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なに‐なら‐ず【何ならず】🔗🔉

なに‐なら‐ず何ならず】 ①なんというほどでもない。取るに足りない。源氏物語夕顔「なにならぬ御名のりを聞え給はむ」 ②何にもならない。役に立たない。平家物語4「かかるめでたき聖跡なれども、今は―」

なん‐なら【何なら】🔗🔉

なん‐なら何なら】 (副詞的に) ①事によったら。都合次第では。東海道中膝栗毛5「―少々は銭を出しても乗るこたアいやだ」 ②お望みなら。入用なら。「―お持ち帰り下さい」 ③気にいらなければ。わるければ。浮世風呂4「大束が―此の下に小束もありやす」。「この品が―、別のもあります」 ⇒なんなら‐ちゃづけ【何なら茶漬】

なんなら‐ちゃづけ【何なら茶漬】🔗🔉

なんなら‐ちゃづけ何なら茶漬】 客の帰りぎわになって、「何ならお茶漬でも」と世辞をいうこと。口先ばかりの親切。 ⇒なん‐なら【何なら】

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