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あまつ‐かみ【天つ神】🔗🔉

あまつ‐かみ天つ神】 天にいる神。高天原たかまのはらの神。また、高天原から降臨した神、また、その子孫。続日本紀15「―御孫みまの命みこと」↔国つ神。 ⇒あま‐つ【天津・天つ】

あまつかみ‐の‐みこ【天つ神の御子】🔗🔉

あまつかみ‐の‐みこ天つ神の御子】 天子。天皇。神武紀「―来でますと聞うけたまわりて」 ⇒あま‐つ【天津・天つ】

あまつかみ‐の‐よごと【天つ神の寿詞】🔗🔉

あまつかみ‐の‐よごと天つ神の寿詞】 天つ神が天皇を寿ことほぐ詞。中臣寿詞なかとみのよごとをいう。 ⇒あま‐つ【天津・天つ】

あまつ‐ひもろき【天つ神籬】🔗🔉

あまつ‐ひもろき天つ神籬】 神籬ひもろきの美称。神代紀「―及び天津磐境いわさかを起し樹てて」 ⇒あま‐つ【天津・天つ】

てん‐しん【天神】🔗🔉

てん‐しん天神⇒てんじん

てん‐じん【天神】🔗🔉

てん‐じん天神】 ①(テンシンとも)天の神。あまつかみ。↔地神↔地祇。 ②〔仏〕天界に住して仏法を守護する神。天。諸天。 ③菅原道真の神号。(道真を火雷天神とする信仰が起こり、後に京都に北野天神が創建された)→天満宮。 ④袍・直衣のうしなどを着た公卿風の人。 ⑤(揚代が銀25匁であったから、北野天神の縁日(25日)にかけていう)遊女の階級の一つ。太夫に次ぐもの。天職。 ⑥天神髷の略。尾崎紅葉、三人妻「出入の髪結は―の名人、此東京に三人とは無き上手なれば」 ⑦「転軫てんじん」の当て字。 ⑧三味線の海老尾の俗称。→三味線(図)⇒てんじん‐こう【天神講】 ⇒てんじん‐さま【天神様】 ⇒てんじん‐しちだい【天神七代】 ⇒てんじん‐ぞ【天神ぞ】 ⇒てんじん‐ちぎ【天神地祇】 ⇒てんじん‐づくえ【天神机】 ⇒てんじん‐ひげ【天神髭】 ⇒てんじん‐まげ【天神髷】 ⇒てんじん‐まつり【天神祭】 ⇒てんじん‐むすび【天神結び】

てんじん‐こう【天神講】‥カウ🔗🔉

てんじん‐こう天神講‥カウ 菅原道真の命日、毎月25日(または毎年2月25日)に行われる天満宮の祭。 ⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐さま【天神様】🔗🔉

てんじん‐さま天神様】 ①天満宮、またその祭神である菅原道真を敬い親しんでいう語。 ②俗に、梅干の核さね⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐しちだい【天神七代】🔗🔉

てんじん‐しちだい天神七代】 地神五代の前に、わが国を治めたという七代の天神。日本書紀によれば、国常立くにのとこたち尊、国狭槌くにのさつち尊、豊斟渟とよくむぬ尊(以上独化神三代)、泥土煮ういじに尊・沙土煮すいじに尊、大戸之道おおとのじ尊・大苫辺おおとまべ尊、面足おもだる尊・惶根かしこね尊、伊弉諾いざなき尊・伊弉冉いざなみ尊(以上偶生神四代)。神代七代かみよななよ→地神五代⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐ぞ【天神ぞ】🔗🔉

てんじん‐ぞ天神ぞ】 (誓いの語。天神にかけての意)確かに。全く。狂言、皹あかがり「―有るまい」 ⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐ちぎ【天神地祇】🔗🔉

てんじん‐ちぎ天神地祇】 天つ神と国つ神。すべての神々。 ⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐づくえ【天神机】🔗🔉

てんじん‐づくえ天神机】 手習所で使った学習机。手習机。 ⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐ばし【天神橋】🔗🔉

てんじん‐ばし天神橋】 大阪市の淀川に架かる橋。中央区北浜東の松屋町筋と北区天神橋一丁目とを結ぶ。この辺から淀川は二つに分かれ、中之島が続く。 天神橋 撮影:的場 啓

てんじん‐ひげ【天神髭】🔗🔉

てんじん‐ひげ天神髭】 菅原道真の肖像にあるような、両端のさがった髭。 ⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐まげ【天神髷】🔗🔉

てんじん‐まげ天神髷】 女の髪の結い方。銀杏いちょう返しに似、その髷の中央を髪で巻き、かんざしでとめたもの。年頃の女の髷風。天神。 天神髷 ⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐まつり【天神祭】🔗🔉

てんじん‐まつり天神祭】 7月(陰暦6月)25日に行われる天満宮の夏祭。〈[季]夏〉。→天満祭てんままつり⇒てん‐じん【天神】

てんじん‐むすび【天神結び】🔗🔉

てんじん‐むすび天神結び】 女の髪の結い方の一つ。天神髷に似たもの。洒落本、古契三娼「深川でまへどはやつた―」 ⇒てん‐じん【天神】

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