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ちゅう‐よう【中庸】🔗🔉

ちゅう‐よう中庸】 ①かたよらず常にかわらないこと。不偏不倚で過不及のないこと。中正の道。「―を得る」 ②尋常の人。凡庸。 ③(mesotes ギリシア)アリストテレスの徳論の中心概念。過大と過小との両極の正しい中間を知見によって定めることで、その結果、徳として卓越する。例えば勇気は怯懦と粗暴との中間であり、かつ質的に異なった徳の次元に達する。 (書名別項)

ちゅうよう【中庸】(作品名)🔗🔉

ちゅうよう中庸】 四書の一つ。1巻。天人合一を説き、中庸の徳と誠の道とを強調した儒教の総合的解説書。孔子の孫、子思の作とされる。もと「礼記」の1編であったが、宋儒に尊崇され、別本となり、朱熹しゅきが章句を作って盛行するに至った。

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