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し‐た・つ【仕立つ】🔗🔉

し‐た・つ仕立つ】 [一]〔他四〕 「したてる」に同じ。枕草子90「皆装束―・ちて」 [二]〔他下二〕 ⇒したてる(下一)

し‐たて【仕立て】🔗🔉

し‐たて仕立て】 ①工夫してこしらえること。故意に作りあげること。 ②ととのえること。用意すること。「特別―の列車」 ③裁ち縫うこと。裁縫。「―屋」「―のよい服」 ④教えこむこと。しこみ。 ⑤身なり。扮装。風姿花伝「―見苦しければ更に見所なし」 ⇒したて‐あがり【仕立上り】 ⇒したて‐おろし【仕立下ろし】 ⇒したて‐がお【仕立て顔】 ⇒したて‐ぎわ【仕立て際】 ⇒したて‐ぐち【仕立口】 ⇒したて‐けん【仕立て券】 ⇒したて‐なおし【仕立て直し】 ⇒したて‐もの【仕立物】 ⇒したて‐や【仕立屋】

したて‐あがり【仕立上り】🔗🔉

したて‐あがり仕立上り】 ①仕立てのできあがること。 ②衣服を新調して間のないこと。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐あ・げる【仕立て上げる】🔗🔉

したて‐あ・げる仕立て上げる】 〔他下一〕 ①仕立てて作り上げる。「着物を―・げる」「跡取りに―・げる」「一編の劇に―・げる」 ②そうでないものを、いかにもそれらしくよそおい作る。「犯人に―・げられる」

したて‐おろし【仕立下ろし】🔗🔉

したて‐おろし仕立下ろし】 新調したばかりの衣服を着用すること。また、その衣服。「―の背広」 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐がお【仕立て顔】‥ガホ🔗🔉

したて‐がお仕立て顔‥ガホ 特につくろったような顔つき。わざとらしい顔つき。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐ぎわ【仕立て際】‥ギハ🔗🔉

したて‐ぎわ仕立て際‥ギハ ①仕立てあがる、そのまぎわ。 ②仕立ての手際てぎわ。仕立てのできばえ。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐ぐち【仕立口】🔗🔉

したて‐ぐち仕立口】 裁縫のできばえ。衣服のつくり方。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐けん【仕立て券】🔗🔉

したて‐けん仕立て券】 それと引き換えに服の仕立てができる券。多く、布地を贈る際に仕立て代の代りに添えて贈る。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐なおし【仕立て直し】‥ナホシ🔗🔉

したて‐なおし仕立て直し‥ナホシ 古くなった衣服をほどいて、その布で新たにつくりかえること。また、その衣服。リフォーム。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐もの【仕立物】🔗🔉

したて‐もの仕立物】 ①仕立てたもの。仕立てるもの。 ②裁縫。ぬいもの。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐や【仕立屋】🔗🔉

したて‐や仕立屋】 裁縫を業とする者。また、その店。 ⇒し‐たて【仕立て】

し‐た・てる【仕立てる】🔗🔉

し‐た・てる仕立てる】 〔他下一〕[文]した・つ(下二) ①工夫してこしらえる。また、故意に作り上げる。栄華物語様々喜「いみじうをかしき殿をえもいはず―・てて」。「小説に―・てる」「犯人に―・てる」 ②教えこむ。仕込む。育てあげる。平家物語6「弓矢取る身に―・てよ」。「子供を一人前に―・てる」 ③ととのえる。用意する。源氏物語若紫「御帳・御屏風などあたりあたり―・てさせ給ふ」。「臨時列車を―・てる」 ④布を裁って着物に縫う。「背広を―・てる」 ⑤食べ物の味をととのえる。料理する。

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