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いっ‐けん【一犬】🔗⭐🔉
いっ‐けん【一犬】
1匹の犬。
⇒一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う
○一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝ういっけんきょにほゆればばんけんじつをつたう🔗⭐🔉
○一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝ういっけんきょにほゆればばんけんじつをつたう
一人が虚言を言うと、多くの人々がそれを真実として伝えるものだというたとえ。「一犬形(影)に吠ゆれば百犬声に吠ゆ」「一人虚を伝うれば万人実を伝う」も同じ。
⇒いっ‐けん【一犬】
いっけん‐きろく【一件記録】
特定の訴訟事件などに関するすべての書類を綴ったもの。
⇒いっ‐けん【一件】
いっ‐けんしき【一見識】
⇒いちけんしき
いっけん‐しゃ【一間社】
正面の柱間はしらまが一つの神社本殿。「―流造ながれづくり」
⇒いっ‐けん【一間】
いっ‐けんしょ【一見所】
(→)一見識に同じ。
いっけん‐じょう【一見状】‥ジヤウ
軍忠状・着到状の前または後に、奉行または大将が承認して「一見了」などと書いた文書。証判状しょうばんじょう。単に軍忠状をもいう。
⇒いっ‐けん【一見】
いっけん‐まえ【一軒前】‥マヘ
近世、村落社会で一人前の権利・義務を有する家。一戸前。
⇒いっ‐けん【一軒】
いっけん‐や【一軒家・一軒屋】
①あたりに家がなく、1軒だけ建っている家。孤家。「野中の―」
②長屋でない独立の家屋。
⇒いっ‐けん【一軒】
いっけん‐らくちゃく【一件落着】
一つの案件・事件に決着がつくこと。
⇒いっ‐けん【一件】
いっ‐こ【一己】
自分ひとり。「自分―の考え」
いっ‐こ【一戸】
1軒の家。1世帯。
⇒いっこ‐だて【一戸建て】
⇒いっこ‐まえ【一戸前】
いっ‐こ【一個・一箇】
①物ひとつ。また、人ひとり。
②流水量の単位で、毎秒1立方尺。
⇒いっこ‐はんこ【一箇半箇】
いっ‐こ【一顧】
ちょっと振り返って見ること。ちょっと注意を払うこと。「―だにしない」
いっ‐こ【壱鼓・一鼓】
①雅楽の打楽器。細腰鼓さいようこの最小のもの。小鼓に似る。もと桴ばちと掌で打ったが、のち右手の桴だけで打つ。現在は立楽たちがくと道楽みちがくに用い、他は羯鼓かっこで代用。いちのつづみ。
②舞楽。伴奏には唐楽曲の裹頭楽かとうらくの一部を用いる。一者いちのものが壱鼓を二者にのものは二鼓を首にかけ舞う、二人舞。
いっ‐こう【一口】
①一つの口。同じ口。
②人ひとり。
③ひとくちに飲食すること。また、一度に物をいうこと。
④一人の言説。
⑤刀剣・器物を数える語。→いっく。
⇒いっこう‐りょうぜつ【一口両舌】
⇒一口に出づるが如し
いっ‐こう【一行】‥カウ
①ひとならび。1列。「雁―」
②連れだった人々。同行者。「御―様」
③書面1通。簡単な辞令や推挙状。
④一つのおこない。「一言―」
いっ‐こう【一向】‥カウ
[一]〔名〕
①ひたすらなこと。純粋なこと。いちず。玉の小櫛「それを本意なく、―の作り物語として、よくいへり、よくかけりなどいひて」
②全くひどいこと。お話にならないこと。傾城買二筋道「代々―な仕打の者」
③一向宗の略。
[二]〔副〕
①心を他にむけず、ひたすらに。ひたむきに。源氏物語夕霧「―にさるべきこと、今にうけ給はるところなれども」
②すべて。もっぱら。平家物語1「ただ―平家のままにてありしかば」
③(多く下に打消の語を伴う)少しも。全然。全く。完全に。「―に勉強しない」「―構いません」「何と言われようと―に平気だ」
④いっそのこと。むしろ。浄瑠璃、出世景清「―に重忠と刺し違へ死なんとは思ひしが」
⇒いっこう‐いっき【一向一揆】
⇒いっこう‐しき【一向しき】
⇒いっこう‐しゅう【一向宗】
⇒いっこう‐せんじゅ【一向専修】
⇒いっこう‐せんねん【一向専念】
いっ‐こう【一考】‥カウ
一度考えてみること。「―を要する」
いっ‐こう【一更】‥カウ
五更の一つ。今のおよそ午後7時から9時。戌いぬの刻に当たる。初更。甲夜こうや。→時とき(図)
いっこう‐いっき【一向一揆】‥カウ‥
室町末期、越前・加賀・三河・近畿などで起こった宗教一揆。一向宗の僧侶や門徒が大名の領国制支配と戦った。→加賀の一向一揆→三河国一向一揆→長島一揆。
→資料:『官知論』
⇒いっ‐こう【一向】
いっこう‐さんぞん【一光三尊】‥クワウ‥
仏像で、三尊(中尊と両脇侍)が一つの大きな光背を負っている形式。法隆寺金堂の釈迦三尊など。
いっこう‐しき【一向しき】‥カウ‥
「一向」を強めた語。まるっきり。浮世床初「儒者といふ奴は余程博識ものしりな者だと思つたら。―なトンチキだぜ」
⇒いっ‐こう【一向】
いっこう‐しゅう【一向宗】‥カウ‥
(一向に阿弥陀仏を信ずるからいう)(→)浄土真宗のこと。
⇒いっ‐こう【一向】
いっこう‐せんじゅ【一向専修】‥カウ‥
ひたすら修行しまたは念仏すること。
⇒いっ‐こう【一向】
いっこう‐せんねん【一向専念】‥カウ‥
ひたすら念仏すること。一向専修の念仏。
⇒いっ‐こう【一向】
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