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○横の物を縦にもしないよこのものをたてにもしない🔗🔉

○横の物を縦にもしないよこのものをたてにもしない 面倒くさがって何もしない。不精であることのたとえ。縦の物を横にもしない。 ⇒よこ【横】 よこ‐のり横乗り】 (馬や自転車などに)横向きに乗ること。跨またがらずに、両足を一方向に出して乗ること。 よこ‐ばい横這い‥バヒ ①横に這うこと。「蟹の―」 ②物価・相場などが、変動のない状態で推移すること。 ③カメムシ目ヨコバイ上科の昆虫の総称。体長3〜13ミリメートル。近づくと横に這って、葉裏にかくれる。オオヨコバイ・ツマグロヨコバイ・イナズマヨコバイなど。植物の汁液を吸収し、またウイルスを媒介するなど、農作害虫も多い。 ツマグロオオヨコバイ 撮影:海野和男 オオヨコバイ 撮影:海野和男 よこ‐はいり横入り】 列に割り込んで入ること。 よこ‐はき横佩】 (横に帯びるからいう)太刀たちの異称。 よこ‐ばしご横梯子】 人の入るのを制するために、梯子を横倒しにすること。また、その梯子。浄瑠璃、傾城反魂香「死骸をかこふ―」 よこ‐ばしり横走り】 横に走ること。よこっぱしり。夫木和歌抄36「いかにせん直路すぐじは行かで足柄や―する人の心を」 よこ‐ばし・る横走る】 〔自四〕 横に走る。為忠百首「―・る葦間の蟹も雪降ればあな寒けとや急ぎ隠るる」 よこ‐はちまき横鉢巻】 頭の横で結ぶ鉢巻。→向う鉢巻→後ろ鉢巻 よこ‐はなお横鼻緒‥ヲ 履物の鼻緒の、前鼻緒から左右に分かれている部分の称。 よこ‐はば横幅】 横の幅。左右の幅。はば。 よこはま横浜】 神奈川県東部の重工業都市。県庁所在地。政令指定都市の一つ。東京湾に面し、1859年(安政6)の開港以来生糸の輸出港として急激に発展。現在、全国一の国際貿易港。人口358万。 ⇒よこはま‐え【横浜絵】 ⇒よこはま‐こくりつだいがく【横浜国立大学】 ⇒よこはま‐じけん【横浜事件】 ⇒よこはま‐しょうきん‐ぎんこう【横浜正金銀行】 ⇒よこはま‐しりつ‐だいがく【横浜市立大学】 ⇒よこはま‐せん【横浜線】 ⇒よこはま‐バンド【横浜バンド】 ⇒よこはま‐ベイ‐ブリッジ【横浜ベイブリッジ】 ⇒よこはま‐まいにち‐しんぶん【横浜毎日新聞】 よこはま‐え横浜絵‥ヱ 幕末・明治初期、横浜を主題とする錦絵の総称。横浜の開港風俗、西洋人の風俗などを描く。画家は2代歌川広重・五雲亭貞秀・3代広重など。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐こくりつだいがく横浜国立大学】 国立大学法人の一つ。横浜高商(1923年創立)・横浜高工(20年創立)・神奈川師範・同青年師範を合併、49年に発足。2004年法人化。横浜市保土ヶ谷区。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐じけん横浜事件】 太平洋戦争下の言論弾圧事件。1942年(昭和17)神奈川県特高警察がでっちあげによる共産党再建謀議の容疑で、雑誌編集者ら数十人を検挙した。過酷な取調べにより獄死者4人を出し、「中央公論」「改造」が廃刊させられた。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐しょうきん‐ぎんこう横浜正金銀行‥シヤウ‥カウ 外国貿易金融を専業とする特殊銀行。1880年(明治13)設立。1946年閉鎖機関に指定され、普通銀行の東京銀行(三菱東京UFJ銀行の前身)として再発足。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐しりつ‐だいがく横浜市立大学】 公立大学法人の一つ。1882年(明治15)創立の横浜商法学校が起源。1949年商学部のみの単科新制大学。52年横浜市医専などをもとに医学部を併置。2005年法人化。本部は横浜市金沢区。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐せん横浜線】 東神奈川から新横浜・町田を経て八王子に至るJR線。全長42.6キロメートル。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐バンド横浜バンド】 (bandは集団の意)アメリカ人牧師バラ(James Hamilton Ballagh1832〜1920)を中心に、1872年横浜居留地で結成されたプロテスタントの青年集団。植村正久・井深梶之助らが輩出。 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐ベイ‐ブリッジ横浜ベイブリッジ】 横浜港横断橋の通称。全長860メートルで世界最大級の斜張橋しゃちょうきょう。 横浜ベイブリッジ 撮影:山梨勝弘 ⇒よこはま【横浜】 よこはま‐まいにち‐しんぶん横浜毎日新聞】 日本初の邦字日刊紙。横浜で1870年(明治3)創刊。貿易情報を主とし、為替相場や船の出入りなどを報道。→毎日新聞2 ⇒よこはま【横浜】 よこ‐ばら横腹】 (ヨコハラとも) ①腹の側面。わきばら。よこっぱら。 ②物の側面。「船の―に穴があく」 よこ‐ばり横張り】 横にひろがること。天草本伊曾保物語「たけは低う、―に、背は屈み」 よこ‐ば・る横張る】 〔自四〕 横の方へ張り出る。〈日葡辞書〉 よこ‐ひき夜興引】 冬の夜明け方、ねぐらへ帰る獣を狙い、犬を引いて猟すること。また、その者。〈[季]冬〉。「―や犬のとがむる塀の内」(蕪村) よこ‐ひだ横襞】 ①横につけたひだ。 ②巾着きんちゃくのこと。 よこ‐ひょうぐ横表具‥ヘウ‥ 書画を横に長く表具すること。また、そのもの。横軸・横額・巻物など。 よこ‐ひょうご横兵庫‥ヒヤウ‥ 女の髪の結い方。兵庫髷わげの髷を片側に倒したものから出て、両側に髷を作ったもの。のち左右の髷が大きくなり、花魁おいらんの髪型「立たて兵庫」を生んだ。 よこ‐びん横鬢】 頭髪の鬢のところ。 よこ‐ぶえ横笛】 管を横に構えて吹く笛の総称。雅楽の横笛おうてき・高麗笛こまぶえ・神楽笛のほか、能管のうかん・篠笛しのぶえなど。〈倭名類聚鈔4よこぶえ横笛】 平家物語に見える女性。建礼門院の雑仕で、滝口の斎藤時頼に愛され、その入道したあとを追い尼になった。→滝口入道 よこ‐ぶとり横太り】 横に太っていること。また、その人。 よこ‐ふぶき横吹雪】 横ざまにふぶくこと。 よこ‐ぶり横降り】 雨・雪などが風のために横ざまに降ること。 よこ‐ぼう横棒‥バウ 横に引いた線。↔縦棒 よこぼり‐がわ横堀川‥ガハ 大阪市中央部を南北に通ずる運河。かつて大川・土佐堀川と道頓堀川とを結ぶ東西二筋あったが、西横堀川は埋め立てられた。 横堀川 撮影:的場 啓 よこ‐ほん横本】 横綴じの本。横に細長く綴じた本。 よこ‐まく横幕】 布を横にぬいあわせて作った幕。また、横断幕。 よこ‐まち横町⇒よこちょう よこ‐まど横窓】 ①家の横にある窓。 ②横長の窓。 よこ‐まゆ横眉】 男子元服後の眉作りで、眉頭を濃く、末をぼかすもの。天井眉。 よこ‐み横見】 ①横の方から見ること。 ②横の方を見ること。横目をつかうこと。わきみ。 よ‐ごみ夜込み】 ①夜中、敵地へ忍び入って荒らすこと。 ②茶道で、早朝まだ暗いうちに客を迎え、終わるころ夜が明ける趣向を楽しむ茶会。暁の茶事。 よこみぞ横溝】 姓氏の一つ。 ⇒よこみぞ‐せいし【横溝正史】 よこみぞ‐せいし横溝正史】 作家。兵庫県生れ。探偵金田一耕助の活躍する風土性や怪奇性の色濃い推理小説を執筆。作「八つ墓村」「人形佐七捕物帳」など。(1902〜1981) ⇒よこみぞ【横溝】 よこ‐みち横道】 ①横に通ずる道路。 ②本道から分かれそれる道路。わきみち。 ③道を横切ること。 ④正道にはずれたものごと。邪道。 ⑤本筋でない事柄。末節。「話が―にそれる」 よこ‐みつ横褌】 相撲で、まわしを締めたとき体の両横に来る部分の称。 よこみつ横光】 姓氏の一つ。 ⇒よこみつ‐りいち【横光利一】 よこみつ‐りいち横光利一】 (名は正しくはトシカズ)小説家。福島県生れ。早大中退。川端康成と共に新感覚派運動を展開し、ついで新心理主義文学に移った。作「日輪」「上海」「機械」「旅愁」など。(1898〜1947) 横光利一 提供:毎日新聞社 ⇒よこみつ【横光】 よこ‐むき横向き】 ①横へ向くこと。 ②横の方面。側面。 よこ‐め横目】 ①顔を前に向けたまま横を見ること。また、そのめつき。ながしめ。「―をつかう」 ②他に関心を移すこと。特に男女間で、すでに相手が決まっているのに、また他の人に目をつけること。浜松中納言物語3「中納言は、大将殿の姫君の世を背き給ひにしにさだまり給ひて、―なくありつき給ひにたる」 ③監視すること。また、その人。歌舞伎、韓人漢文手管始「我々は―の役」 ④横目付の略。好色一代男2「門番にとり入り、―にしなだれ」 ⑤木目や紙の目などが横に通っているもの。横の筋目。 ⑥漢字構成上の名称。「罪」「羅」などの上部にある「罒」の称。→あみがしら⇒よこめ‐おうぎ【横目扇】 ⇒よこめ‐づかい【横目遣い・横目使い】 よこめ‐おうぎ横目扇‥アフギ 板の木目の斜めになっているもので製した板扇。 ⇒よこ‐め【横目】 よこめ‐づかい横目遣い・横目使い‥ヅカヒ 横目で見ること。また、秋波を送ること。 ⇒よこ‐め【横目】 よこ‐めつけ横目付】 武家時代、将士の挙動を検察し、非違を弾劾することをつかさどった者。よこめ。→大目付→目付 よこ‐もくろく横目録】 下輩から貴人に奉る二つ折の横紙の目録。↔竪たて目録 よこ‐もじ横文字】 ①横書きに記す文字。西洋文字・梵字・アラビア文字など。特に西洋の文字の称。 ②西洋語。また、その文章。蘭学事始「これを阿蘭陀渡来ありし後百年余にして―学ぶ事の始めなるよしなり」。「―に強い」 よこ‐もの横物】 ①横に長い形のもの。特に、書画の横長に書かれたもの。 ②横長に表装した軸物。横軸・横額・巻物の類。↔竪物たてもの よ‐ごもり夜籠り】 ①夜深いこと。また、その時。深夜。万葉集3「―に出で来る月の光乏ともしき」 ②神仏に祈願のために夜どおし参籠すること。 よ‐ごも・る世籠る】 〔自四〕 まだ若く、世間を知らない。年が若く、将来がある。春秋に富む。源氏物語総角「少し―・りたる程にて」 よ‐ごも・る夜籠る】 〔自四〕 ①夜が深い。夜中である。夜がまだ明けない。重之集「まだ―・れる心地こそすれ」 ②神仏に祈願のため通夜して参籠する。 よこ‐や横矢】 敵の陣列の側面から射る矢。 よこ‐や横屋】 (出雲地方で)神主または鍵取りの家。その家が神社の片脇にあるからいう。 よこや横谷】 姓氏の一つ。 ⇒よこや‐そうみん【横谷宗珉】 よこや‐そうみん横谷宗珉】 江戸中期の彫金師。江戸生れ。もと装剣金工の後藤家の下職で、片切彫かたきりぼりや高肉彫に優れ、町彫まちぼりの祖となる。主に小柄こづかなどの三所物みところものを製作。(1670〜1733)→片切彫 ⇒よこや【横谷】 よこ‐やま横山】 横たわる山。横に長く続いた山。祝詞、祈年祭「―の如く打ち積み置きて」 ⇒よこやまへ‐ろ【横山辺ろ】 よこやま横山】 姓氏の一つ。 ⇒よこやま‐エンタツ【横山エンタツ】 ⇒よこやま‐げんのすけ【横山源之助】 ⇒よこやま‐しんとう【横山神道】 ⇒よこやま‐たいかん【横山大観】 ⇒よこやま‐またじろう【横山又次郎】 ⇒よこやま‐まつさぶろう【横山松三郎】 ⇒よこやま‐みさお【横山操】 よこやま‐エンタツ横山エンタツ】 漫才師。本名、石田正見。兵庫県生れ。花菱アチャコとのコンビで漫才「早慶戦」などがヒット。映画・舞台でも活躍。(1896〜1971) ⇒よこやま【横山】 よこやま‐げんのすけ横山源之助】 社会問題研究家。富山県生れ。新聞記者となり、島田三郎・二葉亭四迷の影響をうけ、自ら貧民社会に生活してその実態を調査。著「日本之下層社会」「内地雑居後之日本」など。(1871〜1915) →資料:『日本の下層社会』 ⇒よこやま【横山】 よこやま‐しんとう横山神道‥タウ 神道の一派。江戸時代の神道学者横山当栄(当永)が唱道した。 ⇒よこやま【横山】 よこやま‐たいかん横山大観‥クワン 日本画家。名は秀麿。水戸生れ。東京美術学校卒。岡倉天心・橋本雅邦に師事。日本美術院創立に参加、1914年(大正3)これを再興。没線描法(朦朧もうろう体)を試み、墨画にも新境地を開いた。作「生々流転」「夜桜」など。文化勲章。(1868〜1958) 横山大観(1) 撮影:田村 茂 横山大観(2) 撮影:石井幸之助 ⇒よこやま【横山】 よこやまへ‐ろ横山辺ろ】 (ロは接尾語)横山のほとり。万葉集14「眉引まよびきの―の鹿ししなす思へる」 ⇒よこ‐やま【横山】 よこやま‐またじろう横山又次郎‥ラウ 古生物学者。長崎出身。東大卒、同教授。分類名・用語の日本語訳を創案するなど、古生物学の研究・普及に貢献した。著「古生物学綱要」など。(1860〜1942) ⇒よこやま【横山】 よこやま‐まつさぶろう横山松三郎‥ラウ 幕末〜明治初期の画家・写真家。択捉えとろふ島生れ。函館で西洋画法・写真技術を、横浜で下岡蓮杖に写真を学ぶ。陸軍士官学校で写真・石版画などを指導。(1838〜1884) ⇒よこやま【横山】 よこやま‐みさお横山操‥ミサヲ 日本画家。新潟県生れ。川端画学校に学び、青竜社で活躍するが、のちに脱退。豪快な風景画をよくした。作「越路十景」など。(1920〜1973) ⇒よこやま【横山】 よこ‐やり横槍】 ①両軍が合戦中に、別に敵軍の側面から槍で突きかかること。 ②横合いから第三者が口を出して文句を言うこと。容喙ようかい。「―を入れる」 よこ‐ゆき横雪】 風で横ざまに降る雪。建礼門院右京大夫集「袖にもふところにも―にて入りて」 よこ‐ゆれ横揺れ】 ①船や航空機などが左右に揺れること。ローリング。 ②地震で、横の方向にゆれること。水平動。↔縦揺れ よご・る汚る】 〔自下二〕 ⇒よごれる(下一) よごれ汚れ】 ①よごれること。よごれた痕あと。 ②月経。 ⇒よごれ‐とし【汚れ年】 ⇒よごれ‐め【汚れ目】 ⇒よごれ‐もの【汚れ物】 ⇒よごれ‐やく【汚れ役】 よごれ‐とし汚れ年】 12月13日のこと。新年を迎えるために煤掃すすはきをする。→煤掃き節供⇒よごれ【汚れ】 よごれ‐め汚れ目】 汚れたあと。汚れた部分。 ⇒よごれ【汚れ】 よごれ‐もの汚れ物】 汚れた物。汚れた衣服・食器など。 ⇒よごれ【汚れ】 よごれ‐やく汚れ役】 演劇・映画などで、汚れた服装をした人物や世間から好ましくないと思われている人物を演ずる役。 ⇒よごれ【汚れ】 よご・れる汚れる】 〔自下一〕[文]よご・る(下二) ①きたなくなる。相模集「早苗ひき裳裾もすそ―・るといふ田子も我がごと袖はしほどからじな」。「手が―・れる」「―・れた川」 ②けがらわしくなる。不正や低俗なことにかかわる。沙石集10「大臣になさるべき宣旨を聞きて、耳が―・れて覚えつれば、潁川えいせんにてすすぎて帰る也」。「―・れた金は受け取れない」 よこ‐れんぼ横恋慕】 他人の配偶者または愛人に横合いから恋慕すること。「人妻に―する」 よこ‐ろ横絽】 絽の一種。透き目を横に織り出したもの。↔竪絽たてろ よ‐ごろ夜頃・夜来】 ①数夜このかた。幾夜。秋篠月清集「呉竹の葉末にすがる白雪も―経ぬれば氷とぞなる」 ②夜のあいだ。夜のうち。白氏文集天永点「夜来ヨゴロ城外に一尺雪ふる」 よこ‐わり横割り】 ①物を横に割ること。 ②組織内を横のつながりがつくように分割・構成すること。 ↔縦割り

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