複数辞典一括検索+![]()
![]()
こう‐し【格子】カウ‥🔗⭐🔉
こう‐し【格子】カウ‥
①細い角材を縦横、あるいはそのどちらかの方向に間をすかして組んだもの。窓に付ける。また、それを組み込んだ建具。蔀しとみ。竹取物語「―どもも人はなくして開きぬ」
②格子戸の略。
③格子縞の略。
④格子女郎の略。また、格子女郎のいる所。
⑤〔電〕(→)グリッドに同じ。
⑥〔理〕
㋐(→)結晶格子の略。
㋑(→)回折格子の略。
⇒こうし‐いわい【格子祝】
⇒こうし‐ぐわ【格子鍬】
⇒こうし‐げた【格子桁】
⇒こうし‐けっかん【格子欠陥】
⇒こうし‐こ【格子子】
⇒こうし‐じま【格子縞】
⇒こうし‐じょろう【格子女郎】
⇒こうし‐しんどう【格子振動】
⇒こうし‐だゆう【格子太夫】
⇒こうし‐づくり【格子造り】
⇒こうし‐ていすう【格子定数】
⇒こうし‐てん【格子点】
⇒こうし‐ど【格子戸】
⇒こうし‐まど【格子窓】
こうし‐いわい【格子祝】カウ‥イハヒ🔗⭐🔉
こうし‐いわい【格子祝】カウ‥イハヒ
江戸時代、大坂の遊郭で、遊女が客の来ない時、近辺を散歩して客の来るまじないをすること。浄瑠璃、心中重井筒「あんまり余所が賑かさに、―に出ました」
⇒こう‐し【格子】
こうし‐ぐわ【格子鍬】カウ‥グハ🔗⭐🔉
こうし‐ぐわ【格子鍬】カウ‥グハ
すかし孔のある鍬。孔があるために軽く、粘土地の耕作に適する。窓鍬。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐げた【格子桁】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐げた【格子桁】カウ‥
横方向の加重を分配するよう、格子状に組み立てた桁。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐けっかん【格子欠陥】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐けっかん【格子欠陥】カウ‥
規則正しい結晶格子の中にある構造上の乱れ。不純物原子の混入による配列の乱れなど。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐こ【格子子】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐こ【格子子】カウ‥
格子を組み立てる縦横の部材。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐じょろう【格子女郎】カウ‥ヂヨラウ🔗⭐🔉
こうし‐じょろう【格子女郎】カウ‥ヂヨラウ
(もと表通りに面した格子の中に控えていたからいう)太夫たゆうに次ぎ、局つぼね女郎の上に位した女郎。大坂の新町では天神職のものをいう。格子。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐しんどう【格子振動】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐しんどう【格子振動】カウ‥
結晶格子を構成する原子が平衡位置付近で行う小振動。格子配列を乱し、電子などの結晶内を移動する粒子と相互作用を起こして金属では電気抵抗の原因になる。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐だゆう【格子太夫】カウ‥ダイフ🔗⭐🔉
こうし‐だゆう【格子太夫】カウ‥ダイフ
江戸吉原で、太夫の次、散茶女郎の上位の遊女。太夫格子。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐づくり【格子造り】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐づくり【格子造り】カウ‥
表に格子を設けた家の造り。また、その家。歌舞伎、与話情浮名横櫛「―の囲ひ者」
⇒こう‐し【格子】
こうし‐ていすう【格子定数】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐ていすう【格子定数】カウ‥
①結晶格子において、単位格子の大きさと形を示すための基本となる定数。各稜の長さ(普通1億分の1センチメートル程度)およびその間の角。
②回折格子において、隣り合うスリットの中心から中心までの長さ。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐ど【格子戸】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐ど【格子戸】カウ‥
格子を組み込んだ戸。
⇒こう‐し【格子】
こうし‐まど【格子窓】カウ‥🔗⭐🔉
こうし‐まど【格子窓】カウ‥
格子を取り付けた窓。
⇒こう‐し【格子】
広辞苑に「格子」で始まるの検索結果 1-15。