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だん‐りん【檀林・談林】🔗🔉

だん‐りん檀林・談林】 ①(栴檀林の略)仏教の学問所。平安時代の檀林寺に始まるが、学問所を檀林と呼ぶようになったのは室町末期で、近世、各宗で設ける。関東十八檀林の類。学寮。 ②寺の異称。 ③談林風。 ⇒だんりん‐は【談林派・檀林派】 ⇒だんりん‐ふう【談林風・檀林風】

だんりん‐こうごう【檀林皇后】‥クワウ‥🔗🔉

だんりん‐こうごう檀林皇后‥クワウ‥ 橘嘉智子たちばなのかちこの異称。

だんりん‐じ【檀林寺】🔗🔉

だんりん‐じ檀林寺】 京都の天竜寺付近にあった日本最古とされる禅院。承和(834〜848)年中、檀林皇后の願によって唐僧義空が開山。室町時代に再興して京都尼五山の一つとなったが廃絶。

だんりん‐は【談林派・檀林派】🔗🔉

だんりん‐は談林派・檀林派】 談林風を奉じた俳諧の流派。 ⇒だん‐りん【檀林・談林】

だんりん‐ふう【談林風・檀林風】🔗🔉

だんりん‐ふう談林風・檀林風】 江戸前期、延宝・天和(1673〜1684)頃に流行した俳諧の一風・一派。もとは江戸の田代松意の一派の結社を指すが、のち大坂の西山宗因を中心とする新風の汎称となる。伝統的・法式的な貞徳流に反抗して、軽妙な口語使用と滑稽な着想によって流行したが、蕉風しょうふうの興るに及んで衰えた。宗因風。 ⇒だん‐りん【檀林・談林】

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