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ほろ【母衣・幌】🔗⭐🔉
ほろ【母衣・幌】
①鎧よろいの背につけて飾りとし、時に、流れ矢を防いだ具。平安末期には五幅ほどの布帛ふはくで長くなびかせるように作った。室町時代からは内部に籠かご(母衣串)を入れて風をはらんだように作り、指物さしものとして用いた。「保侶」「保衣」などとも書く。平家物語9「紅の―をかけ」
母衣
②「ほろがや」に用いる布。
③風・雨・日光などを防ぐために車につけるおおい。「―馬車」
②「ほろがや」に用いる布。
③風・雨・日光などを防ぐために車につけるおおい。「―馬車」
ほろ‐がや【母衣蚊屋】🔗⭐🔉
ほろ‐がや【母衣蚊屋】
竹または針金を骨とし、母衣の形に作った小さい蚊屋。幼児用。〈[季]夏〉
ほろ‐ぐし【母衣串】🔗⭐🔉
ほろ‐ぐし【母衣串】
室町時代以後、母衣の心しんに入れた籠かご。
ほろ‐つけ【母衣付】🔗⭐🔉
ほろ‐つけ【母衣付】
筋兜すじかぶとの四天の鋲びょうの下にある穴から出してある紐の輪奈わな。俗説に母衣をつけるためという。
ほろ‐ばしゃ【幌馬車・母衣馬車】🔗⭐🔉
ほろ‐ばしゃ【幌馬車・母衣馬車】
幌でおおった馬車。
ほろ‐びき【母衣引】🔗⭐🔉
ほろ‐びき【母衣引】
近世の馬術の技。母衣串ほろぐしにかけた吹貫ふきぬき1反の母衣を背負って長く後方になびかせ、地につかないように疾駆するもの。
ほろ‐ぶくろ【母衣袋】🔗⭐🔉
ほろ‐ぶくろ【母衣袋】
母衣をしまい入れる袋。太平記29「或いは―より母衣取り出して」
ほろ‐むしゃ【母衣武者】🔗⭐🔉
ほろ‐むしゃ【母衣武者】
母衣をかけた武者。
広辞苑に「母衣」で始まるの検索結果 1-8。