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広辞苑の検索結果 (13)

し‐た・つ【仕立つ】🔗🔉

し‐た・つ仕立つ】 [一]〔他四〕 「したてる」に同じ。枕草子90「皆装束―・ちて」 [二]〔他下二〕 ⇒したてる(下一)

し‐たて【仕立て】🔗🔉

し‐たて仕立て】 ①工夫してこしらえること。故意に作りあげること。 ②ととのえること。用意すること。「特別―の列車」 ③裁ち縫うこと。裁縫。「―屋」「―のよい服」 ④教えこむこと。しこみ。 ⑤身なり。扮装。風姿花伝「―見苦しければ更に見所なし」 ⇒したて‐あがり【仕立上り】 ⇒したて‐おろし【仕立下ろし】 ⇒したて‐がお【仕立て顔】 ⇒したて‐ぎわ【仕立て際】 ⇒したて‐ぐち【仕立口】 ⇒したて‐けん【仕立て券】 ⇒したて‐なおし【仕立て直し】 ⇒したて‐もの【仕立物】 ⇒したて‐や【仕立屋】

したて‐あがり【仕立上り】🔗🔉

したて‐あがり仕立上り】 ①仕立てのできあがること。 ②衣服を新調して間のないこと。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐あ・げる【仕立て上げる】🔗🔉

したて‐あ・げる仕立て上げる】 〔他下一〕 ①仕立てて作り上げる。「着物を―・げる」「跡取りに―・げる」「一編の劇に―・げる」 ②そうでないものを、いかにもそれらしくよそおい作る。「犯人に―・げられる」

したて‐おろし【仕立下ろし】🔗🔉

したて‐おろし仕立下ろし】 新調したばかりの衣服を着用すること。また、その衣服。「―の背広」 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐がお【仕立て顔】‥ガホ🔗🔉

したて‐がお仕立て顔‥ガホ 特につくろったような顔つき。わざとらしい顔つき。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐ぎわ【仕立て際】‥ギハ🔗🔉

したて‐ぎわ仕立て際‥ギハ ①仕立てあがる、そのまぎわ。 ②仕立ての手際てぎわ。仕立てのできばえ。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐ぐち【仕立口】🔗🔉

したて‐ぐち仕立口】 裁縫のできばえ。衣服のつくり方。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐けん【仕立て券】🔗🔉

したて‐けん仕立て券】 それと引き換えに服の仕立てができる券。多く、布地を贈る際に仕立て代の代りに添えて贈る。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐なおし【仕立て直し】‥ナホシ🔗🔉

したて‐なおし仕立て直し‥ナホシ 古くなった衣服をほどいて、その布で新たにつくりかえること。また、その衣服。リフォーム。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐もの【仕立物】🔗🔉

したて‐もの仕立物】 ①仕立てたもの。仕立てるもの。 ②裁縫。ぬいもの。 ⇒し‐たて【仕立て】

したて‐や【仕立屋】🔗🔉

したて‐や仕立屋】 裁縫を業とする者。また、その店。 ⇒し‐たて【仕立て】

し‐た・てる【仕立てる】🔗🔉

し‐た・てる仕立てる】 〔他下一〕[文]した・つ(下二) ①工夫してこしらえる。また、故意に作り上げる。栄華物語様々喜「いみじうをかしき殿をえもいはず―・てて」。「小説に―・てる」「犯人に―・てる」 ②教えこむ。仕込む。育てあげる。平家物語6「弓矢取る身に―・てよ」。「子供を一人前に―・てる」 ③ととのえる。用意する。源氏物語若紫「御帳・御屏風などあたりあたり―・てさせ給ふ」。「臨時列車を―・てる」 ④布を裁って着物に縫う。「背広を―・てる」 ⑤食べ物の味をととのえる。料理する。

大辞林の検索結果 (14)

し-た・つ【仕立つ】🔗🔉

し-た・つ 【仕立つ】 ■一■ (動タ四) 着物を作る。仕立てる。「みな装束―・ちて/枕草子 90」 ■二■ (動タ下二) ⇒したてる

し-たて【仕立て】🔗🔉

し-たて [0] 【仕立て】 (1)作り上げること。特に,布地を裁断・縫製し,着物・洋服などを作ること。裁縫。また,衣服の作り方の工夫や技術・出来具合い。「―のよい着物」 (2)乗り物などを特別の用にあてるため,用意すること。「特別―の列車」「―の釣り舟」 (3)教え込むこと。養成。 (4)よそおうこと。身なり。「当世風の権妻―/当世書生気質(逍遥)」

したて-あがり【仕立て上(が)り】🔗🔉

したて-あがり [4][0] 【仕立て上(が)り】 仕立てて出来上がること。特に,衣服が新調して間もないこと。「―の着物に手を通す」

したて-おろし【仕立て下(ろ)し】🔗🔉

したて-おろし [4][0] 【仕立て下(ろ)し】 新しく作った服。新調の衣服。

したて-ぎわ【仕立て際】🔗🔉

したて-ぎわ ―ギハ [0] 【仕立て際】 仕立ての出来栄え。「恋の染め衣色知りの,―よき手ききなり/浄瑠璃・十二段長生島台」

したて-けん【仕立券】🔗🔉

したて-けん [3] 【仕立券】 洋服・ワイシャツなどの布地に添え,注文者の体に合わせて仕立てることを約束した券。

したて-なおし【仕立て直し】🔗🔉

したて-なおし ―ナホシ [0][4] 【仕立て直し】 衣服などを解いて,別の物に作りかえること。また,そのもの。

したて-ぶね【仕立船】🔗🔉

したて-ぶね [4] 【仕立船】 遊覧・釣りなどのために,特別にあつらえた船。

したて-もの【仕立物】🔗🔉

したて-もの [0] 【仕立物】 (1)縫い物。裁縫。また,縫い上がった衣服など。「―をする」 (2)樹木を刈り込みなどをして,自然に育った姿形から庭園用として整った姿形にしたもの。

したて-や【仕立屋】🔗🔉

したて-や [0] 【仕立屋】 洋服などの仕立てを業とする家。また,その人。

したて-あ・げる【仕立て上げる】🔗🔉

したて-あ・げる [5] 【仕立て上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 したてあ・ぐ (1)作り上げる。「着物を―・げる」 (2)弟子などを育て上げる。「一人前の役者に―・げる」 (3)ある物事を素材として,何かを作り上げる。「事件を芝居に―・げる」

し-た・てる【仕立てる】🔗🔉

し-た・てる [3] 【仕立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 した・つ (1)作り上げる。特に,衣服を作る。他に依頼して作らせることにもいう。「背広を―・てる」「新に―・てし己が衣類/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」 (2)技術などを身につけさせる。仕込む。養成する。「大工に―・てる」 (3)特別に用意する。特に,乗り物などを特別の用にあてるため,用意する。「使者を―・てる」「馬車を―・てる/社会百面相(魯庵)」 (4)もともとは違うものをそれらしく見えるようにする。「替え玉を―・てる」 (5)よそおう。飾りたてる。「つくろひ化粧じ,劣らじと―・てたる/紫式部日記」

したて【仕立】(和英)🔗🔉

したて【仕立】 cut;→英和 tailoring.→英和 〜おろしの newly-made;brand-new.〜の良(悪)い be well-(ill-)cut.〜がじょうずだ be a good tailor.‖仕立賃 sewing charges.仕立屋 a tailor;a dressmaker (婦人物).

したてる【仕立てる】(和英)🔗🔉

したてる【仕立てる】 (1)[裁縫]tailor;→英和 make;→英和 have one's suit made (仕立てさせる). (2)[養成]bring up;train.→英和 (3)[準備]prepare;→英和 get ready;make up.

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