いび‐がわ【揖斐川】_‥ガハ 岐阜県西部を流れ、伊勢湾に注ぐ川。長良川・木曾川とともに濃尾平野三大河川の一つ。下流域には輪中_わじゅうが発達。 揖斐川 撮影：佐藤 尚

ゆう【揖】_イフ ①笏_しゃくをとり、上体を少し前に屈して敬意を表すこと。拝に次ぐ礼。 ②中国の昔の礼の一種。手をこまぬき、或いは上下し或いは左右し、或いは推し或いは引きなどして会釈_えしゃくすること。

ゆう‐じょう【揖譲】_{イフジヤウ} ［論語八佾］ ①拱手_{きょうしゅ}の礼をしてへりくだること。手を組み合わせて人に会釈して譲ること。へりくだった温和な動作。 ②平和のうちに天子の位を譲ること。

ゆう・す【揖す】_イフ‥ 〔自サ変〕 挨拶する。会釈_えしゃくする。太平記17「貞満左右に少し―・して御前に参り」

揖　字形 〔手（扌）部9画／12画／4512・4D2C〕 〔音〕ユウ〈イフ〉(呉)(漢) [意味] 胸の前で組み合わせた両手を上下させてする礼。えしゃく。「揖譲・一揖」