複数辞典一括検索+

あり‐あり【在り在り】🔗🔉

あり‐あり在り在り】 〔副〕 (ラ変動詞アリを重ねたもの。多く助詞トを伴う) ①考えや気持などがはっきりと外に現れているさま。中華若木詩抄「―と作つた詩なり」。「無念の思いを―と顔に浮かべた」 ②現実にないものが目でみるようにはっきりと見えるさま。本当にあるかのように。天草本伊曾保物語「いかにも―と答へた」。「亡き母の姿が―と見える」

ありあり・し【在り在りし】🔗🔉

ありあり・し在り在りし】 〔形シク〕 ①ありのままである。宇津保物語楼上下「―・しうは世にのたまはじ」 ②本来そうあるべきさまである。それらしくある。日葡辞書「アリアリシイテイデゴザル」 ③もっともらしい。浄瑠璃、四天王筑紫責「げに―・しくたばかれば」

ありあり‐て【在り在りて】🔗🔉

ありあり‐て在り在りて】 ①引き続きそのままの状態でいて。久しく永らえて。万葉集12「―後も逢はむと」 ②おしまいに。あげくのはてに。蜻蛉日記「―…これらとくしてとはあるものか」

ざい‐ざい【在在】🔗🔉

ざい‐ざい在在】 ①あちこちの村里。狂言、宮廻り「国々―より御参詣の輩は其の数を知らず」 ②到る所。 ⇒ざいざい‐しょしょ【在在所所】

ざいざい‐しょしょ【在在所所】🔗🔉

ざいざい‐しょしょ在在所所】 あちらこちら。ここかしこ。平家物語8「およそ京中には源氏満ち満ちて―に入取り多し」 ⇒ざい‐ざい【在在】

広辞苑在在で始まるの検索結果 1-5