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だい‐り【大理】🔗⭐🔉
だい‐り【大理】
①(タイリとも)大本となる道理。
②中国、古代の官名。秦では廷尉、前漢のとき大理と改称。追捕・糾弾・裁判・訴訟などをつかさどった。
③検非違使別当の唐名。町奉行などの意にも転用。「―の庁」
だいり【大理】(地名)🔗⭐🔉
だいり【大理】
(Dali)
①中国、雲南省北西部にある都市。大理石の産地。人口52万1千(2000)。
②10世紀中葉(五代の後晋の時)、タイ族の段思平が南詔国に代わって今の中国雲南省に建てた国。11世紀末、権臣高氏が簒奪したが、1096年再興(後理国)。1254年蒙古のフビライ汗に滅ぼされた。(937〜1254)
⇒だいり‐せき【大理石】
だいり‐せき【大理石】🔗⭐🔉
だいり‐せき【大理石】
(大理1に多く産出するからいう)接触変成岩の一種。石灰岩が変成作用を受け、方解石の集合塊となって粗粒になった結晶質岩石。普通は白色、佳麗な色彩・斑紋をもつ。結晶質でなくても、美しい石灰岩のことを大理石と呼ぶこともある。建築・彫刻・装飾などに用い、イタリア産が著名。日本では岐阜・山口・茨城などに産する。マーブル。
⇒だいり【大理】
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