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しん‐ぞう【新造】‥ザウ🔗⭐🔉
しん‐ぞう【新造】‥ザウ
①あらたにつくること。また、新しく造ったもの。「―船」
②20歳前後の女。嫁入り前の若い女。聞上手「いやいや―より年増としまがおもしろい」↔年増。
③新妻にいづま。若妻。転じて、下級武士や上層の町人の妻女の敬称。
④近世前期、新しく出た遊女。勤めに出て間もない遊女。好色一代男7「―引きて千里を行くも遠からず」
⑤(「新艘」とも書く)近世後期、遊里で、「おいらん」と呼ばれる姉女郎に付属する若い遊女の称。出世して座敷持・部屋持となるものもあり、新造のまま終わるものもあった。
⇒しんぞう‐おろし【新造下ろし・新艘下ろし】
⇒しんぞう‐かい【新造買い】
⇒しんぞう‐ご【新造語】
⇒しんぞう‐だし【新造出し】
しんぞう‐おろし【新造下ろし・新艘下ろし】‥ザウ‥🔗⭐🔉
しんぞう‐おろし【新造下ろし・新艘下ろし】‥ザウ‥
新しく造った船を水に浮かべること。ふなおろし。
⇒しん‐ぞう【新造】
しんぞう‐かい【新造買い】‥ザウカヒ🔗⭐🔉
しんぞう‐かい【新造買い】‥ザウカヒ
①遊客が新造を買うこと。また、その人。
②姉女郎の情人などが、表向きから逢いにくい場合など、その新造の客となって、姉女郎と逢うこと。江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき「自分は―にて会い」
⇒しん‐ぞう【新造】
○心臓が強いしんぞうがつよい
恥ずかしがらず平然としている。厚かましい。
⇒しん‐ぞう【心臓】
しん‐ぞうけい‐しゅぎ【新造形主義】‥ザウ‥🔗⭐🔉
しん‐ぞうけい‐しゅぎ【新造形主義】‥ザウ‥
(Neo-Plasticism)20世紀前半のオランダの美術運動。中心はモンドリアン。純粋な色彩・線に普遍性を認め、絵画・デザイン・建築にその普遍性をもたらそうとした。
しんぞう‐ご【新造語】‥ザウ‥🔗⭐🔉
しんぞう‐ご【新造語】‥ザウ‥
新しく造られた語。新語。
⇒しん‐ぞう【新造】
しんぞう‐だし【新造出し】‥ザウ‥🔗⭐🔉
しんぞう‐だし【新造出し】‥ザウ‥
吉原などの遊里で、姉女郎が14〜15歳に達した禿かぶろを妹女郎として披露すること。祝いの行事の費用は、通例姉女郎が負担した。
⇒しん‐ぞう【新造】
○心臓に毛が生えたしんぞうにけがはえた
非常に厚かましい態度をとる人の形容。
⇒しん‐ぞう【心臓】
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