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わさ【早稲・早】🔗🔉

わさ早稲・早】 「わせ」の古形。他の語に冠して複合語に用いる。万葉集8「―田の穂立ち」。「―苗」

わさ‐いい【早稲飯】‥イヒ🔗🔉

わさ‐いい早稲飯‥イヒ 早稲わせの米の飯。万葉集8「佐保川の水をせきあげて植ゑし田を刈る―は独りなるべし」

わさ‐うえ【早稲植え】‥ウヱ🔗🔉

わさ‐うえ早稲植え‥ウヱ (中国・九州地方などで)田植始めの日。さおり。

わさ‐ごめ【早稲米】🔗🔉

わさ‐ごめ早稲米】 早稲わせの米。浄瑠璃、日本武尊吾妻鑑「君は―我りや碓いしうすよ」

わさ‐だ【早稲田】🔗🔉

わさ‐だ早稲田】 早稲わせの稲を作る田。わせだ。万葉集7「布留ふるの―を秀でずとも」

わさ‐なえ【早苗・早稲苗】‥ナヘ🔗🔉

わさ‐なえ早苗・早稲苗‥ナヘ 苗代なわしろから田に移し植える頃の稲の苗。さなえ。曾丹集「―を宿もる人にまかせおきて我は花見にいそぎをぞする」

わさ‐ほ【早稲穂】🔗🔉

わさ‐ほ早稲穂】 早稲わせの穂。万葉集8「秋の田の―のかづら見れど飽かぬかも」

わさ‐みの【早稲蓑】🔗🔉

わさ‐みの早稲蓑】 早稲わせのわらを編んでつくった蓑。堀河百首「真菅よき笠のかりでの―を」

わせ【早稲・早生】🔗🔉

わせ早稲・早生】 (ワサの転) ①稲の品種の中で、早く開花・結実・成熟するもの。早生稲。〈[季]秋〉。万葉集10「行逢ひの―を刈る時に成りにけらしも」 ②作物や果物の、早く開花・結実・成熟するもの。「―いちご」 ③早熟なこと。また、その人。「―の娘」 ↔奥手おくて

わせ‐だ【早稲田】🔗🔉

わせ‐だ早稲田】 早稲をつくる田。わさだ。〈[季]秋〉

わせだ‐ぐんけん‐じけん【早稲田軍研事件】🔗🔉

わせだ‐ぐんけん‐じけん早稲田軍研事件】 1923年(大正12)、早稲田大学で起きた軍事教育反対運動。陸軍の後援をうけて結成された学生サークル軍事研究団に早大文化同盟の学生や教授陣が反対し、両団体ともに解散することで決着。早稲田軍教事件。 ⇒わせだ【早稲田】

わせだ‐しょうげきじょう【早稲田小劇場】‥セウ‥ヂヤウ🔗🔉

わせだ‐しょうげきじょう早稲田小劇場‥セウ‥ヂヤウ 劇団名。鈴木忠志・別役実らが1961年新劇団自由舞台の名で結成。76年富山県利賀とが村に拠点を移し、84年SCOTと改名。 ⇒わせだ【早稲田】

わせだ‐だいがく【早稲田大学】🔗🔉

わせだ‐だいがく早稲田大学】 私立大学の一つ。前身は1882年(明治15)大隈重信が創設した東京専門学校。1902年現校名に改称。20年大学令による大学となり、49年新制大学。本部は東京都新宿区。 ⇒わせだ【早稲田】

わせだ‐ぶんがく【早稲田文学】🔗🔉

わせだ‐ぶんがく早稲田文学】 文学雑誌。1891年(明治24)早稲田大学の前身、東京専門学校文学科の機関誌として創刊。坪内逍遥が主宰。98年休刊。1906年島村抱月が再刊、27年廃刊。その後も断続的に刊行、第二次大戦後も再刊。自然主義を特色とする。 ⇒わせだ【早稲田】

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