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さん‐ず【三途】‥ヅ🔗⭐🔉
さん‐ず【三途】‥ヅ
〔仏〕
①悪業をなした者が死後に赴く三つのあり方。猛火に焼かれる火途(地獄道)と、互いに相食む血途けちず(畜生道)と、刀・剣・杖などで迫害される刀途(餓鬼道)。三悪道。三悪趣。
②三途の川のこと。梁塵秘抄「―の扉を押し開き猛火の炎をかき分けて」
⇒さんず‐の‐かわ【三途の川】
⇒さんず‐の‐やみ【三途の闇】
さんず‐の‐かわ【三途の川】‥ヅ‥カハ🔗⭐🔉
さんず‐の‐かわ【三途の川】‥ヅ‥カハ
〔仏〕人が死んで7日目に渡るという、冥土への途中にある川。川中に三つの瀬があって、緩急を異にし、生前の業ごうの如何によって渡る所を異にする。川のほとりに奪衣婆だつえばと懸衣翁けんえおうとの二鬼がいて、死者の衣を奪うという。偽経「十王経」に説く。みつせがわ。渡り川。葬頭川そうずがわ。
⇒さん‐ず【三途】
さんず‐の‐やみ【三途の闇】‥ヅ‥🔗⭐🔉
さんず‐の‐やみ【三途の闇】‥ヅ‥
死後の不安なことのたとえ。また、死。方丈記「たちまちに―に向はんとす」
⇒さん‐ず【三途】
しょうずか‐の‐ばば【三途河の婆・葬頭河の婆】シヤウヅ‥🔗⭐🔉
しょうずか‐の‐ばば【三途河の婆・葬頭河の婆】シヤウヅ‥
(シャウヅカはサンヅカからソウヅカと転じたもの)(→)奪衣婆だつえばに同じ。
そうずか‐の‐ばば【三途河の婆・葬頭河の婆】サウヅ‥🔗⭐🔉
そうずか‐の‐ばば【三途河の婆・葬頭河の婆】サウヅ‥
(ソウズカはサンヅカの転)(→)奪衣婆だつえばに同じ。
そうず‐がわ【三途川・葬頭川】サウヅガハ🔗⭐🔉
そうず‐がわ【三途川・葬頭川】サウヅガハ
〔仏〕
⇒さんずのかわ
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