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とっ‐つき【取っ付き】🔗🔉

とっ‐つき取っ付き】 (トリツキの転) ①取り付くこと。また、最初に接した印象。「―の悪い人」 ②一番手前の位置。「―の部屋」 ③物事の初め。「―からしくじる」

とっつき‐にく・い【取っ付き難い】🔗🔉

とっつき‐にく・い取っ付き難い】 〔形〕 威厳があったり無愛想であったりして、親しく近づきかねる。

とっ‐つ・く【取っ付く】🔗🔉

とっ‐つ・く取っ付く】 〔自五〕 トリツクの音便。

とっ‐つけ【取付】🔗🔉

とっ‐つけ取付】 ①鞍の後輪しずわの四方手しおでにつける紐。餉付かれいつけ。 ②刀剣の柄つかの縁金物。

とり‐つき【取付き】🔗🔉

とり‐つき取付き】 (トッツキとも) ①一番手前の端はし。 ②物事のはじめ。最初。また、商売を始めるもとで。西鶴織留6「わづかの―千貫目にするほどの人心」 ⇒とりつき‐しんしょう【取付き身上】

とりつき‐しんしょう【取付き身上】‥シヤウ🔗🔉

とりつき‐しんしょう取付き身上‥シヤウ 新世帯。 ⇒とり‐つき【取付き】

とり‐つ・く【取り付く】🔗🔉

とり‐つ・く取り付く】 [一]〔自五〕 ①とりすがる。すがりつく。万葉集20「韓衣からころむ裾に―・き泣く子らを」 ②しっかりと組みつく。組みかかる。平家物語12「からめむとするに、―・けば投げ倒され、起き上がれば蹴倒さる」 ③憑りつく。たたりつく。のりうつる。栄華物語楚王夢「御物のけの―・きたてまつりにければ」。「物に―・かれたような目」 ④取りかかる。着手する。日本永代蔵6「やうやう願い叶ひ、作事に―・き」 [二]〔他下二〕 ⇒とりつける(下一) ⇒取り付く島もない

○取り付く島もないとりつくしまもない🔗🔉

○取り付く島もないとりつくしまもない たよりとしてすがる手がかりもない。また、つっけんどんで相手をかえりみる態度が見られない。取り付く島がない。世間胸算用3「茶屋は取り付く島もなく…にげ帰り」。「―返事」 ⇒とり‐つ・く【取り付く】 とり‐つく・す取り尽くす】 〔他五〕 残らず取る。取り切る。 トリック‐スターtrickster】 ①詐欺師。ぺてん師。 ②神話や民間伝承などで、社会の道徳・秩序を乱す一方、文化の活性化の役割を担うような存在。 ⇒トリック【trick】 とり‐つく・る取り作る】 〔他四〕 ①耕作する。祝詞、祈年祭「―・らむ奥つ御年を、八束穂の茂し穂に」 ②文書などを、作る。源氏物語行幸「申文を―・りて」 とり‐つくろい取繕い‥ツクロヒ とりつくろうこと。好色一代女1「―なしにつゐ見せけるに」 とり‐つくろ・う取り繕う‥ツクロフ 〔他五〕 ①住居や身なりなどの、手入れをする。修理する。体裁をととのえる。身づくろいをする。蜻蛉日記「かかる所をも―・ひかかはる人もなければ、いと悪しくのみなりゆく」。源氏物語柏木「いとやせ衰へて、御髭なども―・ひ給はねば、しげりて」。「外見を―・う」 ②その場をうまくととのえて言う。つつみかざって言いのがれる。「言い間違いを―・う」 とり‐つけ取付け】 ①機器・器具などをとりつけること。装置すること。「クーラーの―」 ②一定の店から常に買い求めること。また、その店。「―の酒屋」 ③恐慌などにより、銀行が預金者の信用を失った時、預金者が銀行に殺到して預金を引き出すこと。「―騒ぎ」 ⇒とりつけ‐どうろ【取付け道路】 とりつけ‐しば鳥付柴(→)「としば(鳥柴)」に同じ。 とりつけ‐どうろ取付け道路‥ダウ‥ 高速道路などへの出入りのための道路。 ⇒とり‐つけ【取付け】 とり‐つ・ける取り付ける】 〔他下一〕[文]とりつ・く(下二) ①機器などを一定の場所に設置したり他の物に装置したりする。万葉集17「大黒に白ぬりの鈴―・けて」。「書棚を―・ける」「錠を―・ける」 ②憑りつかせる。祝詞、神賀詞「おのれ命みことの和魂にきみたまを八咫やたの鏡に―・けて」 ③約束ごとや了解などを相手方に確認させる。「契約を―・ける」 ④常に一定の店から買いもとめる。「―・けた店で買う」 とり‐っこ取りっこ】 互いに取り合うこと。 とり‐つた・う取り伝ふ‥ツタフ 〔他下二〕 受け伝える。取りつぐ。源氏物語東屋「かかる御文なども―・へはじめけれど」 とり‐つづ・く取り続く】 [一]〔自四〕 ひきつづく。つづく。万葉集9「その夜夢に見―・き追ひゆきければ」 [二]〔他下二〕 ①次から次へとつづける。源氏物語藤袴「空消息をつきづきしく―・けて」 ②つづけて取る。日葡辞書「ヂン(陣)ヲトリツヅクル」 とり‐づな取り綱】 手に取ってあやつる綱の総称。 トリッピングtripping】 サッカー・バスケット‐ボールなどで、相手チームの選手をつまずかせること。反則の一つ。 トリップtrip】 ①短い旅行。遊覧。 ②幻覚剤使用による幻覚状態。 ドリップdrip】 (滴下の意) ①コーヒーのいれ方。挽いた豆をネルや濾紙ろしの漉し袋に入れ、湯を注いで抽出する。 ②冷凍した魚や肉を解凍したときに流れ出る液汁。 とり‐つぶ・す取り潰す】 〔他五〕 組織などを消滅させる。特に、江戸時代、幕府が大名・旗本の家を断絶し、領国を没収するのにいう。 とり‐つ・める取り詰める】 〔自他下一〕[文]とりつ・む(下二) ①きびしくせめつける。烈しくせまる。愚管抄6「とみにえ―・めざりければ」。日葡辞書「シロ(城)ヲトリツムル」 ②思いつめる。のぼせ上る。歌舞伎、お染久松色読販「そのまま―・めて此通りに死んだのさ」 とり‐て把手⇒とって とり‐て取り手】 柔道・相撲などのわざのうまい人。 とり‐て捕手】 ①罪人を捕らえる人。召捕りの役人。捕方。捕吏。 ②武術の一種。捕縛術。 とり‐で砦・取出】 ①昔、本城外の要所に設けた小規模な要塞。木柵をめぐらし、内に兵営を置く。出城でじろ。柵塁さくるい。 ②要塞。 とりで取手】 茨城県南部、利根川北岸の市。水戸街道の宿駅、利根川水運の河港として発達。住宅団地の建設が著しい。人口11万1千。 とり‐てき取的】 力士の最も下級のもの。ふんどしかつぎ。 とり‐どく取り得】 取っただけ自分の利益になること。 とり‐どころ取り所】 ①取り立てて見るべき点。取り用うべき点。長所。とりえ。枕草子141「―なきもの、かたちにくさげに、心あしき人」 ②把手とって。宇津保物語蔵開中「若菜のあつもの一鍋、蓋には…―には女の一人若菜摘みたる形を作りたり」 とり‐とどこお・る取り滞る‥トドコホル 〔自四〕 取りついてはなれない。万葉集4「衣手に―・り泣く児にも」 とり‐とど・む取り止む】 〔他下二〕 おさえとどめる。とりおさえる。とりとめる。古今著聞集8「此人思はずげにおもひて、ひきしのぶを、しひて―・めてけり」 とり‐とま・る取り止る】 〔自四〕 ①とまる。とどまる。 ②しっかり定まる。まとまる。 とり‐とめ取留め】 ①際限。「―もなく続く」 ②しまり。まとまり。「―のない話」 とり‐と・める取り留める】 〔他下一〕[文]とりと・む(下二) ①おさえとどめる。ひきとめる。古今和歌集「―・むるものにしあらねば年月を」。「一命を―・める」 ②しっかり定める。また、はっきりさせる。日葡辞書「トリトメテモノヲスル」 とり‐どり取り取り】 ①性質・様子などの異なっているさま。あれこれ。それぞれ。いろいろ。さまざま。種々。源氏物語桐壺「いづれの御方も…―にめでたけれど」。「色―」「―の服装」 ②取りたて。取って間がないこと。狂言、鴈盗人「―でござるによつて、随分あたらしうござる」 とりとり‐ぐも鳥捕蜘蛛】 トリクイグモの別称。 ドリトルせんせいドリトル先生】 (Doctor Dolittle)イギリス生れのアメリカの児童文学者ロフティング(H. J. Lofting 1886〜1947)作の連作小説の主人公。 トリトンtriton】 トリチウムの原子核。三重陽子。 トリトンTritōn】 ①ギリシア神話で、半人半魚姿の海神。ポセイドンの子。 ②海王星の第1衛星。 トリトン 撮影:NASA とり‐なおし取直し‥ナホシ 相撲で、勝敗がはっきりしない場合などに、再び取組を行うこと。 とり‐なお・す取り直す‥ナホス 〔他五〕 ①持ちなおす。持ちかえる。平治物語「なぎなたを―・し」 ②なおす。改める。源氏物語末摘花「侍従こそ―・すべかめれ」 ③もとに戻す。回復する。義経記7「今は心地―・したる気色にて」。「気を―・す」 ④相撲で、ふたたび取組をする。

とり‐つけ【取付け】🔗🔉

とり‐つけ取付け】 ①機器・器具などをとりつけること。装置すること。「クーラーの―」 ②一定の店から常に買い求めること。また、その店。「―の酒屋」 ③恐慌などにより、銀行が預金者の信用を失った時、預金者が銀行に殺到して預金を引き出すこと。「―騒ぎ」 ⇒とりつけ‐どうろ【取付け道路】

とりつけ‐どうろ【取付け道路】‥ダウ‥🔗🔉

とりつけ‐どうろ取付け道路‥ダウ‥ 高速道路などへの出入りのための道路。 ⇒とり‐つけ【取付け】

とり‐つ・ける【取り付ける】🔗🔉

とり‐つ・ける取り付ける】 〔他下一〕[文]とりつ・く(下二) ①機器などを一定の場所に設置したり他の物に装置したりする。万葉集17「大黒に白ぬりの鈴―・けて」。「書棚を―・ける」「錠を―・ける」 ②憑りつかせる。祝詞、神賀詞「おのれ命みことの和魂にきみたまを八咫やたの鏡に―・けて」 ③約束ごとや了解などを相手方に確認させる。「契約を―・ける」 ④常に一定の店から買いもとめる。「―・けた店で買う」

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