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しゅん‐じゅう【春秋】‥ジウ🔗🔉

しゅん‐じゅう春秋‥ジウ ①春と秋。 ②年月。歳月。「―を経る」 ③年齢。とし。よわい。 ④歴史書。 ⇒しゅんじゅう‐ざ【春秋座】 ⇒しゅんじゅう‐の‐あらそい【春秋の争い】 ⇒春秋高し ⇒春秋に富む ⇒春秋鼎に盛んなり

しゅんじゅう【春秋】‥ジウ(作品名他)🔗🔉

しゅんじゅう春秋‥ジウ ①(年月・四季の順を追って記したからいう)五経の一つ。孔子が魯国の記録を筆削したと伝えられてきた年代記。魯の隠公元年(前722)から哀公14年(前481)に至る12代242年間の記事を編年体に記し、毀誉褒貶きよほうへんの意を含むとされる。前480年頃成立。注釈に左氏・穀梁・公羊くようの三伝があり、左氏伝が最も有名。 ②春秋時代の略。 ⇒しゅんじゅう‐くようでん【春秋公羊伝】 ⇒しゅんじゅう‐こくりょうでん【春秋穀梁伝】 ⇒しゅんじゅう‐さしでん【春秋左氏伝】 ⇒しゅんじゅう‐さんでん【春秋三伝】 ⇒しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】 ⇒しゅんじゅう‐じゅうにしょこう【春秋十二諸侯】 ⇒しゅんじゅう‐せんごく【春秋戦国】 ⇒しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】

しゅんじゅう‐くようでん【春秋公羊伝】‥ジウ‥ヤウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐くようでん春秋公羊伝‥ジウ‥ヤウ‥ ⇒くようでん⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐こくりょうでん【春秋穀梁伝】‥ジウ‥リヤウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐こくりょうでん春秋穀梁伝‥ジウ‥リヤウ‥ ⇒こくりょうでん⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐ざ【春秋座】‥ジウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐ざ春秋座‥ジウ‥ 2代市川猿之助らが結成した劇団。1920年(大正9)新富座で第1回公演。31年(昭和6)解散。4代河原崎長十郎らは前進座を結成。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】

しゅんじゅう‐さしでん【春秋左氏伝】‥ジウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐さしでん春秋左氏伝‥ジウ‥ ⇒さしでん⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐さんでん【春秋三伝】‥ジウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐さんでん春秋三伝‥ジウ‥ 「春秋」の3種の注釈書、すなわち左氏伝・穀梁伝・公羊伝くようでんの称。 ⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】‥ジウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐じだい春秋時代‥ジウ‥ (「春秋」に記載された時代の意)中国で、前770年周の東遷から前403年晋の大夫韓・魏・趙の三氏の独立に至る約360年間。周室は次第に衰えてその権威を失い、諸侯は互いに併呑を事として戦争が絶えず、弱肉強食の状を呈した。「春秋」の記事は前722〜前481年に限られるが、その前後を含めていう。 ⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐じゅうにしょこう【春秋十二諸侯】‥ジウジフ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐じゅうにしょこう春秋十二諸侯‥ジウジフ‥ 「史記」十二諸侯年表に扱う春秋時代の呉・衛・晋・鄭・曹・蔡・燕・斉・陳・宋・楚・秦の12の国。同年表が別格に位置づける周・魯を合わせた14国から12国を選ぶ場合もある。春秋十二列国。 ⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐せんごく【春秋戦国】‥ジウ‥🔗🔉

しゅんじゅう‐せんごく春秋戦国‥ジウ‥ 春秋時代と、その次の戦国時代。春秋戦国時代。(前770〜前221) ⇒しゅんじゅう【春秋】 ○春秋高ししゅんじゅうたかし [戦国策秦策]年老いていること。春秋長ず。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】 ○春秋に富むしゅんじゅうにとむ [史記斉悼恵王世家]年若く、経験に乏しいこと。転じて、生い先が長いこと、将来性があること。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】

○春秋高ししゅんじゅうたかし🔗🔉

○春秋高ししゅんじゅうたかし [戦国策秦策]年老いていること。春秋長ず。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】

○春秋に富むしゅんじゅうにとむ🔗🔉

○春秋に富むしゅんじゅうにとむ [史記斉悼恵王世家]年若く、経験に乏しいこと。転じて、生い先が長いこと、将来性があること。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】 しゅんじゅう‐の‐あらそい春秋の争い‥ジウ‥アラソヒ (万葉集巻1の、天智天皇が藤原鎌足に詔して、「春山の万花の艶と秋山の千葉の彩とを競憐きおはしめたまふ時、額田王、歌を以ちて判ことわる歌」などをはじめとする)春と秋との優劣を争う論議。源氏物語野分「―に昔より秋に心よする人は数まさりけるを」 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】 しゅんじゅう‐の‐ひっぽう春秋の筆法‥ジウ‥パフ 「春秋」のように批判の態度が中正できびしいこと。また、間接の原因を直接の原因であるようにいう論法。 ⇒しゅんじゅう【春秋】

しゅんじゅう‐の‐あらそい【春秋の争い】‥ジウ‥アラソヒ🔗🔉

しゅんじゅう‐の‐あらそい春秋の争い‥ジウ‥アラソヒ (万葉集巻1の、天智天皇が藤原鎌足に詔して、「春山の万花の艶と秋山の千葉の彩とを競憐きおはしめたまふ時、額田王、歌を以ちて判ことわる歌」などをはじめとする)春と秋との優劣を争う論議。源氏物語野分「―に昔より秋に心よする人は数まさりけるを」 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】

しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】‥ジウ‥パフ🔗🔉

しゅんじゅう‐の‐ひっぽう春秋の筆法‥ジウ‥パフ 「春秋」のように批判の態度が中正できびしいこと。また、間接の原因を直接の原因であるようにいう論法。 ⇒しゅんじゅう【春秋】 ○春秋鼎に盛んなりしゅんじゅうまさにさかんなり [漢書賈誼伝]いま働きざかりの壮年である。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】

○春秋鼎に盛んなりしゅんじゅうまさにさかんなり🔗🔉

○春秋鼎に盛んなりしゅんじゅうまさにさかんなり [漢書賈誼伝]いま働きざかりの壮年である。 ⇒しゅん‐じゅう【春秋】 しゅんじゅけんぴしょう春樹顕秘抄‥セウ 語学書。1巻。著者未詳(細川幽斎とも)。「姉小路式あねがこうじしき」の増補。江戸時代以前成る。 しゅんじゅ‐ぼうん春樹暮雲】 [杜甫、春日李白を憶おもう詩「渭北春天の樹、江東日暮の雲」]雲や樹に託して遠方にある友人をしのぶ感を写すのに用いる辞。渭樹江雲。「―の情」 しゅん‐しゅん蠢蠢】 ①虫のうごめくさま。 ②動き乱れるさま。道範消息「―たる六道の含識がんじき」 ③礼儀のないさま。 ④無知でにぶいさま。 しゅん‐じゅん逡巡】 ぐずぐずすること。ためらうこと。しりごみすること。「―して好機をのがした」「遅疑ちぎ―」 じゅん‐じゅん恂恂】 ①まめやかなさま。真心のあるさま。 ②おそれつつしむさま。 じゅん‐じゅん循循】 ①秩序正しいさま。整然としているさま。 ②おだやかなさま。ゆったりしたさま。 じゅん‐じゅん順順】 (「―に」の形で副詞的に)次々と順序を追ってするさま。順番。「問題を―に解決する」 じゅん‐じゅん諄諄】 ①ていねいに繰り返し教えいましめるさま。「―と説く」 ②まめやかにいそしむさま。 じゅん‐じゅん‐けっしょう準準決勝】 準決勝に出場する資格を決する試合。クオーター‐ファイナル。 しゅん‐しょ春初】 春のはじめ。春首。 じゅん‐じょ順序】 ①一定の基準による並び方。順番。次第。順。序列。「―が狂う」 ②きまった手順。仕事などの段どり。「―よく述べ立てる」 ⇒じゅんじょ‐かんけい【順序関係】 ⇒じゅんじょ‐すう【順序数】 ⇒じゅんじょ‐だ・てる【順序立てる】 ⇒じゅんじょ‐つい【順序対】 ⇒じゅんじょ‐ふどう【順序不同】 しゅん‐しょう春宵‥セウ 春のよい。春の夕。〈[季]春〉 ⇒春宵一刻直千金 しゅん‐しょう峻峭‥セウ ①高くてけわしいこと。 ②きびしくむごいこと。 ③すぐれてけだかいこと。 しゅんじょう俊芿】 鎌倉初期の律・天台・禅兼学の僧。字は不可棄。肥後の人。早くから戒律の復興に努め、1199年(正治1)入宋し、1211年(建暦1)帰国、律部を中心とする仏典・典籍・書画類を多数請来。京都泉涌寺せんにゅうじを、台・律・禅・浄・密の5宗を兼修する道場とした。諡号しごうは大興正法国師・月輪大師。(1166〜1227) しゅん‐じょう春情‥ジヤウ ①春の景色。春らしい様子。 ②いろけ。色情。 じゅん‐しょう准将‥シヤウ アメリカなどの軍制で、少将の下、大佐の上の地位の将官。代将。 じゅん‐じょう殉情‥ジヤウ 感情に全てをまかせること。「―詩集」 じゅん‐じょう純情‥ジヤウ 自然のままでかざりけのない人情。邪心のないいちずな情愛。「―な乙女」 ⇒じゅんじょう‐かれん【純情可憐】 じゅん‐じょう準縄】 (「準」は水盛り、「縄」はすみなわの意から)のり。規則。てほん。「規矩きく―」

はる‐あき【春秋】🔗🔉

はる‐あき春秋】 ①春と秋。しゅんじゅう。 ②年月。歳月。 ③年齢。 ○春浅しはるあさし 春になって間がなく、まだ春らしい気配が十分に感じられない。〈[季]春〉 ⇒はる【春】

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