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なつかし・い【懐かしい】🔗⭐🔉
なつかし・い【懐かしい】
〔形口〕
なつか
し〔形シク〕(動詞「なつく(懐)」の形容詞化。古くは、身近にしたい、馴れ親しみたいの意を表し、後世、多く懐旧の思いをいうようになる)
心がひかれ、離れたくないさま。愛着を覚えるさま。魅力的だ。慕わしい。
人、人の心や姿をはじめ、音・香などを含め、広い対象についていう。*万葉‐八四六「霞立つ長き春日をかざせれどいや那都可子岐(ナツカシキ)梅の花かも」
衣服が、着馴れて程よくのり気がとれて、からだになじんでいるさま。*源氏‐夕霧「なつかしき程の直衣に、色こまやかなる御衣(ぞ)のうち目」
(中世以後に生じた意味)過去の思い出に心がひかれて慕わしいさま。離れている人や物に覚える慕情についていう。「懐かしい故郷」*光悦本謡曲・羽衣「雁金のかへりゆく、天路をきけばなつかしや」
なつかし‐が・る(他ラ五(四))/なつかし‐げ(形動)/なつかし‐さ(名)/なつかし‐み(名)






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