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よ‐あけ【夜明け】🔗🔉

よ‐あけ夜明け】 ①夜があける時。東の空がしらんで、うす明るくなってくる頃。あけがた。あかつき。天明。宇治拾遺物語2「―、大嶽おおたけを見れば、毒竜巌くだけて散りうせにけり」 ②(比喩的に)新しい時代の始まり。「近代日本の―」 ⇒よあけ‐がた【夜明け方】 ⇒よあけ‐がらす【夜明け烏】 ⇒よあけ‐の‐みょうじょう【夜明けの明星】 ⇒夜明け前が一番暗い

よあけ‐がた【夜明け方】🔗🔉

よあけ‐がた夜明け方】 夜明けの頃。あけがた。源氏物語柏木「思しやすらふ程に―になりぬ」 ⇒よ‐あけ【夜明け】

よあけ‐がらす【夜明け烏】🔗🔉

よあけ‐がらす夜明け烏】 夜明けに鳴く烏。あけがらす。 ⇒よ‐あけ【夜明け】

よあけ‐の‐みょうじょう【夜明けの明星】‥ミヤウジヤウ🔗🔉

よあけ‐の‐みょうじょう夜明けの明星‥ミヤウジヤウ (→)「明けの明星」に同じ。 ⇒よ‐あけ【夜明け】

よあけまえ【夜明け前】‥マヘ🔗🔉

よあけまえ夜明け前‥マヘ 島崎藤村の小説。1929年から発表、35年完結。明治維新前後の動乱を、狂死した父の生涯を凝視することによって把握した大作。 →文献資料[夜明け前] ○夜明け前が一番暗いよあけまえがいちばんくらい (It is always darkest just before the day dawns.の訳)最悪の状態の後には必ず事態が好転するということ。 ⇒よ‐あけ【夜明け】

○夜明け前が一番暗いよあけまえがいちばんくらい🔗🔉

○夜明け前が一番暗いよあけまえがいちばんくらい (It is always darkest just before the day dawns.の訳)最悪の状態の後には必ず事態が好転するということ。 ⇒よ‐あけ【夜明け】 よ‐あそび夜遊び】 夜間、遊ぶこと。夜間、遊び歩くこと。「―が過ぎる」 よ‐あつ与圧】 気圧を高めること。 ⇒よあつ‐しつ【与圧室】 よあつ‐き予圧器】 〔機〕(→)過給器に同じ。 よあつ‐しつ与圧室】 高高度を飛ぶ飛行機などで、人のいる部分を気密にして加圧し、地上に近い気圧を保つようにした室。 ⇒よ‐あつ【与圧】 ヨアヒムJoseph Joachim】 オーストリア生れのバイオリン奏者。19世紀後半期の代表的名手でブラームスの親友。1869年以後、終生ベルリン高等音楽学校校長。(1831〜1907) よ‐あみ夜網】 魚を捕るために、夜、網を打ち、または張ること。花暦八笑人「別に網船が来て―サ」 よ‐あらし夜嵐】 夜吹く嵐。謡曲、紅葉狩「雨うちそそぐ―の」 よ‐ありき夜歩き(→)「よあるき」に同じ。 よ‐あるき夜歩き】 夜、出てあるくこと。また、夜間に遊びあるくこと。よありき。 ヨアンネス‐クリュソストモスIōannēs Chrysostomos ギリシア】 (クリュソストモスは「黄金の口」の意)キリスト教のギリシア教父。説教と聖書講解に卓越し、ビザンチン典礼の形成に寄与。(347頃〜407) よいヨヒ 日が暮れてからまだ間もない時。また、ゆうべと夜中の間。初夜。初更。また、よる。夜間。允恭紀「わがせこが来べき―なり」。万葉集10「遠けども―さらず見む妹いもが当りは」。「―のうち」「―っぱり」 よい酔いヨヒ (酒などに)ようこと。えい。「―が回る」「船ふな―」 よ‐い夜居‥ヰ 夜間詰めていること。特に、加持・祈祷などのために僧が夜分、傍に詰めていること。源氏物語総角「阿闍梨も―にさぶらひてねぶりたる、うちおどろきて陀羅尼だらに読む」 よ‐い夜寝】 夜、寝ること。万葉集5「―も寝なくに」 よ‐い余威‥ヰ ある事を成し遂げ、そのあとになお余った勢い。また、後々まで残っている先人の威光。 よ‐い余意】 言外の意味。 よ・い良い・善い・好い・佳い】 〔形〕[文]よ・し(ク) (口語の終止・連体形は多く「いい」を用いる) ➊物事が質的に他よりすぐれまさっている。 ①すぐれている。上等である。宇津保物語梅花笠「―・き馬二つ、牛二つ」。「品質が―・い」 ②地位・身分が高い。とうとい。けだかい。古今和歌集「古へのしづのをだまきいやしきも―・きも盛りはありしものなり」。「家柄が―・い」 ③教養がある。徒然草「―・き人は、知りたることとてさのみ知り顔にやは言ふ」 ④能力がすぐれている。じょうずである。うまい。土佐日記「此の歌―・しとにはあらねど、げにと思ひて人々忘れず」。源氏物語空蝉「たびたびの御方違へにことつけ給ひしさまをいと―・ういひなし給ふ」。「腕が―・い」「目が―・い」 ⑤うつくしい。優美である。万葉集14「あに来やしづしその顔―・きに」。古今和歌集「あき人の―・き衣きぬきたらむが如し」。「月の―・い晩」「器量が―・い」 ⑥賢い。さとい。仏足石歌「―・き人のまさ目に見けむみあとすらを我はえ見ずて」。「頭が―・い」 ⑦効果がある。万葉集16「石麻呂に吾物申す夏痩に―・しといふものそむなぎ取り召せ」。「睡眠はからだに―・い」 ⑧快い。楽しい。万葉集19「やかた尾のま白の鷹を屋戸に据ゑかき撫で見つつ飼はくし―・しも」。伊勢物語「この女気色いと―・し」。「気分が―・い」 ⑨むつまじい。親しい。枕草子161「―・き中なれば聞かせてけり」。狂言、水汲新発意「いちやと身共とは日比ひごろ人知らず―・い中でござるによつて」 ⑩利益になる。得とくである。狂言、鬮罪人「此の様な―・い鬮に取りあたるといふは仕合せな事ぢや」。「割の―・い商売だ」 ⑪値が高い。高値である。「値段が―・い」 ➋《善》正しい。正当である。善である。万葉集18「吾ご大君の諸人をいざなひ給ひ―・き事を始め給ひて」。十訓抄「―・き方をば是れを勧め、あしき筋をば是れを誡めつつ」。「―・い行い」 ➌適している。 ①適当である。ころあいである。相応である。孝徳紀「山川に鴛鴦おし二つ居てたぐひ―・くたぐへる妹を誰か率にけむ」。「―・い相手だ」「―・い例」 ②好都合である。便宜である。謡曲、高砂「―・き次ついでなれば、播州高砂の浦をも一見せばやと存じ候」。「―・い折だ」 ③十分である。狂言、宗論「事むつかしい事を願はうよりも、南無阿弥陀仏とさへ申すれば―・いに」。「―・く似ている」「準備は―・いか」 ➍同意・承認できる有様である。 ①差しつかえない。万葉集5「青柳梅との花を折りかざし飲みての後は散りぬとも―・し」。狂言、地蔵舞「成らぬといふに。それならば―・うござる」。「帰っても―・い」 ②然るべきである。竹取物語「そのおはすらむ人々に申し給へといふ、―・きことなりとうけつ」。「忠告は受け入れるが―・い」 ➎幸いである。吉きちである。運がよい。めでたい。宇津保物語国譲上「明日―・き日なるを」。「―・いめぐりあわせ」「日柄も―・い」 ➏手前勝手だ。虫がよい。浄瑠璃、天神記「拾ひ子と言うたらば宥免せうと思うてか、―・い手な事は言ふまい」 ➐(動詞に付いて)その動作を良い気分ですることができる。むずかしくない。たやすい。万葉集6「山高く河の瀬清し住み―・しと人はいへども」。「書き―・いペン」 ⇒よい肝を潰す ⇒よい仲には垣 ⇒よい分別は雪隠で出る ⇒善き意志 ⇒よき分別は老人に問え ⇒よく泳ぐ者は溺れ、よく騎る者は堕つ ⇒良くしたもの ⇒よく学びよく遊べ よい‐あかつき‐の‐こえ宵暁の声ヨヒ‥コヱ 宵稽古の声と朝稽古の声。暁にはひかえめに使い、宵には十分に出す。風姿花伝「―を使ひ心中には願力を起して」 よい‐い宵居ヨヒヰ 宵に長く起きていること。源氏物語末摘花「うちとけたる―のほど、やをらいり給ひて」 よい‐かげん好い加減⇒いいかげん よい‐かな善哉】 (ヨキカナの音便形)ほめる言葉。よいことであるよ。ぜんざい。類聚名義抄「善哉、ヨイカナ・ヨイカナヤ」

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