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かん‐とう【款冬】クワン‥🔗🔉

かん‐とう款冬クワン‥ (カンドウとも) ①つわぶき。〈本草和名〉 ②山吹やまぶき。〈伊呂波字類抄〉 ③蕗ふき。〈本草綱目啓蒙〉

ふき【蕗・苳・款冬・菜蕗】(植物)🔗🔉

ふき蕗・苳・款冬・菜蕗】 キク科の多年草。日本各地に自生、食用に栽培。茎は地中にあって甚だ短い。葉柄は長さ30〜70センチメートル、上部に大きな腎臓形の葉をつける。早春、葉に先立って、大きな苞ほうに包まれた花茎、「蕗の薹とう」を生じ、多くの細かい白色頭状花を開く。雌雄異株。葉柄と花茎とは食用。寒地には巨大なアキタブキが、また園芸品種がいくつかある。〈[季]夏〉 フキ(葉) 撮影:関戸 勇 フキ(花) 撮影:関戸 勇

ふき‐いろ【款冬色】🔗🔉

ふき‐いろ款冬色】 ①橙色のうすくくすんだ色。 ②襲かさねの色目。表は経たて赤、緯ぬき黄、裏は黄または青。

やま‐ぶき【山吹・款冬】🔗🔉

やま‐ぶき山吹・款冬】 ①バラ科の落葉低木。茎は緑色で根本から分かれる。春、鮮黄色の5弁花を開く。一重のものは山野に自生し、八重のものは庭園に栽植。茎の髄を山吹髄といい、玩具などに用いる。鏡草。漢名、棣棠。〈[季]春〉。万葉集17「鶯の来鳴く―」 ヤマブキ 撮影:関戸 勇 ②山吹色の略。 ③(山吹色であるからいう)金貨。大判や小判。転じて、一般に金銭をいう。 ④鉱山で、採取した鉱石を溶かして金・銀・銅などを吹き分けること。また、吹き分けたもの。 ⑤鮒ふなのこと。〈日葡辞書〉 ⑥(女房詞)白酒。〈日葡辞書〉 ⇒やまぶき‐いろ【山吹色】 ⇒やまぶき‐おり【山吹織】 ⇒やまぶき‐がさね【山吹襲】 ⇒やまぶき‐しょうま【山吹升麻】 ⇒やまぶき‐そう【山吹草】 ⇒やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】 ⇒やまぶき‐におい【山吹匂】

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