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しん‐しゃく【斟酌】🔗🔉

しん‐しゃく斟酌】 (水または飲料などをくみわける意から) ①あれこれ照らし合わせて取捨すること。参酌さんしゃく。折たく柴の記「我国の制の、古に同じからぬ事共はあれど…其時の宜しき所を―せられしにあらざるはなし」 ②その時の事情や相手の心情などを十分に考慮して、程よくとりはからうこと。手加減すること。太平記36「斯かる事には、謀作謀計なんども有るぞかし。卒爾にはいかが申入るべきと―して、深く箱の底にぞ収めける」。「情状を―する」「―を加える」 ③ひかえめにすること。さしひかえること。遠慮。辞退。太平記40「将軍御参内の事は―有るべき由」

しん‐りょう【斟量】‥リヤウ🔗🔉

しん‐りょう斟量‥リヤウ おしはかること。斟酌。酌量。

[漢]斟🔗🔉

 字形 〔斗部9画/13画/5848・5A50〕 〔音〕シン(呉)(漢) 〔訓〕くむ [意味] 酒をくむ。酒をつぐ。転じて、人の意中または事情などをくみとる。おしはかる。「斟酒・斟酌・浅斟」 ▷は異体字。

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