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くさ‐むら【草叢・叢】🔗🔉

くさ‐むら草叢・叢】 草のむらがり生えている所。

そう‐うん【叢雲】🔗🔉

そう‐うん叢雲】 むらがるくも。むらくも。

そう‐き【叢記】🔗🔉

そう‐き叢記】 種々の事を集め記すこと。また、その書籍。

そう‐し【叢祠】🔗🔉

そう‐し叢祠】 くさむらの中にあるほこら。

そう‐し【叢誌】🔗🔉

そう‐し叢誌】 種々の事を集めた記録。

そう‐じゅ【叢樹】🔗🔉

そう‐じゅ叢樹】 むらがり生えた樹。

そう‐しょ【叢書】🔗🔉

そう‐しょ叢書】 ①種々の書物を集めて大きくまとめたもの。四庫全書・群書類従の類。 ②(「双書」とも書く)一定の形式に従って継続して刊行される一連の書物。シリーズ。

そうしょしゅうせい【叢書集成】‥シフ‥🔗🔉

そうしょしゅうせい叢書集成‥シフ‥ 中国で、古今の叢書を集大成した大叢書。1935〜40年商務印書館より刊行。叢書は100部、約4100種を収める。

そう‐せい【叢生・簇生】🔗🔉

そう‐せい叢生・簇生】 草木などが群がり生えること。「熊笹が―する」

そう‐せつ【叢説】🔗🔉

そう‐せつ叢説】 諸家の説を集めたもの。

そう‐だん【叢談】🔗🔉

そう‐だん叢談】 種々の物語を集めたもの。

そう‐らん【叢蘭】🔗🔉

そう‐らん叢蘭】 むらがり茂った蘭。 ⇒叢蘭茂からんと欲すれども秋風これを敗る

○叢蘭茂からんと欲すれども秋風これを敗るそうらんしげからんとほっすれどもしゅうふうこれをやぶる🔗🔉

○叢蘭茂からんと欲すれども秋風これを敗るそうらんしげからんとほっすれどもしゅうふうこれをやぶる [帝範2](「王者明らかならんと欲すれども讒人之を蔽おおう」と続き)叢蘭が芳しい花を開こうとしても秋風がこれを傷つけてしまうように、賢王がよい政治を行おうとしても悪臣がそれを妨げることにいう。 ⇒そう‐らん【叢蘭】 そうらん‐じょう喪乱帖サウ‥デフ 法帖ほうじょうの一つ。王羲之の尺牘せきとくの精巧な複製。奈良時代に日本に伝来したとされ、現在は宮内庁蔵。孔侍中帖こうじちゅうじょうそう‐り層理】 堆積岩や火砕岩から成る地層の断面にみられる縞目。または縞目のある状態。 ⇒そうり‐めん【層理面】 そう‐り総理】 ①事務を統一して管理すること。また、その人。 ②内閣総理大臣の略称。 ⇒そうり‐がもん【総理衙門】 ⇒そうり‐だいじん【総理大臣】 ⇒そうり‐ふ【総理府】 ぞう‐り草履ザウ‥わら・竹皮・藺などを編んでつくり、緒をすげた履物。材料・製法・用途などにより種類も多い。じょうり。〈倭名類聚鈔12⇒ぞうり‐うち【草履打】 ⇒ぞうり‐がけ【草履掛け】 ⇒ぞうり‐くい【草履食い】 ⇒ぞうり‐げた【草履下駄】 ⇒ぞうり‐つかみ【草履掴み】 ⇒ぞうり‐とり【草履取】 ⇒ぞうり‐なかま【草履仲間】 ⇒ぞうり‐むし【草履虫】 ⇒ぞうり‐もち【草履持】 ぞう‐り贓吏ザウ‥ 賄賂をとる官吏。不正の財をむさぼる役人。 ぞうり‐うち草履打ザウ‥ 浄瑠璃「加賀見山旧錦絵かがみやまこきょうのにしきえ」6段目の有名な場。局つぼね岩藤が中老尾上を草履で打擲ちょうちゃくする。後に歌舞伎化。 →文献資料[加賀見山旧錦絵(草履打の段)] ⇒ぞう‐り【草履】 ぞうり‐がけ草履掛けザウ‥ 草履をはいたままであること。身軽な外出姿をいう。下駄げた履き。 ⇒ぞう‐り【草履】 そうり‐がもん総理衙門】 清末の外交機関、総理各国事務衙門の略称。1861年創設。1901年外務部に改組。 ⇒そう‐り【総理】 ぞうり‐くい草履食いザウ‥クヒ 草履の緒が足にすれて生じた傷。 ⇒ぞう‐り【草履】 ぞうりく‐うんどう造陸運動ザウ‥ 広い地域がゆるやかに隆起または沈降する運動。造陸作用。 ぞうり‐げた草履下駄ザウ‥ 松材を台とし、形は駒下駄に似て低く、表に草履をつけ、木綿真田さなだの緒をすげた下駄。 ⇒ぞう‐り【草履】 そうり‐だいじん総理大臣】 内閣総理大臣の略称。 ⇒そう‐り【総理】 そう‐りつ相律サウ‥ 〔理〕二つ以上の相5から成る物質系(不均一系)の平衡に関する熱力学的法則。相の数をα、独立成分の数をβとすれば、系の自由度はβ+2−αで与えられるというもの。1870年代にギブスが確立。 そう‐りつ創立サウ‥ 初めて設立すること。創設。「会社を―する」「明治期―の大学」 ぞうり‐つかみ草履掴みザウ‥ 草履取り。 ⇒ぞう‐り【草履】 ぞうり‐とり草履取ザウ‥ 武家などで、主人の草履を持って供をした下僕。草履つかみ。草履持ち。 ⇒ぞう‐り【草履】 ぞうり‐なかま草履仲間ザウ‥ 草履取りの仲間。 ⇒ぞう‐り【草履】 そうり‐ふ総理府】 栄典に関する事務、各行政機関の施策・事務の総合調整、他の行政機関の所掌に属さない種々の行政事務などを行なった行政機関。2001年内閣府に改組。 ⇒そう‐り【総理】 ぞうり‐むし草履虫ザウ‥ 繊毛虫類の一種。体長は最大0.3ミリメートル。無色または淡褐色を帯び、繊毛で運動する。前部側面のくぼみの底に口が開き餌をとりこむ。また、口の近くの細胞肛門から食物の不消化分を排出する。横分裂などによって増殖。池溝・溜水にすむ。 ぞうりむし ⇒ぞう‐り【草履】 そうり‐めん層理面】 層理の面。すなわち、上下に重なる層の接する面。層理面上には、堆積環境を表すものや現象が見られる。層面。 ⇒そう‐り【層理】 ぞうり‐もち草履持ザウ‥ 草履取り。 ⇒ぞう‐り【草履】 そう‐りゅう層流‥リウ 流速の方向がそろった規則的な流れ。流速が十分遅いときに実現する。↔乱流 ぞう‐りゅう造立ザウリフ 寺・社・塔などを建設すること。〈日葡辞書〉 そうりゅう‐さ掃流砂サウリウ‥ 流水の作用によって、河床付近を掃き流されるように移動する砂。→浮遊砂 そうりゅう‐ろう蒼竜楼サウ‥ ⇒しょうりゅうろう そう‐りょ僧侶】 出家して僧門に帰した人。また、その集団。僧徒。「―の読経」↔俗衆 そう‐りょう送料‥レウ 郵送または運送の料金。 そう‐りょう爽涼サウリヤウ 気候のさわやかで涼しいこと。〈[季]秋〉。「―の秋の気」 そう‐りょう総量‥リヤウ 全体の重量、または、分量。 ⇒そうりょう‐きせい【総量規制】 そう‐りょう総領・惣領‥リヤウ ①すべおさめること。 ②家名を継ぐべき子。家督。嫡子。また転じて、長男または長女の称。 ③大宝令前の官で、地方の重要な国におかれ、それぞれ数カ国の政務を監督したもの。すべおさ。すぶるおさ。 ④惣領地頭の略。 ⇒そうりょう‐しき【惣領職】 ⇒そうりょう‐じとう【惣領地頭】 ⇒そうりょう‐すじ【総領筋】 ⇒そうりょう‐せい【惣領制】 ⇒そうりょう‐のき【総領除】 ⇒そうりょう‐ぶん【惣領分】 ⇒そうりょう‐まご【総領孫】 ⇒そうりょう‐むすこ【総領息子】 ⇒そうりょう‐むすめ【総領娘】 ⇒そうりょう‐よめ【総領嫁】 ⇒総領の甚六 そう‐りょう蒼竜サウ‥ ①青色の竜。青竜。 ②年老いた竜。 ③老松の形容。 ④東方七宿の星の名。→二十八宿 ぞう‐りょう増量‥リヤウ 分量をふやすこと。また、その分量。 そうりょう‐きせい総量規制‥リヤウ‥ 環境保全のために、一定地域内の各工場等に汚染・汚濁物質の許容排出量を配分して、総排出量を規制すること。 ⇒そう‐りょう【総量】 そう‐りょうじ総領事‥リヤウ‥ 最上級の領事。駐在国領土内の自国民、特に船舶・船員を保護・監督し、通商航海に関する事項を本国に報告し、駐在国在勤の自国の領事以下を監督する。 そうりょう‐しき惣領職‥リヤウ‥ 中世後期、惣領の地位・権限・財産などをいう語。 ⇒そう‐りょう【総領・惣領】 そうりょう‐じとう惣領地頭‥リヤウヂ‥ (→)惣地頭そうじとう1の別称。 ⇒そう‐りょう【総領・惣領】 そうりょう‐すじ総領筋‥リヤウスヂ 本家の家筋。嫡流。 ⇒そう‐りょう【総領・惣領】 そうりょう‐せい惣領制‥リヤウ‥ 鎌倉時代、分割相続で分立した一族が惣領の統制のもとに結集する在地領主の同族結合形態。室町期にはくずれて漸次嫡子単独相続制に移行した。 ⇒そう‐りょう【総領・惣領】 そうりょう‐のき総領除‥リヤウ‥ 江戸時代、病弱・不行跡などを理由に、主君の許可を得て長男に家督を相続させないこと。嫡子退身。廃嫡。 ⇒そう‐りょう【総領・惣領】

そう‐りん【叢林】🔗🔉

そう‐りん叢林】 ①木のむらがっている林。 ②〔仏〕僧が集まって修行する場。寺院。特に、禅寺。 ⇒そうりん‐ぞう【叢林僧】

そうりん‐ぞう【叢林僧】🔗🔉

そうりん‐ぞう叢林僧】 禅宗僧。〈日葡辞書〉 ⇒そう‐りん【叢林】

そう‐ろん【叢論】🔗🔉

そう‐ろん叢論】 種々の議論を集めたもの。

そう‐わ【叢話】🔗🔉

そう‐わ叢話】 種々の話を集めたもの。

ほこら【叢祠・祠】🔗🔉

ほこら叢祠・祠】 (ホクラ(神庫)の転)神をまつる小さなやしろ。宇治拾遺物語11「その―に、修行しける僧のやどりて」。「―を建てる」

むら【群・叢・簇】🔗🔉

むら群・叢・簇】 (ムレの古形)群がること。また、そのもの。むれ。古事記「かぎろひの燃ゆる家―」

むら‐がり【群がり・叢がり・簇がり】🔗🔉

むら‐がり群がり・叢がり・簇がり】 むらがること。また、むらがったもの。むれ。

むら‐が・る【群がる・叢がる・簇がる】🔗🔉

むら‐が・る群がる・叢がる・簇がる】 〔自五〕 (古くは下二段にも活用)多くのものが一つ所に集まる。むれをなす。万葉集13「行く鳥の―・りて待ち」。三蔵法師伝承徳頃点「桂樹の藂ムラカレ生ふることは」。「甘い蜜に―・る」「ファンが―・る」

むら‐ぎく【叢菊】🔗🔉

むら‐ぎく叢菊】 むらがって生えた菊。栄華物語御賀「ひともと菊・―などの」

むら‐くさ【叢草】🔗🔉

むら‐くさ叢草】 むらがって生えている草。拾玉集1「夏も人目はかれにけり何しげるらむ庭の―」

むら‐くも【叢雲】🔗🔉

むら‐くも叢雲】 むらがり立つ雲。一むらの雲。源氏物語野分「風騒ぎ―迷ふ夕にも」。「月に―、花に風」 叢雲 撮影:高橋健司 ⇒むらくも‐の‐つるぎ【叢雲剣】

むらくも‐の‐つるぎ【叢雲剣】🔗🔉

むらくも‐の‐つるぎ叢雲剣】 天叢雲剣あまのむらくものつるぎの略。 ⇒むら‐くも【叢雲】

むら‐ご【斑濃・叢濃・村濃】🔗🔉

むら‐ご斑濃・叢濃・村濃】 ①染色の名。所々が濃く、その周囲を次第に薄くぼかしたもの。枕草子159「とくゆかしきもの。巻染・―・くくり物など染めたる」 ②「斑濃の縅」の略。 ⇒むらご‐の‐おどし【斑濃の縅】

むら‐さめ【叢雨・村雨】🔗🔉

むら‐さめ叢雨・村雨】 (群になって降る雨の意)一しきり強く降って来る雨。にわか雨。驟雨しゅうう。白雨。繁雨しばあめ。万葉集10「庭草に―降りて」

むら‐しぐれ【叢時雨・村時雨】🔗🔉

むら‐しぐれ叢時雨・村時雨】 一しきり強く降って通り過ぎる雨。〈[季]冬〉。千載和歌集「旅寝する庵をすぐる―」

むら‐しば【叢柴】🔗🔉

むら‐しば叢柴】 むらがり生えた雑木。拾玉集6「―にきぎす立つなり桜狩り花散る野辺の春のあけぼの」

むら‐すすき【叢薄】🔗🔉

むら‐すすき叢薄】 むらがり生えた薄。

むら‐たけ【叢竹・群竹】🔗🔉

むら‐たけ叢竹・群竹】 むらがって生えた竹。万葉集19「わが宿のいささ―吹く風の音のかそけきこの夕かも」

むら‐だち【叢立ち・群立ち】🔗🔉

むら‐だち叢立ち・群立ち】 むらがり立つこと。一群になって立つこと。金葉和歌集「蒔絵に見ゆる松の―」

むら‐だ・つ【叢立つ・群立つ】🔗🔉

むら‐だ・つ叢立つ・群立つ】 〔自五〕 むらがり立つ。群をなして立つ。万葉集9「群鳥の―・ち行けば」

むら‐まつ【叢松】🔗🔉

むら‐まつ叢松】 むらがり生えている松。赤染衛門集「住の江の岸の―蔭遠み波寄するかを人は見きやは」

むら‐むら【叢叢・群群】🔗🔉

むら‐むら叢叢・群群】 そこここにむらがっているさま。また、群れて勢いよく移動したり集まったりするさま。古今和歌集雑体「庭の面に―見ゆる冬草の」。日葡辞書「ムラムラトキソイクル」

やぶ‐やき【叢焼】🔗🔉

やぶ‐やき叢焼】 (静岡県で)焼畑やきばたのこと。

[漢]叢🔗🔉

 〔又部16画〕

[漢]叢🔗🔉

 字形 部13画/18画/3349・4151〕 〔音〕ソウ(漢) 〔訓〕くさむら [意味] ①草木が群がり生える(茂み)。くさむら。「叢生・叢林・淵叢えんそう」 ②多くの物が一か所に集まる。むらがる。集めたもの。「叢書・叢雲・論叢・談叢」 ▷もと、又部16画。[藂]は異体字。 [難読] 叢祠ほこら

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