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な‐でん【南殿】🔗🔉

な‐でん南殿】 (ナンデンのンの表記されない形) ①紫宸殿の別称。源氏物語桐壺「―にてありし儀式の」 ②栽培されるサクラの一種。枝は暗灰褐色。葉・葉柄・花柄に著しい毛がある。半八重咲きでサトザクラとチョウジザクラの雑種とされる。チャワンザクラ。ムシャザクラ。 ⇒なでん‐の‐さくら【南殿の桜】

なでん‐の‐さくら【南殿の桜】🔗🔉

なでん‐の‐さくら南殿の桜(→)「左近の桜」に同じ。平家物語11「内侍所…―の梢にかからせおはしまし」 ⇒な‐でん【南殿】

なん‐でん【南殿】🔗🔉

なん‐でん南殿】 ①南面の御殿。太平記35「―の高欄に寄り懸りて」 ②紫宸殿。なでん。宇津保物語貴宮「みかどの―に出で給へるに」 ③寝殿しんでん

みなみ‐どの【南殿】🔗🔉

みなみ‐どの南殿】 ①南向きの殿舎。正殿。みなみおもて。栄華物語鳥のまひ「―より渡し奉らせ給ふ」 ②鎌倉時代、南六波羅探題の称。 ⇒みなみ【南】

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