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かかし【案山子・鹿驚】🔗🔉

かかし案山子・鹿驚】 (カガシとも。「嗅がし」の意か) ①獣肉などを焼いて串に貫き、田畑に刺し、その臭をかがせて鳥獣を退散させたもの。焼串やいぐし。焼釣やいづり。 ②竹や藁わらなどで人の形を造り、田畑に立てて、鳥獣が寄るのをおどし防ぐもの。とりおどし。〈[季]秋〉。日葡辞書「カガシ」 ③みかけばかりもっともらしくて役に立たない人。みかけだおし。 ⇒かかし‐あげ【案山子揚げ】 ⇒かかし‐ひき【案山子引き】

かかし‐あげ【案山子揚げ】🔗🔉

かかし‐あげ案山子揚げ】 長野県の一部で行われる農事の祭。10月10日に(→)案山子2を田から移し庭先に立てて祭る。かかしひき。そめの正月。〈[季]冬〉 ⇒かかし【案山子・鹿驚】

かがせ【案山子】🔗🔉

かがせ案山子】 カカシの訛。浄瑠璃、吉野都女楠「片手をのべ、一突きつけば、こがらしに―の倒るる如くにて」

そおず【案山子】ソホヅ🔗🔉

そおず案山子ソホヅ (ソホドの転)かかし。古今和歌集雑体「あしひきの山田の―」

そおど【案山子】ソホド🔗🔉

そおど案山子ソホド (ソホヅの古形)かかし。古事記「くえびこは今に山田の―といふぞ」

そほず【案山子】ソホヅ🔗🔉

そほず案山子ソホヅ ⇒そおず

そほど【案山子】🔗🔉

そほど案山子⇒そおど

広辞苑案山子で始まるの検索結果 1-8