【根入】
柱などの、地中に入り込んだ深さ。「―三尺」
ねいり‐ばな【寝入り端】
眠りについたばかりの時。寝入ってまもない時。寝端ねばな。日葡辞書「ネイリバナヂャホドニヲコスナ」。「―を起こされる」
ねいり‐め【寝入りめ】
まだ目がさめないようなさま。はきはきしないさま。元禄大平記「少し―に見ゆるとも」
ネイル【nail】
(ネールとも)爪。「―‐アート」
⇒ネイル‐エナメル【nail enamel】
ね‐い・る【寝入る】
〔自五〕
①眠りにつく。また、ぐっすり眠る。熟睡する。枕草子76「いと久しうたたくに、音もせねば、―・りたりとや思ふらんと」。「赤ん坊がやっと―・った」「正体もなく―・る」
②活気がなくなる。すたれておとろえる。「商売が―・る」
ネイル‐エナメル【nail enamel】
爪に光沢や色をつけるために塗るエナメル。マニキュア液。
⇒ネイル【nail】
ね‐いろ【音色】
音の強さや高さが等しくても、それを発する音源(楽器の種類など)によって違って感じられる音の特性。音に含まれる上音の振動数や強さの比、その減衰度などによって決まる。おんしょく。
ネヴァ【Neva】
ロシア北西部の川。ラドガ湖に発し、サンクト‐ペテルブルグを貫流してバルト海の支湾フィンランド湾に注ぐ。長さ74キロメートル。
ネヴァ川
撮影:小松義夫
ネヴァダ【Nevada】
アメリカ合衆国西部の州。ロッキー・シエラ‐ネヴァダ両山脈間の大盆地にある。鉱物資源に恵まれ、観光地としても有名。州都カーソン‐シティー。→アメリカ合衆国(図)
ネ‐ウィン【Ne Win】
ビルマ(ミャンマー)の軍人・政治家。1962年クーデターで政権を掌握。74年大統領に就任。81年辞任後も、88年までビルマ社会主義計画党総裁。(1911〜2002)
ね‐うお【根魚】‥ウヲ
①常に岩礁の間または海藻の茂る所に生息して、その場所から遠く移動しない魚。メバル・カサゴなど。根付魚ねつきうお。
②アイナメの異称。
ね‐うごき【値動き】
相場の変動。株価・物価の高下などをいう。「―が激しい」
ねうし‐おきうま【寝牛起馬】
牛は臥し、馬は立つのを好む意で、好みが各人各様であることのたとえ。
ね‐うち【値打】
①値段の高下を定めること。ねぶみ。評価。
②あたい。ねだん。
③価値。品位。品格。「男としての―」「聞きに行くだけの―がある講演」
ね‐うち【寝射ち】
(→)伏射ふくしゃに同じ。↔立射ち
ネウマ【neuma ラテン】
〔音〕中世のグレゴリオ聖歌や世俗歌曲の記譜法に用いられた記号。線状・角形など各種あり、旋律の動きや、のちには音程を表示した。
ねえ
〔助詞・感〕
「ね」の転。通言総籬つうげんそうまがき「おかしいじやあねへか―」。「いいです―」「―、あなた」
ネーグリ【Ada Negri】
イタリアの女性詩人・作家。詩集「あらし」「マーラの書」など。(1870〜1945)
ねえ‐さん【姉さん・姐さん】
①「あね」の軽い尊敬語。また、親しんで呼びかける語。あねさま。
②若い女性を呼ぶ称。
③旅館・料亭などで、客が女中を呼ぶ称。
④芸妓などが、先輩の芸妓を呼ぶ称。
⇒ねえさん‐かぶ【姉さん株】
⇒ねえさん‐かぶり【姉さん被り】
ねえさん‐かぶ【姉さん株】
仲間の女性の間で先輩格として立てられるような女性。
⇒ねえ‐さん【姉さん・姐さん】
ねえさん‐かぶり【姉さん被り】
(→)「あねさんかぶり」に同じ。
⇒ねえ‐さん【姉さん・姐さん】
ネーション【nation】
国民。国家。(近代)民族。
ネーチャー【nature】
自然。天然。造化。
ネーデルラント【Nederland オランダ】
(低地の意)
①現今のオランダ・ベルギー地方。
②オランダの正式呼称。
ネーピア【John Napier】
イギリスの数学者・技術者。対数を発見。(1550〜1617)
ネービー【navy】
海軍。
⇒ネービー‐ブルー【navy blue】
ネービー‐ブルー【navy blue】
(イギリス海軍の制服の色から)濃い紺色。
⇒ネービー【navy】
ネーブル【navel】
(臍へその意)ネーブル‐オレンジの略。ミカン科ダイダイ類の常緑低木で、オレンジの一品種。果実の頂部に臍状の突起ができる。果肉は甘味に富む。ブラジルで出現し、世界で広く栽培。
ネーブル
撮影:関戸 勇
ネープルズ【Naples】
ナポリの英語名。
ネーミング【naming】
名前をつけること。特に、商品や会社に名前をつけること。「―が売行きに影響する」
ネーム【name】
①名。名前。名称。「背広に―を入れる」
②洋品などについている販売・製造店名などを織り出した布。また、ネーム‐プレートの略。
③書籍・雑誌などの図版の説明文。キャプション。
④漫画の中の台詞せりふなどの文。
⇒ネーム‐サーバー【name server】
⇒ネーム‐バリュー
⇒ネーム‐プレート【nameplate】
ネーム‐サーバー【name server】
ドメイン名をIPアドレスに変換するコンピューター。→DNS
⇒ネーム【name】
ネーム‐バリュー
(和製語name value)名前が持つ価値。知名度が高いことからくる価値。「―のある辞典」
⇒ネーム【name】
ネーム‐プレート【nameplate】
名札。標札。
⇒ネーム【name】
ねえ‐や【姉や】
下働きの女性などを呼ぶ語。また、その女性。
ネール【Jawāharlāl Nehrū】
インドの政治家。国民会議派の指導者としてM.K.ガンディーらと民族運動を指導。インド独立後は初代首相(1947〜1964)。インドにおける議会制民主主義と政教分離主義の発展に寄与し、対外関係では非同盟政策を展開した。ネルー。(1889〜1964)
ネール
提供:ullstein bild/APL
ね‐お【根緒】‥ヲ
①箙えびら・靫ゆぎの緒を結びつけてあるところ。〈日葡辞書〉
②三味線の弦の一端を結びつける組紐。根緒懸ねおかけにかけて用いる。→三味線(図)
ネオ【neo】
(ギリシア語で「新しい」意のneosから)「新しい」の意を表す接頭語。「―‐ロマンティシズム」
ネオ‐アンプレッショニスム【néo-impressionnisme フランス】
(→)新印象主義。
ね‐おい【根生い】‥オヒ
①草木などの根の生えているもの。根つき。
②生まれた土地で生い育つこと。また、その人。はえぬき。
③うまれ。家柄。素姓すじょう。毛吹草5「―より大名竹の子共かな」
ねお‐かけ【根緒懸】‥ヲ‥
三味線の棹さおの下端の、胴を貫いて突出した部分、すなわち根緒を掛けるところ。中子先なかごさき。→三味線(図)
ね‐おき【寝起き】
①目ざめて起き出る時。めざめ。「―が悪い」
②寝ることと起きること。日常の生活。おきふし。日葡辞書「ネヲキニオラショ(祈祷)ヲマウス」。「―を共にする」
ね‐お・く【寝起く】
〔自上二〕
目ざめて起きる。宇津保物語国譲中「御ゆどの参りて―・き給へるを」
ネオ‐クラシシズム【neo-classicism】
新古典主義。新古典派。
ネオ‐コーポラティズム【neo-corporatism】
国家が一方的に社会を統制するのではなく、社会団体と協同して社会経済政策を立案・執行していく政治手法。第二次大戦後のオランダで、所得政策を中心に形成された政労使協調体制がその例。→コーポラティズム
ネオ‐コロニアリズム【neo-colonialism】
(→)新植民地主義。
ネオ‐コン【neo-con】
(neo-conservatismの略)(→)新保守主義3に同じ。
ネオ‐サルバルサン【Neosalvarsan ドイツ】
梅毒治療に用いられた注射用の砒素剤。サルバルサン(606号)を改良したもの。新606号。941号。
ね‐おし【寝圧し・寝押し】
衣類などの皺しわをのばし、折目を整えるために、寝床の下に敷くこと。
ネオジム【Neodym ドイツ】
(ギリシア語で「新しい」意のneosと「双子の」の意のdidymosから)希土類元素の一種。元素記号Nd 原子番号60。原子量144.2。銀白色の延性・展性に富む金属。レーザー装置の発光中心などに用いる。
ね‐おしろい【寝白粉】
就寝前におしろいをぬること。
ネオ‐ダーウィニズム【neo-Darwinism】
ダーウィニズムにおける自然淘汰の理論を拡張し、進化をもっぱら自然淘汰によるとするワイスマンの学説。また、現代遺伝学の成果を取り入れた進化の総合学説をいうこともある。新ダーウィン主義。
ネオ‐ダダ【Neo-Dada】
(「ダダの焼直し」と捉えられたことからの称)1950年代末に始まったアメリカの美術運動。J.ジョーンズ・ラウシェンバーグらがニューヨークで創始。日常的な事物を取り込み、伝統的な絵画・彫刻概念に囚われない美術領域の開拓を志す。
ねお‐だに【根尾谷】‥ヲ‥
岐阜県南西部、揖斐いび川支流の根尾川の河谷。
⇒ねおだに‐だんそう【根尾谷断層】
ねおだに‐だんそう【根尾谷断層】‥ヲ‥
岐阜県の中央を北西‐南東に80キロメートルにわたり続く左ずれ断層。1891年(明治24)の濃尾地震の震源となった。
⇒ねお‐だに【根尾谷】
ネオテニー【neoteny】
発生が一定の段階で止まり、幼生形のまま生殖腺が成熟して生殖する現象。アホロートルやイソギンチャク類などで見られる。幼形成熟。幼態成熟。
ネオ‐トミズム【neo-Thomism】
トマス=アクィナスの説により現代の問題を解明しようとするカトリックの哲学運動。マリタンやジルソンが推進。新トマス説。→新スコラ学
ね‐おどろ・く【寝驚く】
〔自四〕
眠っている途中で目がさめる。枕草子36「月のころは―・きて見いだすに、いとをかし」
ネオ‐ナチズム【neo-Nazism】
「ネオ‐ファシズム」参照。
ネオピリナ【Neopilina ラテン】
単板綱ネオピリナ科の貝類の総称。1952年メキシコ西岸沖の深海底から採集された後、9種が同科とされた。古生代に栄えた仲間に似、体節構造を示す。「生きた化石」とされる。
ね‐おび・る【寝怖る】
〔自下二〕
睡眠中に恐ろしい夢などを見ておびえる。また、ねぼける。源氏物語若紫「宮の御迎へにおはしたると、―・れて思したる」
ネオ‐ファシズム【neo-fascism】
ドイツ・イタリアなどのヨーロッパ諸国で1960年代以降台頭した、民族主義・国家主義や移民排斥を主張する新興極右の潮流。ドイツについてはネオ‐ナチズムと呼ぶ。
ネオ‐ブッディズム【Neo-Buddhism】
1956年、社会運動家アンベードカルの仏教改宗を機に、インドに興った仏教運動。不可触民の解放を目指す。信者は、マハーラーシュトラ州ナーグプール付近に多い。新仏教。
ネオプレン【Neoprene】
アメリカのデュポン社製の合成ゴム、ポリクロロプレンの商標名。耐油性・耐摩耗性に優れ、電線被覆・接着剤などに使われる。
ネオ‐マーカンティリズム【neo-mercantilism】
(→)新重商主義。
ネオマイシン【neomycin】
アミノグリコシド系抗生物質の一つ。硫酸フラジオマイシン。
ネオ‐ラマルキズム【neo-Lamarckism】
ラマルクの説をさらに発展させた進化学説。1885年、パッカード(A. S. Packard1839〜1905)の造語。生物の進化の原動力として成長力を認め、定向進化と獲得形質進化とを結びつけた思想的立場。新ラマルク説。
ネオ‐レアリスモ【neorealismo イタリア】
(新リアリズムの意)1940〜50年代イタリアの文学・映画における現実凝視の態度・手法とその作品群の総称。文学ではパヴェーゼ・レーヴィなど、映画ではロッセリーニ監督の「無防備都市」「戦火のかなた」、デ=シーカ監督の「自転車泥棒」など。
ね‐おろし【嶺颪】
嶺から吹きおろす風。やまおろし。
ネオロジズム【neologism】
新語の使用。また、新語。
ネオン【neon】
(ギリシア語で「新しい」意のneosから)希ガス元素の一種。元素記号Ne 原子番号10。原子量20.18。大気中にきわめて微量に存在。無臭・無色・無味の気体。放電管に封入すると美麗な赤色を呈する。ネオンランプ・広告用ネオン管などに利用。
⇒ネオン‐がい【ネオン街】
⇒ネオン‐かん【ネオン管】
⇒ネオン‐サイン【neon sign】
⇒ネオン‐テトラ【neon tetra】
⇒ネオン‐ランプ【neon lamp】
ネオン‐がい【ネオン街】
ネオンサインの並ぶ歓楽街。
⇒ネオン【neon】
ネオン‐かん【ネオン管】‥クワン
真空放電管中に低圧ネオンガスを封入したもの。ネオン放電管。
⇒ネオン【neon】
ねおんぎょく【寝音曲】
狂言。主が太郎冠者に謡をうたわせようと酒をふるまう。冠者は膝を枕にせねば声が出ぬといい、主の膝を枕にしてうたう。そっと起こせば声がとまるが、そのうちに取り違えて、起こせばうたい、枕にすれば声が出ず、主は怒る。寝声。
ネオン‐サイン【neon sign】
ネオン・アルゴン・水銀蒸気などを封入した放電灯を用いて描く文字・絵。屋外広告や装飾に用いる。
⇒ネオン【neon】
ネオン‐テトラ【neon tetra】
カラシン科の淡水産の硬骨魚。アマゾン上流原産。全長3〜4センチメートル。体側の後半部は赤く、ネオンサインのように青く輝く鮮明な線が走る。観賞用の熱帯魚。
⇒ネオン【neon】
ネオン‐ランプ【neon lamp】
ネオンを用いた微光放電電球。消費電力が少なく、寝室用・表示用。ネオン電球。
⇒ネオン【neon】
ネガ
(写真用語)ネガティブの略。陰画。↔ポジ
ねがい【願い】ネガヒ
①ねがうこと。願望。「―をかなえる」
②特に、神仏に望みごとを祈ること。土佐日記「おぼろげの―によりてにやあらん」
③願書。「退職―」
⇒ねがい‐いで【願い出で】
⇒ねがい‐こくだい【願石代】
⇒ねがい‐ごと【願い事】
⇒ねがい‐さげ【願い下げ】
⇒ねがい‐しょ【願い書】
⇒ねがい‐て【願い手】
⇒ねがい‐で【願い出】
⇒ねがい‐にん【願い人】
⇒ねがい‐ぬし【願い主】
⇒ねがい‐の‐いと【願いの糸】
⇒ねがい‐ふだいけ【願譜代家】
⇒ねがい‐ぶみ【願い文】
ねがい‐あ・げる【願い上げる】ネガヒ‥
〔他下一〕[文]ねがひあ・ぐ(下二)
うやうやしく願う。
ねがい‐い・ず【願ひ出づ】ネガヒイヅ
〔他下二〕
願い出る。
ねがい‐いで【願い出で】ネガヒ‥
ねがい出ること。願書を差し出すこと。ねがいで。「―を受け入れる」
⇒ねがい【願い】
ねがい‐こくだい【願石代】ネガヒ‥
江戸時代、水・旱・風・虫などの害を受けて不作のため米納をしかねる時、願い出て金納にすること。
⇒ねがい【願い】
ねがい‐ごと【願い事】ネガヒ‥
願う事柄。神仏に祈願する事柄。ねぎごと。「―がかなう」
⇒ねがい【願い】
ねがい‐さげ【願い下げ】ネガヒ‥
①願書の下戻さげもどしを願うこと。いったん願い出たことを取り消してもらうこと。
②頼まれても引き受けないこと。「もうそんな役目は―だ」
⇒ねがい【願い】
ねがい‐さ・げる【願い下げる】ネガヒ‥
〔他下一〕[文]ねがひさ・ぐ(下二)
①願い出たことの取消しを申し出る。
②頼まれても断る。
ねがい‐しょ【願い書】ネガヒ‥
⇒がんしょ。
⇒ねがい【願い】
ねがい‐て【願い手】ネガヒ‥
願う人。ねがいにん。
⇒ねがい【願い】
ねがい‐で【願い出】ネガヒ‥
(→)「ねがいいで」に同じ。
⇒ねがい【願い】
ねがい・でる【願い出る】ネガヒ‥
〔他下一〕
役所・長上などに、願いの旨を申し出る。「退職を―・でる」
ねがい‐にん【願い人】ネガヒ‥
願い出る人。ねがいて。がんにん。
⇒ねがい【願い】
ねがい‐ぬし【願い主】ネガヒ‥
願いの当事者。
⇒ねがい【願い】
ねがい‐の‐いと【願いの糸】ネガヒ‥
七夕たなばたに、女が機織はたおりがうまくなるようにと、竿の先にかけて飾る五色の糸。〈[季]秋〉。為忠百首「七夕を祭る心は一つにて―はおのが筋々」
⇒ねがい【願い】
ねがい‐ふだいけ【願譜代家】ネガヒ‥
江戸時代に、願い出て譜代大名に列せられた家。すなわち相馬長門・脇坂中務・加藤能登・秋田山城・諏訪伊勢・戸沢大和の6家の称。
⇒ねがい【願い】
ねがい‐ぶみ【願い文】ネガヒ‥
願文がんもん。願書。
⇒ねがい【願い】



ねいけい‐じ【寧馨児】🔗⭐🔉
ねいけい‐じ【寧馨児】
(「寧馨」は、晋・宋時代の俗語で、「このような」の意)幼少からすぐれている人。神童。麒麟児きりんじ。
ねい‐げん【佞言】🔗⭐🔉
ねい‐げん【佞言】
へつらいの言葉。「―は忠に似たり」
ねい‐こう【佞巧】‥カウ🔗⭐🔉
ねい‐こう【佞巧】‥カウ
口先が上手で人にへつらうこと。
ねい‐さい【寧歳】🔗⭐🔉
ねい‐さい【寧歳】
やすらかな年。無事で平和な年。
ね‐いし【根石】🔗⭐🔉
ね‐いし【根石】
建物の地盤に接する所にある石積みの部分。
ねい‐じつ【寧日】🔗⭐🔉
ねい‐じつ【寧日】
やすらかな日。無事で平和な日。「―なし」
ねい‐しゃ【佞者】🔗⭐🔉
ねい‐しゃ【佞者】
佞奸な人。へつらう人。佞人。
ねい‐しん【佞臣】🔗⭐🔉
ねい‐しん【佞臣】
佞奸な臣。へつらう臣。
ね‐いす【寝椅子】🔗⭐🔉
ね‐いす【寝椅子】
体を横たえることのできる椅子。長椅子。
ねい‐せい【寧静】🔗⭐🔉
ねい‐せい【寧静】
やすらかに治まること。おだやか。
ねい‐ち【佞智】🔗⭐🔉
ねい‐ち【佞智】
佞奸な知恵。
ネイチャー【nature】🔗⭐🔉
ネイチャー【nature】
⇒ネーチャー
ネイティブ【native】🔗⭐🔉
ネイティブ【native】
(ネーティブとも)
①その土地で生まれた人。
②ネイティブ‐スピーカーの略。
⇒ネイティブ‐スピーカー【native speaker】
ネイティブ‐スピーカー【native speaker】🔗⭐🔉
ネイティブ‐スピーカー【native speaker】
その言語を母語とする話し手。
⇒ネイティブ【native】
ね‐いと【寝糸】🔗⭐🔉
ね‐いと【寝糸】
琴・三味線などの、古くなって音の悪くなった弦。
ねい‐べん【佞弁】🔗⭐🔉
ねい‐べん【佞弁】
心がねじけていて口先のたくみなこと。佞奸な弁舌。
ね‐いみ【子忌】🔗⭐🔉
ね‐いみ【子忌】
(→)「ねのひのあそび」に同じ。散木奇歌集「むつきの初子の日―といひて」
ね‐いも【根芋】🔗⭐🔉
ね‐いも【根芋】
里芋などの子芋の芽ばえを食用にするもの。
ねい‐もう【獰猛】‥マウ🔗⭐🔉
ねい‐もう【獰猛】‥マウ
ドウモウの誤読。
ね‐いり【根入】🔗⭐🔉
ね‐いり【根入】
柱などの、地中に入り込んだ深さ。「―三尺」
ねいり‐ばな【寝入り端】🔗⭐🔉
ねいり‐ばな【寝入り端】
眠りについたばかりの時。寝入ってまもない時。寝端ねばな。日葡辞書「ネイリバナヂャホドニヲコスナ」。「―を起こされる」
ねいり‐め【寝入りめ】🔗⭐🔉
ねいり‐め【寝入りめ】
まだ目がさめないようなさま。はきはきしないさま。元禄大平記「少し―に見ゆるとも」
ネイル【nail】🔗⭐🔉
ネイル【nail】
(ネールとも)爪。「―‐アート」
⇒ネイル‐エナメル【nail enamel】
ね‐い・る【寝入る】🔗⭐🔉
ね‐い・る【寝入る】
〔自五〕
①眠りにつく。また、ぐっすり眠る。熟睡する。枕草子76「いと久しうたたくに、音もせねば、―・りたりとや思ふらんと」。「赤ん坊がやっと―・った」「正体もなく―・る」
②活気がなくなる。すたれておとろえる。「商売が―・る」
ネイル‐エナメル【nail enamel】🔗⭐🔉
ネイル‐エナメル【nail enamel】
爪に光沢や色をつけるために塗るエナメル。マニキュア液。
⇒ネイル【nail】
ね‐いろ【音色】🔗⭐🔉
ね‐いろ【音色】
音の強さや高さが等しくても、それを発する音源(楽器の種類など)によって違って感じられる音の特性。音に含まれる上音の振動数や強さの比、その減衰度などによって決まる。おんしょく。
広辞苑に「ネイ」で始まるの検索結果 1-36。