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なつかし・い【懐かしい】🔗⭐🔉
なつかし・い【懐かしい】
〔形〕[文]なつか・し(シク)
(動詞ナツクの形容詞形)
①そばについていたい。親しみがもてる。万葉集16「秋さりて山辺を行けば―・しとわれを思へか天雲も行きたなびく」。源氏物語須磨「―・しうめでたき御けはひの昔に変らぬに」。「住み慣れた家で―・く立ち去りがたい」
②心がひかれるさまである。しっくりとして優しい感じである。万葉集13「秋山の色―・しきももしきの大宮人は」。源氏物語須磨「無紋の御直衣、なかなかいと―・しきを着給ひて」
③かわいい。いとしい。源氏物語真木柱「まろらをも、らうたく、―・しうなむし給ふ」
④思い出されてしたわしい。謡曲、二人静「昔忘れぬ心とて、さも―・しく思ひ出の」。「―・い友達」
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