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広辞苑の検索結果 (8)

かかし【案山子・鹿驚】🔗🔉

かかし案山子・鹿驚】 (カガシとも。「嗅がし」の意か) ①獣肉などを焼いて串に貫き、田畑に刺し、その臭をかがせて鳥獣を退散させたもの。焼串やいぐし。焼釣やいづり。 ②竹や藁わらなどで人の形を造り、田畑に立てて、鳥獣が寄るのをおどし防ぐもの。とりおどし。〈[季]秋〉。日葡辞書「カガシ」 ③みかけばかりもっともらしくて役に立たない人。みかけだおし。 ⇒かかし‐あげ【案山子揚げ】 ⇒かかし‐ひき【案山子引き】

かかし‐あげ【案山子揚げ】🔗🔉

かかし‐あげ案山子揚げ】 長野県の一部で行われる農事の祭。10月10日に(→)案山子2を田から移し庭先に立てて祭る。かかしひき。そめの正月。〈[季]冬〉 ⇒かかし【案山子・鹿驚】

かがせ【案山子】🔗🔉

かがせ案山子】 カカシの訛。浄瑠璃、吉野都女楠「片手をのべ、一突きつけば、こがらしに―の倒るる如くにて」

そおず【案山子】ソホヅ🔗🔉

そおず案山子ソホヅ (ソホドの転)かかし。古今和歌集雑体「あしひきの山田の―」

そおど【案山子】ソホド🔗🔉

そおど案山子ソホド (ソホヅの古形)かかし。古事記「くえびこは今に山田の―といふぞ」

そほず【案山子】ソホヅ🔗🔉

そほず案山子ソホヅ ⇒そおず

そほど【案山子】🔗🔉

そほど案山子⇒そおど

大辞林の検索結果 (5)

あんざん-し【案山子】🔗🔉

あんざん-し [3] 【案山子】 かかし。

かかし【案山子・鹿驚】🔗🔉

かかし [0] 【案山子・鹿驚】 〔「かがし」とも。「嗅(カガ)し」の転か〕 (1)鳥獣が田畑を荒らすのを防ぐために,獣肉・魚の頭・毛髪などを焼いて串(クシ)に刺して立て,その悪臭で追い払うもの。しかおどし。かがせ。 (2)作物を荒らす鳥獣を脅すため,田畑に立てる人形。そおず。[季]秋。《秋風の動かして行く―かな/蕪村》

そおず【案山子】🔗🔉

そおず ソホヅ 【案山子】 〔「そおど」の転〕 かかし。「あしひきの山田の―/古今(雑体)」

そおど【案山子】🔗🔉

そおど ソホド 【案山子】 かかし。そおず。「少名毘古那の神を顕はし白(モウ)せし謂はゆる久延毘古は,いまに山田の―といふぞ/古事記(上)」

かかし【案山子】(和英)🔗🔉

かかし【案山子】 a scarecrow.→英和

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