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○捨てたものではないすてたものではない🔗🔉

○捨てたものではないすてたものではない まだ役に立つ。まだ使い道がある。かなりの取柄がある。「まんざら―」 ⇒す・てる【捨てる・棄てる】 すて‐ちぎょう捨知行‥ギヤウ (→)捨扶持すてぶちに同じ。 ステッカーsticker アメリカ】 糊で貼りつける紙。特に、宣伝用貼紙。 ステッキstick】 ①洋風の杖。「―をつく」 ②活版印刷で、活字を所定の長さに組み並べるのに用いる道具。 ⇒ステッキ‐ガール ステッキ‐ガール (大宅壮一による和製語という)昭和初年頃、東京銀座などでステッキのように男に同伴、散歩の相手をし、料金を求めた若い女性。 ⇒ステッキ【stick】 ステッセルAnatolii Mikhailovich Stessel'】 ロシアの将軍。露土戦争に参加。日露戦争の際、旅順要塞司令官。降伏して、乃木大将と水師営で会見。(1848〜1915) ステッチstitch】 裁縫・刺繍・編物などの針目。特に、刺繍の刺し方。また、飾り縫い。 ステッチ す‐でっち素丁稚】 丁稚を卑しめていう称。歌舞伎、お染久松色読販「その弟の―を折檻するは番頭のこの善六が当り前」 ステッパーstepper】 集積回路の製造工程で、回路パターンを縮小して基板上に露光転写する装置。 ステッピング‐モーターstepping motor】 パルス電力に同期して回転する電動機。パルス数によって回転角が正確に決まるので精度が高い。パルス‐モーター。 ステップstep】 ①足どり。歩調。足の踏出し。「ダンスの―を踏む」 ②電車・バスなどの昇降口の踏段。 ③氷河・雪渓などの急斜面を登降するためにきざむ足場。 ④物事をおしすすめる際の段階。「軍縮の一つの―」 ⑤三段跳びで、2歩目の跳躍。 ⑥コンピューターのプログラムの1行または一つの命令。 ⇒ステップ‐アップ【step up】 ⇒ステップ‐バイ‐ステップ【step-by-step】 ステップsteppe】 温帯内陸の乾燥草原で、乾草原群系の一つ。乾季には不毛地、降雨季には緑野に変化する。狭義には、ヨーロッパ‐ロシア南東部、シベリア南西部など黒色土地帯に発達する草原地帯。広義には、北米のプレーリーや南米のパンパスなどをも含む。草原帯。荒草原。 ステップ‐アップstep up】 上の段階へ進むこと。 ⇒ステップ【step】 ステップ‐バイ‐ステップstep-by-step】 (一歩ずつ進むように)物事を一つ一つ着実に進めていくさま。 ⇒ステップ【step】 す‐てっぺん素天辺】 最初。のっけ。誹風柳多留「鍋いかけ―から煙草にし」 すて‐づま捨て妻】 見捨てた妻。離縁した妻。浮世草子、御前義経記「―と見しにたがはず」 ステディーsteady】 ①着実なさま。 ②男女関係で、特定の相手とだけ交際すること。また、その相手。恋人。 ③船をこのまま真っ直ぐ進めよという命令。宜候ようそろすててこ ①男性用下ばきの一種。膝下までの長さでゆるみが多く、夏のズボン下として用いる。 ②「すててこ踊」の略。 ⇒すててこ‐おどり【すててこ踊】 すててこ‐おどりすててこ踊‥ヲドリ 1880年(明治13)頃、初代三遊亭円遊(1849〜1907)が寄席で踊ってから流行した宴席の騒ぎ踊。じんじんばしょりに半股引はんももひきで鼻をつまんで捨てる真似をして踊り、こう名づけた。 ⇒すててこ すて‐どころ捨て所】 捨てるべき場所または時期。仏兄七久留万さとえななくるま「行水の―なし虫の声」(鬼貫)。「ここが命の―」「心の憂さの―」 すで‐に既に・已に】 〔副〕 ①以前に起こっている、または済んでいる意を表す。早くに。とっくに。万葉集17「君に因りわが名は―立田山」。「―述べたとおり」 ②のこらず。あまねく。ことごとく。万葉集17「天の下―おほひて降る雪の」 ③もはや。すんでのことに。古今著聞集10「ただ締めに締めまさりければ―沫を吹きて死なむとしけり」。日葡辞書「スデニシ(死)ナウトイタイタ」。「―手遅れだ」「―12月も半ば」 ④まぎれもなく。平家物語2「この少将は、―かの大納言が嫡子なり」。「この一事で罪状は―明白だ」 ⇒すでに‐して【既にして】 すでに‐して既にして】 〔接続〕 そうこうしているうちに。さるほどに。 ⇒すで‐に【既に・已に】 すて‐ね捨て値】 損を覚悟でつけた安い値段。捨て売りの値段。「―で売る」 すで‐の‐まごろく素手の孫六】 (刀工「関の孫六」をもじっていった語)素手のこと。素手の孫三まござ。素手の孫左衛門。 すて‐ばえ 止みそうなけはいの南風。〈日葡辞書〉 すて‐ばし捨嘴】 捕らえられた鳥が抵抗して、くちばしでつつくこと。〈日葡辞書〉 すて‐ばしら捨柱】 張り出した庇ひさしを支え、直接地面に達している柱。茶室などで用いる。 すて‐ばち捨鉢】 のぞみを失ってどうなってもいいと思うこと。自暴自棄。やけくそ。梅暦「―をいふわな」。「―な行動」 すて‐は・つ捨て果つ】 〔他下二〕 捨ててしまう。すっかり捨てる。続後拾遺和歌集「―・つる人ぞ少なき身を嘆き世を恨むるはならひなれども」 すて‐び捨火】 物などを煮る時、今まで使った火をけがれがあるとして捨てて用いないこと。 ステビアStevia ラテン】 ①キク科の一属。アメリカ大陸に約150種が分布。特に、その一種、パラグアイ原産の多年草。葉に配糖体のステビオサイドを含み、人工甘味料の原料として栽培。高さ30センチメートルほどで基部は木質、楕円形の葉を対生。頭状花は小さく白色。アマハステビア。 ②1から採った甘味料。甘味は砂糖の300倍といわれ、低カロリー。 すて‐ひじり捨聖】 世俗のすべてを捨てて遊行ゆぎょうする聖の意。一遍やその門流についていう。 すて‐ひだ捨襞】 裃かみしもの袴はかまのあいびきの上部に斜めにあるひだ。 すて‐びと捨て人】 ①世にかえりみられない人。宇津保物語嵯峨院「―の袖に時雨の降るがわびしさ」 ②世を捨てた人。世捨て人。高野日記「かかる御もてなし―の身の上にはめづらしう侍る」 すて‐ぶ捨歩】 江戸時代、検地の際、不良の土地の畝歩せぶすなわち面積を減らして計測すること。込歩こみぶステファノStephanos ギリシア】 1世紀、キリスト教会で最初に殉教した人。エルサレム教会の助祭。ステパノ。 ステファノティスStephanotis ラテン】 ガガイモ科の蔓性木本。観賞用植物。マダガスカル島に自生し、長さ約5メートル。葉は卵形または卵状楕円形で常緑。花は白色で筒状、先が5裂して集散花序をなす。芳香が強い。広義にはガガイモ科シタキソウ属植物(その学名)。 すて‐ふだ捨札】 江戸時代、罪人を処刑する時、その氏名・年齢・罪状などを記して街頭に立て、刑の執行後30日間存置した高札。 すて‐ぶち ステバチ(捨鉢)の転。やけくそ。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「此方こなたは―で往にかけるのを」 すて‐ぶち捨鞭⇒すてむち。〈日葡辞書〉 すて‐ぶち捨扶持】 ①江戸時代、疾病のため働けなくなった者、老幼・婦女などに救助の名目で与えたわずかの扶持米。捨知行すてちぎょう。 ②役に立たない者に与える扶持米。 すて‐ふで捨て筆】 漢字の字画ではないが、筆使いの上で最後に点のように加えるもの。 すて‐ぶね捨て舟】 すておぶね。続後拾遺和歌集「難波潟みぎはの葦は霜枯れて灘の―あらはれにけり」 すて‐ぶみ捨文】 ①(→)捨訴すてそに同じ。 ②氏名を書かず、趣意だけを書いて捨てておく文書。落書。 ③とおりいっぺんの挨拶だけの手紙。元禄大平記「いかな事、―一つもやらず、さりとは気の強い女郎」 すて‐ぼうず捨坊主‥バウ‥ 仏道修行の心がなく、生活に行きづまったりしてなった僧。また、僧をののしっていう語。好色五人女4「油断のならぬ世の中に、殊更見せまじき物は…娘の際きわに―」 すて‐ぼり捨濠】 土居どいも塀も設けない城外の堀。 すて‐み捨て身】 自分の身を捨てる覚悟で全力をふるって事をすること。命がけで行うこと。「―の攻撃」 ⇒すてみ‐わざ【捨て身技】 すて‐ミシン捨てミシン】 ほつれ止めや補強のため、布の端を折らないままミシンをかけること。 すてみ‐わざ捨て身技】 柔道で、自分の体を倒しながら、相手を投げる技。巴投げ・谷落しなど。 ⇒すて‐み【捨て身】 すて‐むち捨鞭】 馬に乗って駆け去る時、馬の尻を鞭打つこと。明徳記「四条縄手を西へむけて―を打つてぞにげたりける」

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