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き‐ぞ【昨夜】🔗🔉

き‐ぞ昨夜】 (上代東国方言ではキソと清音)ゆうべ。昨夜。万葉集2「わが恋ふる君そ―の夜夢いめに見えつる」。万葉集14「恋ひてか寝らむ―もこよひも」

さく‐や【昨夜】🔗🔉

さく‐や昨夜】 昨日の夜。昨晩。よべ。「―来」

ゆうべ【夕べ】ユフベ🔗🔉

ゆうべ夕べユフベ (古くは清音) ①日が暮れて夜が始まろうとする頃。ゆうがた。万葉集1「霜零りて寒き―は」→朝あした。 ②(「昨夜」と書く。一説にヨベの転。これによれば、歴史的仮名遣はユウベ)きのうの夕方または夜。昨夜。よんべ。源平盛衰記12「―も今朝も御熟米をだにも御覧じ入れさせ給はず」。「―は眠れなかった」 ③夕方から始まる催し物。「音楽の―」 ⇒ゆうべ‐け【昨夜気】 ⇒夕べを残す

ゆうべ‐け【昨夜気】ユフベ‥🔗🔉

ゆうべ‐け昨夜気ユフベ‥ 昨夜の疲れの残っていること。房事や酒酔いについていう。好色一代女3「奥様は―にて今に御枕も上がらず」 ⇒ゆうべ【夕べ】 ○夕べを残すゆうべをのこす 夜に入ってもなお夕方の趣を残し留める。 ⇒ゆうべ【夕べ】

ゆんべ【昨夜】🔗🔉

ゆんべ昨夜】 (ユフベの撥音化)昨夜さくや。ゆうべ。よべ。

ようべ【昨夜】🔗🔉

ようべ昨夜】 昨日の夜。よべ。ゆうべ。類聚名義抄「晩、ヨフベ」

よべ【昨夜】🔗🔉

よべ昨夜】 きのうの夜。ゆうべ。昨晩。さくや。源氏物語須磨「―はしかしかして夜更けにしかばなむ」

よん‐べ【昨夜】🔗🔉

よん‐べ昨夜】 (ヨベの撥音化)きのうの夜。さくや。土佐日記「―のとまりより異泊こととまりを追ひて行く」

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