複数辞典一括検索+

じゅ‐ず【数珠】🔗🔉

じゅ‐ず数珠】 (ジュジュ・ズズとも)仏・菩薩を礼拝する時に手にかけ、あるいはもみ、または念仏・念誦の回数を数えるためにつまぐる用具。小さい珠を数多く糸に貫いて作り、中間に別に大珠がある。これを母珠といい、その他の珠を子珠という。母珠より房を垂れる。珠の数は108個で、百八煩悩を除くためといわれる。また、宗派によって54・27・36・18個のものなどもある。珠数。念珠ねんじゅ⇒じゅずかけ‐ご【数珠掛け子】 ⇒じゅずかけ‐ばと【数珠掛鳩】 ⇒じゅず‐だま【数珠玉】 ⇒じゅず‐つなぎ【数珠繋ぎ】 ⇒じゅず‐なり【数珠形】 ⇒じゅず‐も【数珠藻】

じゅずかけ‐ご【数珠掛け子】🔗🔉

じゅずかけ‐ご数珠掛け子】 臍へその緒を肩から斜めに掛けて生まれる子。 ⇒じゅ‐ず【数珠】

じゅずかけ‐ばと【数珠掛鳩】🔗🔉

じゅずかけ‐ばと数珠掛鳩】 ①シラコバトの別称。 ②シラコバトによく似た外観のハトの飼養品種。原産地はアフリカ。バライロシラコバト。時計鳩。 ジュツカケバト 撮影:小宮輝之 ⇒じゅ‐ず【数珠】

じゅず‐だま【数珠玉】🔗🔉

じゅず‐だま数珠玉】 ①糸に貫いて数珠とする玉。木欒子もくれんじ・水晶・珊瑚などを用いる。ずずごだま。 ②〔植〕イネ科の多年草。熱帯アジアの原産とされる。畑地に自生、栽培もする。高さ1メートル余で株を作る。初秋、葉腋に花穂を出し、硬い球状の苞に包まれた雌花と、つき出した雄花とをつける。花後、苞は骨質となり果実を包む。この珠が1に似る。ハトムギはこの変種。ズズゴ。トウムギ。古名、つしだま。漢名、薏苡よくい・回回米。〈[季]秋〉 じゅずだま ジュズダマ 撮影:関戸 勇 ⇒じゅ‐ず【数珠】

じゅず‐つなぎ【数珠繋ぎ】🔗🔉

じゅず‐つなぎ数珠繋ぎ】 数珠玉をつないだように、多くのものを縛ってつなぐこと。犯罪者などを多くつなぎ縛ること。また、多くのものがひとつなぎになること。「渋滞で車が―になる」 ⇒じゅ‐ず【数珠】

じゅず‐なり【数珠形】🔗🔉

じゅず‐なり数珠形】 数珠玉のように、いくつもつながっている形状・様子。 ⇒じゅ‐ず【数珠】

じゅず‐も【数珠藻】🔗🔉

じゅず‐も数珠藻】 ①海産緑藻(アオサ藻綱)の一属。細胞が一列に数珠状に並び、細長い糸状、もしくはねじれ合って塊状になる。温海性で、外洋の海藻などに付着。ホソジュズモ・フトジュズモなど。 ②ネンジュモの旧称。 ⇒じゅ‐ず【数珠】

ず‐ず【数珠】🔗🔉

ず‐ず数珠⇒じゅず

ずずかけ‐ばと【数珠掛鳩】🔗🔉

ずずかけ‐ばと数珠掛鳩】 (ズズはジュズの直音化)シラコバトの異称。

ずず‐ぐり【数珠繰り】🔗🔉

ずず‐ぐり数珠繰り(→)「数珠子ずずご釣り」に同じ。

ずず‐ご【数珠子】🔗🔉

ずず‐ご数珠子】 ①ジュズダマの別称。 ②数珠子釣りに用いる、ミミズなどをいくつも糸に通した餌。輪にして釣竿の先に結ぶ。 ⇒ずずご‐づり【数珠子釣り】

ずずご‐づり【数珠子釣り】🔗🔉

ずずご‐づり数珠子釣り】 数珠子2を用いてウナギ・ハゼなどを釣ること。ずずぐり。ずずぶし。千つなぎ。 ⇒ずず‐ご【数珠子】

ずず‐だま【数珠玉】🔗🔉

ずず‐だま数珠玉⇒じゅずだま

ずず‐ひき【数珠挽き】🔗🔉

ずず‐ひき数珠挽き】 数珠じゅずを作る人。ねんずひき。

ずず‐ぶし【数珠ぶし】🔗🔉

ずず‐ぶし数珠ぶし(→)「数珠子ずずご釣り」に同じ。

広辞苑数珠で始まるの検索結果 1-15