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ぎょ‐れん【御簾】🔗🔉

ぎょ‐れん御簾】 すだれの尊敬語。みす。

ご‐れんじゅう【御簾中】‥ヂユウ🔗🔉

ご‐れんじゅう御簾中‥ヂユウ (ゴレンチュウとも) ①大臣・公卿など貴人の妻の敬称。 ②江戸時代の三家・三卿の妻の敬称。

み‐す【御簾】🔗🔉

み‐す御簾】 ①簾の尊敬語。すだれ。枕草子23「―のうちに、女房、桜の唐衣どもくつろかに脱ぎたれて」 ②特に、神前・宮殿などに用いるすだれ。細く削った竹で編み、綾・緞子どんすなどで縁をとったもの。 ③「みすがみ」の略。 ⇒御簾を隔てて高座を覗く

みす‐いり【御簾入り】🔗🔉

みす‐いり御簾入り】 内親王が降嫁する時、輿入れ前に、その配偶たるべき人が内親王の御所に一宿すること。みすだれいり。

みす‐うち【御簾内・翠簾内】🔗🔉

みす‐うち御簾内・翠簾内】 ①垂れ下げた御簾の内。 ②歌舞伎・文楽で、御簾を垂れた中で浄瑠璃を語ること。また、修業中のものは御簾の中で語ることから、未熟者の義太夫語りの称。

みす‐がい【御簾貝】‥ガヒ🔗🔉

みす‐がい御簾貝‥ガヒ ミスガイ科の後鰓こうさい類。殻は卵形で薄く、高さ2.5センチメートル。表面は淡黄色で黒い糸状模様を密にめぐらす。軟体は大きく、殻の中に収まりきらない。本州中部以南の潮間帯の海藻の間にすむ。

みす‐がみ【御簾紙・三栖紙・美栖紙】🔗🔉

みす‐がみ御簾紙・三栖紙・美栖紙】 (もと簾中れんちゅうの女性が愛用したからいう)奈良県吉野に産する極めて薄く柔らかい和紙。吉野紙よりはやや厚い。古くは鼻紙の極上品で、また表装の裏打ちに用いる。みす。

みす‐くさ【御簾草】🔗🔉

みす‐くさ御簾草(→)ガマ(蒲)の別称。〈[季]夏〉

みすや‐ばり【三栖屋針・御簾屋針】🔗🔉

みすや‐ばり三栖屋針・御簾屋針】 和服裁縫用の縫針。京都の針屋「みすや」で製造・販売したもの。

○御簾を隔てて高座を覗くみすをへだててこうざをのぞく🔗🔉

○御簾を隔てて高座を覗くみすをへだててこうざをのぞく 意のままにならず、もどかしいことのたとえ。「靴を隔てて痒かゆきを掻く」と同意。 ⇒み‐す【御簾】

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