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しに‐うま【死に馬】🔗⭐🔉
しに‐うま【死に馬】
死んだ馬。また、馬をののしっていう語。雨月物語1「この―は眼まなこをもはたけぬか」
⇒死に馬に鍼をさす
○死に馬に鍼をさすしにうまにはりをさす
何の効果もないことのたとえ。
⇒しに‐うま【死に馬】
○死に馬に鍼をさすしにうまにはりをさす🔗⭐🔉
○死に馬に鍼をさすしにうまにはりをさす
何の効果もないことのたとえ。
⇒しに‐うま【死に馬】
しに‐え【死絵】‥ヱ
人気のあった俳優・作家・画家などが死んだ時、追善・記念のために似顔絵などを摺り込んで版行した版画。寛政(1789〜1801)頃から始まる。
しに‐おく・れる【死に後れる】
〔自下一〕[文]しにおく・る(下二)
①死ぬべき時に死なずに生きている。
②その人が死んで、自分だけ生き残る。先立たれる。
しに‐かえ・る【死に返る】‥カヘル
〔自四〕
①幾度も死ぬ。万葉集4「千たびそわれは―・らまし」
②死に瀕している。源氏物語夢浮橋「親の―・るをば」
③(極度のつらさ、おかしさなどを比喩的に)死んでしまいそうなほどである。落窪物語2「―・り笑ふ」。蜻蛉日記中「打出の浜に―・りて到りたれば」
しに‐がお【死に顔】‥ガホ
死んだあとの顔つき。死人の顔色。死面。↔生き顔
しに‐かか・る【死に掛かる】
〔自五〕
もう少しで死にそうになる。
しに‐かくご【死覚悟】
死ぬ覚悟。決死。浄瑠璃、心中天の網島「毎夜毎夜の―」
しに‐がくもん【死に学問】
実際に活用できない学問。
しに‐かけ【死に懸け】
死ぬばかりなさま。瀕死。垂死。
しに‐かさな・る【死に重なる】
〔自四〕
つぎつぎに死んで死体がかさなりあう。保元物語「親死に子討たるれどもかへりみず、いやが上に―・つて戦ふとぞ聞く」
しに‐がて【死粮】
死に臨んでとる食物。源平盛衰記45「これやこの下臈の言ふなる―とは、只今死する者の魚鳥あるべからずとて取りのけさす」
しに‐がね【死に金】
①死んだ時の用意に貯える金銭。浮世床初「伯母さまの―が千五百両」
②ためこむばかりで活用しない金銭。
③無駄に使って役に立っていない金銭。
しに‐かばね【死屍】
(→)「しかばね(屍)」に同じ。
しに‐がみ【死神】
人を死に誘うという神。人に死ぬ気を起こさせる神。「―にとりつかれる」。(作品名別項)
しにがみ【死神】
落語。三遊亭円朝作。ヨーロッパの昔話に基づく。貧しい男が死神に助けられ、医者として金儲けをするが、やがて自分の寿命をなくす話。
シニカル【cynical】
皮肉な態度をとるさま。冷笑的。シニック。→キニク学派
しに‐かわ【死に皮】‥カハ
①死んだ動物の皮。
②垢付あかつき。誹風柳多留22「―と水をさされる売り小袖」
しに‐かわ・る【死に変わる】‥カハル
〔自五〕
①死んで姿を変える。
②死んで再び生まれかわる。
しに‐き・れる【死に切れる】
〔自下一〕
(打消を伴って用いる)そのまま直ちに、または未練を残さず、死ぬことができる。森鴎外、高瀬舟「右の手に剃刀を持つて、横に笛を切つたが、それでは―・れなかつたので」→死んでも死に切れない(「死ぬ」成句)
しに‐ぎわ【死に際】‥ギハ
死のうとするまぎわ。末期まつご。臨終。
し‐にく【屍肉】
死体の肉。
し‐にく【歯肉】
歯茎はぐきのこと。
⇒しにく‐えん【歯肉炎】
し‐にく・い【為難い】
〔形〕[文]しにく・し(ク)
することがむずかしい。やりにくい。
しにく‐えん【歯肉炎】
歯肉の炎症。歯石などの刺激により歯間の歯肉の発赤ほっせき・腫脹に始まり、付着歯肉に波及する。放置すると歯周炎をおこす。→歯周炎
⇒し‐にく【歯肉】
しに‐くち【死口】
「口寄くちよせ」参照。
しに‐ぐるい【死に狂い】‥グルヒ
しにものぐるい。太平記7「是こそ敵の運の尽くる処の―よ」
ジニ‐けいすう【ジニ係数】
所得や資産の分配の不平等度を測る指標の一つ。0〜1の値をとり、1に近いほど不平等度が高いことを示す。イタリアの統計学者ジニ(C. Gini1884〜1965)が考案。
しに‐げしょう【死に化粧】‥シヤウ
死者にほどこす化粧。
しに‐ごう【死に業】‥ゴフ
〔仏〕前世の業報ごうほうによって死ぬこと。死ぬべき業報。太平記32「されども此の人―や来ざりけん」
しに‐ごしらえ【死に拵え】‥ゴシラヘ
(→)「しにじたく」に同じ。浄瑠璃、心中天の網島「われとわが身の―」
しに‐ごもり【死に籠り】
蚕が繭を営む中に死んで完全蛹さなぎにならないもの。死籠繭。
しに‐ざま【死に様】
①死ぬ時のありさま。死に臨んでの、人としてのありかた。しによう。
②まさに死のうとする時。死にぎわ。徒然草「師匠―に銭二百貫と坊ひとつを譲りたりけるを」
し‐ば【死馬】🔗⭐🔉
し‐ば【死馬】
死んだ馬。しにうま。
⇒死馬の骨
⇒死馬の骨を五百金に買う
○死馬の骨しばのほね🔗⭐🔉
○死馬の骨しばのほね
かつては抜群であったが、今は何の価値もないもののたとえ。
⇒し‐ば【死馬】
○死馬の骨を五百金に買うしばのほねをごひゃっきんにかう🔗⭐🔉
○死馬の骨を五百金に買うしばのほねをごひゃっきんにかう
[戦国策燕策](日に千里を走る名馬を求めていた者が、名馬の死骸を500金で買ったところ、その年のうちに3頭の名馬を入手できたという故事から)役にたたない者をまず優遇すれば、すぐれた者が自然に集まって来ることのたとえ。死馬の骨を買う。
⇒し‐ば【死馬】
しば‐の‐みぎり【芝の砌】
霊芝れいしの生えるあたり。転じて、神仙の宮殿または天子の宮殿。続古今和歌集序「―の露も色深く結ばれたるのみにあらず」
しばの‐りつざん【柴野栗山】
江戸後期の儒学者。寛政の三博士の一人。名は邦彦。通称、彦助。高松の人。徳島藩儒から昌平黌しょうへいこう教官となり、松平定信に寛政異学の禁を建議。著「栗山文集」「冠服考証」など。(1736〜1807)
⇒しばの【柴野】
しば‐はし【柴橋】
柴などの雑木でつくった橋。庭園の池などに架けるもの。
しばはま【芝浜】
落語。芝の海岸で大金の入った財布を拾った男が、女房の機転でそれを夢と思い込み心を入れかえてまじめに働き、3年後真相を知る話。
しば‐はら【芝原】
芝の生えた野原。
しば‐びき【芝引】
①太刀の鞘さやの覆輪ふくりんで、鞘尻の刃方はがたに伏せた金具。↔雨覆い。
②火縄銃で、台座の先端。
しば‐びと【柴人】
柴を刈り取る人。
しば‐ふ【芝生】
芝の生えているところ。しばはら。しばち。
しば‐ぶえ【柴笛】
シイ・カシ・南天またはマサキ・ツバキの若葉の縁を唇にあてて吹き鳴らすもの。夏目漱石、こゝろ「若い柔らかい葉を挘もぎ取つて芝笛を鳴らした」
しば‐ぶき【柴葺き】
屋根を柴で葺くこと。また、その葺いた屋根。
しば‐ぶね【柴舟】
(→)「しばのふね」に同じ。
しば‐べや【柴部屋】
柴や炭・薪などを入れておく室。好色一代男7「―にしのびて物の陰より睨のぞけば」
しばまた【柴又】
東京都葛飾区の一地区。1629年(寛永6)日忠が草創した題経寺があり、日蓮手刻といわれる帝釈天たいしゃくてんをまつり、庚申の日は賑わう。
柴又帝釈天
提供:東京都
しば‐み【芝見】
(芝に伏し隠れて見る意)ひそかに敵情を探るもの。忍び物見。ふせかまり。
しば・みる【屡見る】
〔他上一〕
しばしば見る。たびたび見る。万葉集10「あからひく色ぐはし子を―・みれば」
しば‐めか・す
〔他四〕
(→)「しばたたく」に同じ。日葡辞書「メヲシバメカス」
しば‐み【芝見】
(芝に伏し隠れて見る意)ひそかに敵情を探るもの。忍び物見。ふせかまり。
しば・みる【屡見る】
〔他上一〕
しばしば見る。たびたび見る。万葉集10「あからひく色ぐはし子を―・みれば」
しば‐めか・す
〔他四〕
(→)「しばたたく」に同じ。日葡辞書「メヲシバメカス」
広辞苑に「死馬」で始まるの検索結果 1-5。