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○急いては事を仕損ずるせいてはことをしそんずる🔗🔉

○急いては事を仕損ずるせいてはことをしそんずる あまり急ぐとかえって失敗を招きやすい。 ⇒せ・く【急く】 せい‐てん正典】 (canon)教会・教団に公認され、信仰の基準となる文書。ユダヤ教・キリスト教では、旧約聖書が1世紀末に、新約聖書が4世紀末に正典として確定された。カノン。→外典がいてん せい‐てん成典】 ①成文の法典。 ②定まった法式。定まった儀式。 せい‐てん西天】 ①西方の天。 ②西方の土地。特に、仏教でインドを指していう。さいてん。 せい‐てん性典】 性知識を与えるために作った本。 せい‐てん青天】 晴れた青空。 ⇒せいてん‐の‐へきれき【青天の霹靂】 ⇒せいてん‐はくじつ【青天白日】 ⇒せいてん‐はくじつ‐き【青天白日旗】 ⇒せいてん‐はくじつ‐まんちこう‐き【青天白日満地紅旗】 せい‐てん星点】 漢文訓読の場合に漢字の四隅などに付けた円い訓点。「ヲコト点」中の基本的な形態。 せい‐てん盛典】 盛大な儀式。盛儀。 せい‐てん晴天】 (古くはセイデンとも) ①はれわたったそら。 ②天気のよいこと。晴れ。「本日は―なり」 ⇒せいてん‐らんりゅう【晴天乱流】 せい‐てん聖典】 ①聖人が書き記した書物。また、聖人の言行の記録。 ②その宗教の教理・教条・戒律・儀軌などを記した書物。仏教の経典、キリスト教の聖書、イスラム教のコーランなど。 せい‐でん井田】 夏・殷・周3代に施行されたと伝えられる田制。開墾した土地を井字形に区画し、分配したといわれるが、鉄器の普及により、区画された土地が広く出現した後の戦国時代の理念的なもの。「孟子」によれば、周では9等分した土地の中央の1田を公田とし、周囲の8田を8家に分け、8家共同して公田を耕し、その収穫を租としたという。井田法。 せい‐でん世伝】 世々相伝えること。 ⇒せいでん‐ごりょう【世伝御料】 せい‐でん正伝】 誇張のない、事実に基づいた伝記。 せい‐でん正殿】 ①宮殿の中心をなす建物。表御殿。 ②紫宸殿ししんでんの別称。 ③神社の本殿。 せい‐でん星伝】 急用で走る駅伝。はやうま。 せい‐でん聖殿】 神聖な殿堂。神をまつる殿舎。 せい‐でん静電】 静電気の意。 ⇒せいでん‐かんのう【静電感応】 ⇒せいでん‐きろく【静電記録】 ⇒せいでん‐しゃしん【静電写真】 ⇒せいでん‐しゃへい【静電遮蔽】 ⇒せいでん‐せんぞう【静電潜像】 ⇒せいでん‐たんい【静電単位】 ⇒せいでん‐ゆうどう【静電誘導】 ⇒せいでん‐ようりょう【静電容量】 せい‐てんかん性転換‥クワン 生物、一般には動物個体の性が、発生あるいは生育の途上で逆転すること。ベラなどの魚類では、性転換が通常の生理的過程である。環境要因による性転換も知られている。性ホルモンにより性徴の一部が反対性に変化することもある。 せいでん‐かんのう静電感応‥オウ (→)静電誘導に同じ。 ⇒せい‐でん【静電】 せい‐でんき正電気(→)陽電気に同じ。 せい‐でんき静電気】 帯電体の表面に静止している電気。 せいでん‐きろく静電記録】 誘電体上に放電などにより静電潜像を作り、これを粉末などで可視化する方法。ファクシミリに多く用いる。 ⇒せい‐でん【静電】 せいでん‐ごりょう世伝御料‥レウ ⇒せでんごりょう ⇒せい‐でん【世伝】 せい‐てんし聖天子】 聖徳の高い天子。聖帝。 せいでん‐しゃしん静電写真(→)電子写真に同じ。 ⇒せい‐でん【静電】 せいでん‐しゃへい静電遮蔽】 静電界から遮蔽すること。電荷のある空間を金属(導電体)で囲むことによって遮蔽する。 ⇒せい‐でん【静電】 せいでん‐せんぞう静電潜像‥ザウ 電子写真などで、露光によって感光体(光電導性半導体など)表面に作られた静電荷パターン。 ⇒せい‐でん【静電】 せいでん‐たんい静電単位‥ヰ 電磁気に関する単位系の一つ。静電気に関するクーロンの法則を利用して電気量の単位を定め、これと、長さ・時間などの諸単位とを組み合わせて電磁気諸量の単位を導いたもの。基礎理論で用いられることが多い。記号esu →電磁単位⇒せい‐でん【静電】 せいてん‐の‐へきれき青天の霹靂】 (青天ににわかに起こるかみなりの意)突然に起こる変動、または急に生じた大事件。 ⇒せい‐てん【青天】 せいてん‐はくじつ青天白日】 ①よく晴れた日和ひより。 ②心中包みかくすところの全くないこと。 ③無罪であることが明らかになること。「―の身となる」 ④青天白日旗の模様。 ⇒せい‐てん【青天】 せいてん‐はくじつ‐き青天白日旗】 中国国民党の党旗。青地の中央に、12の光線をかたどった白い太陽を染め出したもの。 ⇒せい‐てん【青天】 せいてん‐はくじつ‐まんちこう‐き青天白日満地紅旗】 中華民国の国旗。紅地の左肩4分の1に、青天白日旗と同様の模様を染め出したもの。 ⇒せい‐てん【青天】 せいでん‐ゆうどう静電誘導‥イウダウ 帯電した導体を、帯電していない他の導体や誘電体に近づけると、後者の表面に反対符号の、反対の端に同符号の電荷が現れる現象。静電感応。 ⇒せい‐でん【静電】 せいでん‐ようりょう静電容量‥リヤウ (→)電気容量に同じ。 ⇒せい‐でん【静電】 せいてん‐らんりゅう晴天乱流‥リウ 晴天の上空に局所的に起こる大気の強い乱れ。風速が局所的に大きく変化しているジェット気流の近くや山岳上空で発生することが多い。飛行機がこれに突っ込み破損することがある。晴天乱気流。 ⇒せい‐てん【晴天】 せい‐と世途】 世の中を渡るみち。世路。正法眼蔵礼拝得髄「夢幻空花くうげの―をわするるによりて」 せい‐と生徒】 学校などで教育を受ける者。特に、中等学校(中学校・高等学校)で教育を受ける者。小学校は児童、大学は学生という。 ⇒せいと‐かい【生徒会】 ⇒せいと‐しどう【生徒指導】 ⇒せいと‐しゅじ【生徒主事】 ⇒せいと‐てちょう【生徒手帳】 せいと成都】 (Chengdu)中国四川省の省都。三国の蜀の都。成都平原の中央にあり、岷江支流の錦水に沿う。政治・交通・経済の要衝。別称、蓉よう・錦官城・錦城。人口433万4千(2000)。 せい‐と西都】 太宰府だざいふの別名。 せい‐と征途】 ①出征のみち。 ②旅行くみち。たびじ。 せい‐と星斗】 星。星辰。 せい‐と聖徒】 ①キリスト教会の会員たる信徒。 ②カトリック教会で、聖人・福者などとして認められた信徒。 せい‐ど西土】 ①西方の国。(日本からみて)西洋・インド・中国などをいう。 ②⇒さいど せい‐ど制度】 ①制定された法規。国のおきて。「議会―」「社会保障―」 ②社会的に定められている、しくみやきまり。「世襲―」 ⇒せいど‐がくは【制度学派】 ⇒せいど‐しんよう‐とりひき【制度信用取引】 ⇒せいどてき‐ほしょう【制度的保障】 ⇒せいど‐とりしらべ‐きょく【制度取調局】 ⇒せいど‐ひろう【制度疲労】 せい‐ど精度】 精密さの度合。加工・測定・計算などの場合にいい、粗さ、ばらつきの幅、誤差などで表す。「―を高める」 せい‐とう世統】 世々相継ぐ血統。世系。 せい‐とう正当‥タウ 正しく道理にかなっていること。「―な理由」↔不当。 ⇒せいとう‐か【正当化】 ⇒せいとう‐ぎょうむ‐こうい【正当業務行為】 ⇒せいとう‐せい【正当性】 ⇒せいとう‐ぼうえい【正当防衛】 せい‐とう正党‥タウ 正しい人々の集り。正義の士の集団。↔姦党 せい‐とう正答‥タフ 正しい答。また、正しく答えること。「全問に―する」 せい‐とう正統】 ①正しい系統。正当の血統。「源家の―を継ぐ」 ②伝統・しきたりを正しく伝えていること。↔異端。 ⇒せいとう‐がくは【正統学派】 ⇒せいとう‐カリフ‐じだい【正統カリフ時代】 ⇒せいとう‐せい【正統性】 ⇒せいとう‐は【正統派】 せい‐とう成湯‥タウ 商(殷)の湯王とうおうの称。 せい‐とう征東】 東へ向かってゆくこと。東方を征討すること。 ⇒せいとう‐こうしょう【征東行省】 ⇒せいとう‐たいしょうぐん【征東大将軍】 せい‐とう征討‥タウ 服従しない者を攻め討つこと。征伐。 せい‐とう青灯】 青い布や紙の張ってある、読書のための灯火。閑吟集「―夜雨之窓」 せい‐とう青鞜‥タフ (bluestocking)1750年頃、ロンドンのモンタギュー夫人(E. Montagu1720〜1800)らのクラブの花形、植物学者スチリングフリート(B. Stillingfleet1702〜1771)が黒い絹の靴下の代りに青い毛糸の靴下をはいていたことから、その集まりの名となり、さらに文芸趣味や学識があり或いはこれをてらう女性たちの呼び名となった。 ⇒せいとう‐は【青鞜派】 せい‐とう斉刀‥タウ 中国の戦国時代、斉で発行した刀幣。 せい‐とう政党‥タウ 共通の原理・政策の実現のために、政権の獲得あるいはそれへの参与を企図する団体。福沢諭吉、帝室論「国会開設の命ありしより、世上にも―を結合する者多く」 ⇒せいとう‐じょせい【政党助成】 ⇒せいとう‐せいじ【政党政治】 ⇒せいとう‐ないかく【政党内閣】 せい‐とう政道‥タウ⇒せいどう。日葡辞書「セイタウタダシイ」 ②禁制。禁止。好色一代男2「旦那計りには其事もゆるして、外はかたく―して」 ③吟味。取調べ。浮世草子、世間妾形気「父なし子の―に」 ④処罰。黄表紙、廬生夢魂其前日「罪人はこれをくはせて―するなり」 せい‐とう盛冬】 冬のさなか。真冬。 せい‐とう盛唐‥タウ 中国の唐代を詩史の上から四分した、その第2期。開元から永泰まで(713〜765年)。孟浩然・王維・李白・杜甫らの出た唐詩の最盛期。→初唐→中唐→晩唐 せい‐とう聖統】 天子の血すじ。皇統。 せい‐とう精到‥タウ 緻密でゆきとどいていること。 せい‐とう精糖‥タウ 粗糖を溶解して不純物を除いて脱色し、濃縮して結晶させた白砂糖。精製糖。↔粗糖 せい‐とう製陶‥タウ 陶磁器を作ること。 せい‐とう製糖‥タウ 甘蔗・甜菜てんさいなどの糖分含有量の多い植物汁液を煮詰め、これを結晶させて砂糖を製造すること。 せい‐とう請祷‥タウ 神仏に願い祈ること。狂言、岩太郎「日本国中の大小の神祇を―し奉る」 せい‐どう世道‥ダウ 世の人の守るべき道義。世上の道徳。社会道徳。せどう。 せい‐どう正堂‥ダウ おもて御殿。正殿。おもてざしき。 せい‐どう正道‥ダウ 正しい道。正当な道理。公道。「―に就く」「―を踏み外す」 せい‐どう生動】 文字・絵画などの、生き生きとして動き出そうとするかに見えること。「気韻―」 せい‐どう生銅】 精錬していない銅。 せい‐どう成童】 15歳以上(一説に、8歳以上)の少年。 せい‐どう西堂‥ダウ (西は賓客の座位だからいう)禅宗で、他寺を隠退してきてその寺に住する長老。転じて、住職以外の上首をいう。西庵。↔東堂 せい‐どう制動】 運動を制止すること。速力を落とすこと。ブレーキをかけること。 ⇒せいどう‐き【制動機】 ⇒せいどう‐ばりき【制動馬力】 せい‐どう青銅】 ①銅と錫すずとの合金。各種あり、鋳造用のほか、鍛錬材・圧延材にも用いられ、亜鉛・鉛などを加えて古来美術品・貨幣につくられた。機械の部品にもしばしば用いられ(砲金)、さらに燐りんを加えた燐青銅、金銀を加えた鐘青銅、特殊な鏡青銅などがある。真鍮に次ぐ日常に関係深い銅合金。唐金からかね。ブロンズ。錫青銅。→アルミ青銅。 ②銭ぜにの異称。〈日葡辞書〉 ⇒せいどう‐か【青銅貨】 ⇒せいどう‐き【青銅器】 ⇒せいどうき‐じだい【青銅器時代】 せい‐どう政道‥ダウ (セイトウとも)政治の道。施政の方法。 せい‐どう聖堂‥ダウ ①孔子をまつった堂。聖廟。文廟。孔廟。大成殿。 ②東京都文京区湯島にある孔子その他の聖賢をまつった祠堂。1690年(元禄3)将軍綱吉が忍ヶ岡の学問所弘文館にあった先聖殿を湯島に移して建立。関東大震災後に再建。儒教建築すなわち文廟の典型的遺構。湯島聖堂。→昌平黌しょうへいこう。 ③キリスト教の教会堂。 せい‐どう聖道‥ダウ ①聖人の道。 ②〔仏〕 ⇒しょうどう せい‐どう精銅】 精錬した銅。99.9パーセント以上の銅を含むもの。 せいどういつせい‐しょうがい性同一性障害‥シヤウ‥ 身体の器官の性と自己認識としての性とが一致せず、強い違和感や不快感が生活する上での困難になっている状態。 せいとう‐か正当化‥タウクワ 正当であると(認められるように)すること。「自らの行為を―する」 ⇒せい‐とう【正当】 せいどう‐か青銅貨‥クワ 青銅で鋳造した貨幣。 ⇒せい‐どう【青銅】 せいとう‐がくは正統学派】 〔経〕(orthodox school)(→)古典学派に同じ。 ⇒せい‐とう【正統】 せいとう‐カリフ‐じだい正統カリフ時代】 ムハンマド没後の4人のカリフ時代をいう。アブー=バクル・ウマル・ウスマーン・アリーが在位した632〜661年。シーア派はアリーの治世のみを正統とする。 ⇒せい‐とう【正統】 せいどう‐き制動機】 ブレーキのこと。 ⇒せい‐どう【制動】 せいどう‐き青銅器】 青銅で製作した利器・器具。 ⇒せい‐どう【青銅】 せいどうき‐じだい青銅器時代】 考古学上の時代区分の一つ。青銅器を使用し始めた時代で、石器時代についで出現し、鉄器時代に先行。日本では弥生時代に大陸から鉄器・青銅器をほぼ同時に学んだため、独立した青銅器時代はなかった。 ⇒せい‐どう【青銅】 せいとう‐ぎょうむ‐こうい正当業務行為‥タウゲフ‥カウヰ 正当な業務によってなした行為。これに当たる行為は、たとえ刑罰法規に触れても違法性がなく処罰されない。例えば、治療の目的で行う医師の手術。 ⇒せい‐とう【正当】 せいとう‐こうしょう征東行省‥カウシヤウ 日本を侵攻するため、元が高麗に1280年に設置した軍政機関。のち高麗統轄機関として常置した同名の機関とは別個のもの。征収日本行中書省。 ⇒せい‐とう【征東】 せいとう‐じょせい政党助成‥タウ‥ 政党に対する助成。日本では、1994年制定の政党助成法により国費から一定の交付金が支給される。 ⇒せい‐とう【政党】 せいとう‐せい正当性‥タウ‥ 法律・社会通念から正当であると認められる状態にあること。「行為の―を主張する」 ⇒せい‐とう【正当】 せいとう‐せい正統性】 (legitimacy)国民が政治の仕組みと政府の活動を承認・支持する度合いのこと。正当性とも書く。 ⇒せい‐とう【正統】 せいとう‐せいじ政党政治‥タウ‥ヂ 政党が政権を掌握し、これを運営する政治。他の政党と政権を交替する可能性があり、現代民主政治は一般に政党政治として行われる。 ⇒せい‐とう【政党】 せい‐とうた性淘汰‥タウ‥ ダーウィンが生物進化の要因の一つとして挙げたもの。自然淘汰の一部で、配偶を得るのに適した形質を具えるものはよく子孫を遺し得るから、その形質は永く伝わって発達したと説く。鳥獣・昆虫の雄などの美しい色や鳴き声、発達した角・触角が例とされる。性選択。雌雄淘汰。 せいとう‐たいしょうぐん征東大将軍‥シヤウ‥ 東国地方平定のために任命された将軍。940年(天慶3)の藤原忠文が最初。 ⇒せい‐とう【征東】 せいとう‐ないかく政党内閣‥タウ‥ 立憲政体のもとで、主に首相が政党の首班で、閣僚の全部または大多数を政党員で組織し、かつ指導勢力が政党にある内閣。 ⇒せい‐とう【政党】 せいとう‐は正統派】 教義もしくは学説などを最も正しく継承していると称する流派の称。 ⇒せい‐とう【正統】 せいとう‐は青鞜派‥タフ‥ ①18世紀以後、イギリスに起こった女性参政権運動の一派。 ②1911年(明治44)、平塚らいてうを中心に集まった女流文学者の一派。機関誌「青鞜」によって評論・文芸作品を発表、婦人の解放を叫び、新思想を紹介・鼓吹。 →資料:「青鞜」創刊号 ⇒せい‐とう【青鞜】 せいどう‐ばりき制動馬力(→)ブレーキ馬力に同じ。 ⇒せい‐どう【制動】 せいとう‐ぼうえい正当防衛‥タウバウヱイ 急迫不正の侵害に対して、自己または他人の権利を防衛するためやむを得ずする加害行為。刑法上は処罰されず、民法上も不法行為としての賠償責任を負わない。緊急防衛。→過剰防衛 ⇒せい‐とう【正当】 せいとう‐やじん斉東野人】 [孟子万章](斉国東方の田舎人が愚かで、その言が信ずるに足りないといわれることから)事理を知らない田舎者のたとえ。 せいと‐かい生徒会‥クワイ 中学校・高等学校における特別活動の一つ。生徒の自治活動により、学校生活の改善・充実、各種の生徒活動の企画・連絡調整などを行う。小学校では児童会という。 ⇒せい‐と【生徒】 せいど‐がくは制度学派】 アメリカの経済学派。株式会社や労働組合など社会諸制度の発展過程や機能の研究を重視する。19世紀末から1930年代に発達。ヴェブレン・コモンズ(J. R. Commons1862〜1945)・ミッチェル(W. C. Mitchell1874〜1948)らが代表。その影響を受けた近年の経済学派を新制度学派あるいは現代制度学派と呼ぶこともある。 ⇒せい‐ど【制度】 せい‐とく生得】 ①うまれつき。しょうとく。 ②いけどり。とりこ。生獲。生擒せいきん⇒せいとく‐かんねん【生得観念】 ⇒せいとく‐せつ【生得説】 ⇒せいとく‐てき【生得的】 せい‐とく成徳】 完成した徳。完全な徳。 せい‐とく盛徳】 すぐれて立派な徳。 せい‐とく勢徳】 ①権勢あって強い者のめぐみ。宇津保物語祭使「―をかうぶらむとて」 ②権勢と財産。勢力。今昔物語集16「美濃の国に―有りける者の一子にて」 せい‐とく聖徳】 ①すぐれた知徳。 ②天子の徳。 せい‐どく西独】 西ドイツ(独逸)の略称。↔東独 せい‐どく精読】 細かい部分までよく注意して読むこと。熟読。 せいとく‐かん精得館‥クワン 日本で最初の近代的洋式病院。オランダ軍医ポンペの要請により1861年(文久1)に長崎養生所として創建。65年(慶応1)精得館と改称し、明治に入って長崎医学校となる。 せいとく‐かんねん生得観念‥クワン‥ 〔哲〕(idea innata ラテン)経験によって得られるのではなく、人間に生れつき具わっている観念。デカルト・ライプニッツはこのような観念(神や自我など)の存在を説いたが、ロックはこれに反対。本有観念。↔習得観念。 ⇒せい‐とく【生得】 せいとく‐せつ生得説】 ①〔哲〕(nativism)人間は生れながらに一定の知識をもっていると考え、生得観念または特定観念に対する生得の能力を想定する説。↔経験論。 ②〔言〕人間には言語を話す能力が生得的に備わっているとする生成文法理論の立場。 ⇒せい‐とく【生得】 せいとく‐てき生得的】 うまれつきであるさま。本有的。 ⇒せい‐とく【生得】 せいど‐けんさ性度検査】 〔心〕個人がどの程度に男性的性質あるいは女性的性質をもつかを量的に測定しようとする検査。 せいと‐しどう生徒指導‥ダウ 児童・生徒が一個の人格として健全な成長を遂げることを支援するための指導。道徳性・社会性の指導や職業指導・進路指導など。→生活指導⇒せい‐と【生徒】 せいと‐しゅじ生徒主事】 生徒の補導・訓育、特に思想善導をつかさどった旧制の高等学校・専門学校の職員。1928年設置、46年廃止。 ⇒せい‐と【生徒】 せいど‐しんよう‐とりひき制度信用取引】 逆日歩ぎゃくひぶの金額や弁済の期限などが取引所規則によって決められている株式の信用取引。→一般信用取引⇒せい‐ど【制度】 せいどてき‐ほしょう制度的保障‥シヤウ 〔法〕(institutionelle Garantien ドイツ)憲法によって一定の制度が保障されること。大学の自治、地方自治がその例。カール=シュミットがワイマール憲法の解釈論として提唱した。日本国憲法下では、信教の自由を保障するための政教分離など、基本的人権を保障する手段として行われることがある。 ⇒せい‐ど【制度】 せいと‐てちょう生徒手帳‥チヤウ 中学校・高等学校で生徒に交付する、校則などを記載した手帳。 ⇒せい‐と【生徒】 せいど‐とりしらべ‐きょく制度取調局】 1884年(明治17)3月宮中に設置された憲法その他諸制度の調査機関。伊藤博文を局長とする。翌年末内閣制度発足とともに廃止、内閣法制局に吸収。 ⇒せい‐ど【制度】 せいど‐ひろう制度疲労‥ラウ 従来の制度が社会の実情に合わなくなり弊害が生ずること。また、その弊害。「―を起こす」 ⇒せい‐ど【制度】 せい‐とん整頓】 (「頓」も整う意)よく整った状態にすること。きちんとかたづけること。「机の上を―する」 せい‐どん晴曇】 はれとくもり。 せい‐なん西南】 西と南との間に当たる方角。にしみなみ。南西。坤ひつじさる⇒せいなん‐がくは【西南学派】 ⇒せいなん‐せんそう【西南戦争】 ⇒せいなん‐にほん【西南日本】 ⇒せいなんにほん‐こ【西南日本弧】 せいなん‐がくは西南学派】 新カント学派の一派。代表者のウィンデルバント・リッカート・ラスク(Emil Lask1875〜1915)らが西南ドイツ地方(バーデン地方)で活動したのでこの名がある。当為と価値の問題を文化哲学・歴史哲学に関して追究した。バーデン学派。 ⇒せい‐なん【西南】 せい‐なんせい西南西】 西と南西との中間の方位。 せいなん‐せんそう西南戦争‥サウ 1877年(明治10)の西郷隆盛らの反乱。明治政府に対する不平士族の最大かつ最後の反乱で、隆盛が征韓論に敗れて官職を辞し、鹿児島に設立した私学校の生徒が中心となって2月に挙兵、熊本城を攻略できないうちに政府軍の反撃にあって敗退。9月隆盛が自刃して終わる。西南の役。 ⇒せい‐なん【西南】 せいなん‐にほん西南日本】 日本列島を二つに大きく区分するとき、その西および南半分を指す。本来は地質構造上の大区分で、本州中部を南北に横断する糸魚川‐静岡構造線までの地域。 ⇒せい‐なん【西南】 せいなんにほん‐こ西南日本弧】 足尾‐関東山地から、中部‐近畿地方および中国‐四国地方を経て、九州に至る島弧。本州にフィリピン海プレートが沈み込む境界にあたり、大洋側に駿河トラフから南海トラフが並走する。 ⇒せい‐なん【西南】 せいなん‐の‐へん靖難の変】 (靖難は帝室の難を靖んずる意)1399〜1402年、明の燕王棣(永楽帝)が挙兵、恵帝から帝位を奪った事件。 せいなん‐の‐りきゅう城南の離宮】 (「文選」の長門賦の詩句の表現を借りた語。城南は都城の南の意)鳥羽殿とばどのの異称。平家物語3「法皇は―にして冬もなかば過させ給へば」

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