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いぶき【伊吹】🔗🔉

いぶき伊吹】 ①滋賀県北東部、伊吹山西麓の地。 ②ヒノキ科の常緑高木。中国・朝鮮をはじめ、西日本の海岸などに自生。高さ10〜20メートル。樹皮は赤褐色で縦裂。葉は杉葉状と小鱗片状の2形がある。単性花は4月頃鱗片葉のわきに咲く。球果は紫黒色。変種が多い。広く庭木・生垣として栽培、材は器具・薪などにする。イブキビャクシン。カマクライブキ。ヒノキカシワ。〈文明本節用集〉→かいづかいぶき。 いぶき ⇒いぶき‐おろし【伊吹颪】 ⇒いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】 ⇒いぶき‐とらのお【伊吹虎尾】 ⇒いぶき‐びゃくしん【伊吹柏槙】 ⇒いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】 ⇒いぶき‐もぐさ【伊吹艾】 ⇒いぶき‐やま【伊吹山】

いぶき‐おろし【伊吹颪】🔗🔉

いぶき‐おろし伊吹颪】 伊吹山から吹きおろす寒風。 ⇒いぶき【伊吹】

いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】‥カウサウ🔗🔉

いぶき‐じゃこうそう伊吹麝香草‥カウサウ シソ科の常緑草本状小低木。茎は地上を這って多く分枝。日本では通常高山帯に生えるが、ときに低山の草地にも見られる。葉は対生、有柄。全草に芳香がある。夏秋の候、梢に淡紅色または白色の小花を開く。葉は浴湯料、カレー料理その他の香料(タイム)、薬用。ヒャクリコウ。 ⇒いぶき【伊吹】

いぶき‐とらのお【伊吹虎尾】‥ヲ🔗🔉

いぶき‐とらのお伊吹虎尾‥ヲ タデ科の多年草。北半球の山地草原に広く分布。高さ約80センチメートル。地下茎は肥厚し湾曲。葉は細長く、下部のものは葉柄が長い。夏、頂端に白色または淡紅色の花を穂につける。地下茎は収斂剤・含嗽がんそう剤。 イブキトラノオ 提供:OPO ⇒いぶき【伊吹】

いぶき‐びゃくしん【伊吹柏槙】🔗🔉

いぶき‐びゃくしん伊吹柏槙】 〔植〕(→)イブキ2の別称。 ⇒いぶき【伊吹】

いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】‥バウ‥🔗🔉

いぶき‐ぼうふう伊吹防風‥バウ‥ セリ科の多年草。高さ約90センチメートル。山地草原に自生。葉はニンジンに似、やや細小でこまかく切れ込み、夏、複散形花序に白色小花をつける。 ⇒いぶき【伊吹】

いぶき‐もぐさ【伊吹艾】🔗🔉

いぶき‐もぐさ伊吹艾】 伊吹山中のヨモギの葉で製した上質のもぐさ。この伊吹山は栃木県の山であるともいう。 ⇒いぶき【伊吹】

いぶき‐やま【伊吹山】🔗🔉

いぶき‐やま伊吹山】 滋賀・岐阜両県の境にある山。標高1377メートル。山中薬草に富む。石灰岩の採取地。 伊吹山(1) 提供:オフィス史朗 伊吹山(2) 撮影:的場 啓 ⇒いぶき【伊吹】

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