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さん‐ぎ【三木・参木】🔗🔉

さん‐ぎ三木・参木】 ①(「参議」を簡単に書いた文字) ⇒さんぎ(参議)1。 ②新潟県や岩手県で、死者を埋葬した新仏の土饅頭の上に木または竹を3本くくり合わせ、下端をひろげて立てるもの。鎌・鍬・小石などをつるし下げる。

さん‐の‐きど【三の木戸】🔗🔉

さん‐の‐きど三の木戸】 第3の木戸。詰めの木戸。太平記18「―を同時に打ち出で」

さん‐ぼく【三木】🔗🔉

さん‐ぼく三木】 ①古今伝授こきんでんじゅ中の3種の木。通例は、「をがたまのき」「めどにけづりばな」「かはなぐさ」とする。→三鳥。 ②生花で草物くさものをまじえず木だけ3種用いること。また、立花で松・伊吹・桧の称。 ③罪人の頸・手・足にはめる木製のかせ。 ⇒さんぼく‐いっそう【三木一草】

さんぼく‐いっそう【三木一草】‥サウ🔗🔉

さんぼく‐いっそう三木一草‥サウ 南朝の4功臣を、併せて呼んだ称。三木は結城ゆうき親光・伯耆ほうき守名和長年・楠木正成、一草は千種ちぐさ忠顕をいう。 ⇒さん‐ぼく【三木】

みき【三木】(地名)🔗🔉

みき三木】 兵庫県南部の市。伝統的な金物の町および酒造米の生産地として著名。人口8万4千。

みき‐きよし【三木清】🔗🔉

みき‐きよし三木清】 哲学者。兵庫県生れ。京大卒。法大教授。はじめ人間学的立場からマルクス主義哲学を研究、のち西田哲学に接近し、ロゴスとパトスを統一する構想力の論理を展開したが、未完に終わった。第二次大戦末期、治安維持法違反容疑で逮捕され、敗戦後まもなく獄死。主著「パスカルにおける人間の研究」「唯物史観と現代の意識」「歴史哲学」「構想力の論理」。(1897〜1945) 三木清 提供:毎日新聞社 ⇒みき【三木】

みき‐たけお【三木武夫】‥ヲ🔗🔉

みき‐たけお三木武夫‥ヲ 政治家。徳島県生れ。明大卒。1937年衆議院議員。74年田中内閣総辞職の後をうけて首相に就任、ロッキード事件の究明に取り組むが、自民党内の「三木おろし」によって76年辞任。(1907〜1988) 三木武夫(1) 撮影:田村 茂 三木武夫(2) 撮影:石井幸之助 ⇒みき【三木】

みき‐たけじ【三木竹二】🔗🔉

みき‐たけじ三木竹二】 劇評家。本名、森篤次郎。鴎外の弟。東大卒。「歌舞伎新報」に劇評を掲げ、ついで雑誌「歌舞伎」を創刊、演劇の発達に尽力。(1867〜1908) ⇒みき【三木】

みき‐のりへい【三木のり平】🔗🔉

みき‐のりへい三木のり平】 俳優・演出家。本名、田沼則子ただし。東京生れ。ラジオ「日曜娯楽版」で人気。喜劇俳優としても活躍。演出代表作に「放浪記」。(1924〜1999) ⇒みき【三木】

みき‐ぶきち【三木武吉】🔗🔉

みき‐ぶきち三木武吉】 政治家。香川県出身。早大卒。衆議院議員。政界の策士として知られ、第二次大戦後鳩山一郎を擁し日本自由党を結成、同内閣樹立に成功。保守合同を実現、自由民主党結成に参画。(1884〜1956) 三木武吉 撮影:田村 茂 ⇒みき【三木】 ○右へ倣えみぎへならえ ①横隊の列を一直線に整えるよう掛ける号令。一番右端の者を基準にして順次それにならって並ぶ。 ②前の人の意見や行動に無条件に同調すること。「―の事なかれ主義」 ⇒みぎ【右】

みき‐ろふう【三木露風】🔗🔉

みき‐ろふう三木露風】 詩人・歌人。本名、操。兵庫県生れ。1907年(明治40)相馬御風らと早稲田詩社を結成、「白き手の猟人」で神秘的な象徴詩を完成。ほかに「廃園」「幻の田園」など。(1889〜1964) 三木露風 提供:毎日新聞社 ⇒みき【三木】

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