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もどき【擬き・抵牾・牴牾】🔗🔉

もどき擬き・抵牾・牴牾】 [一]〔名〕 ①他の物に似せて作ること。また、作ったもの。まがいもの。 ②とがめること。非難。源氏物語賢木「用なき振舞の積りて人の―を負はんとする事」 ③日本の各種の芸能で、主役をからかったり動作をまねたりして、主に滑稽を演ずる役。 ④歯のこまかな鋸。 [二]〔接尾〕 他の語に付いてその風采・風情に似たように作り立てられている意を表す。まがい。「芝居―」「梅―」「三馬―の戯文」 ⇒もどき‐がお【抵牾顔】

もどき‐がお【抵牾顔】‥ガホ🔗🔉

もどき‐がお抵牾顔‥ガホ 非難しているらしい態度。夫木和歌抄14「風にあへずしほるる野辺の草の葉を―なる庭の菊かな」 ⇒もどき【擬き・抵牾・牴牾】

もど・く【擬く・抵牾く・牴牾く】🔗🔉

もど・く擬く・抵牾く・牴牾く】 〔他五〕 ①他の物に似せて作る。まがえる。宇津保物語俊蔭「この七歳ななとせなる子、父を―・きて高麗人こまうどと文をつくりかはしければ」 ②さからって非難する。とがめる。源氏物語宿木「世の人に似ぬ心の程は皆人に―・かるまじく侍るを」

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